社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

8月20日(水)

2014年08月28日 00時31分45秒 | 2014年

  7時起床。直行で小田原へ。最近はずっとオフィスの中での事務作業に従事してばかりだったので、出張というよりも遠足にでも行くかのようなワクワク感がある。

  久しぶりの出張なので何だか気持ちが良く、お客さんとの他愛無い会話も新鮮に感じられた。季節が季節なのでずっと出ずっぱりなのも厳しいが、たまにはこうして外出したほうが良い気晴らしになる。

  小田原から町田まで、ロマンスカーに乗る。車内販売で、湘南ゴールドを使ったゼリーを購入。爽やかな甘酸っぱさがあって美味しい。

  町田から横浜線で町田へ出て、グリーンラインに乗り換えてセンター北に出る。支援先の簡単な事務処理で、その作業自体は30分で終わる。しかし、なんだかんだで話をしていたら、結局1時間半も滞在していた。まあ、私の出張は大抵こういうパターンになる。

  そのまま1時間の時間休暇を取り、川崎競馬場へ。今日は、補助金業務でお世話になっている県のOBのOさんと競馬部のメンバー5人での参戦なのだが、私1人だけ抜け駆けして先にやってきた。17時過ぎに着き、まずはパドックにかぶりつく。空がまだ明るく、綺麗な青空と艶のある馬体のコントラストが美しい。

  パドックの周りには複数の小屋が立っていて、予想屋さんたちがそれぞれの予想を語っている。たくさんの人が集まっている小屋もあれば、そこそこの小屋、全く人気のない小屋など、様々だ。私も色々と参考にさせて頂いたが、あの人たちは一体どうやって稼いでいるのだろうか。

  ウォーミングアップ代わりに軽く馬券を購入し、コースへ出る。川崎競馬場はコースの目の前まで入ることが出来るので、馬を本当に間近で見ることが出来る。特に、馬場入りの時には手の届く距離を馬が駆けていくので迫力満点だし、普通に砂をかぶってしまう。

  今日だけなのだろうか、誘導馬に浴衣姿の女性が乗っていて、私を含む多くのカメラ小僧の視線を釘づけにしていた。未来の女性ジョッキーだろうか。現在は高知や岩手などの地方競馬で女性ジョッキーが活躍しているし(個人的には、高知競馬の別府騎手を応援している)、過去にはJRAにもいた(細江さんとか)。馬に乗るというのは体力勝負の仕事なので大変だとは思うが、もっと増えてくれればいいと思う。

 

  他のメンバーと合流するまでに、2レースを観戦。ゴール目の前にかぶりついて観るレースはとにかく迫力満点で、一瞬たりとも目が離せない。

  後からやってきたメンバーと合流し、Oさんがツテを使って取ってくださった指定席へ移動する。なんと、1番前の席だ。コース全体を眺めることが出来るのでレースの全容が本当によくわかる。クーラーも効いているし、オッズカードも無料で、飲み物も飲み放題。やはり、指定席は素晴らしい。それに何より、大勢でワイワイと予想をしながら、レース結果に一喜一憂するのは楽しい。ちなみに結果はというと、第6レースで三連単(約4,000円)、第7レースで馬単(約20,000円)の馬券を取り、大きく勝った。とんでもなく気持ちよい。

  川崎駅前の居酒屋へ移動し、反省会。とは言いつつも、反省しても次に生かせないことは自明なので、ただただ楽しく飲み食い。

  日付が変わる頃に帰宅。


7月27日(日)

2014年08月10日 12時04分46秒 | 2014年

  昨日、所要で大阪へ行った帰り、途中、豊橋で宿泊することにした。中京競馬場へ行くためである。中京記念(GⅢ)と中京2歳ステークス(OP)が主たるレースといったところだろうか。いずれにしても、それほど大きなレースではない。だから、それほど混まないだろう…と思いきや。

  7時起床。身支度を整え、7時半にホテルをチェックアウト。名鉄豊橋07:45発の特急名鉄岐阜行きに乗る。せっかくなので有料の指定席を購入したら、展望席の一番前だった。展望席があることすら知らなかったので、嬉しい驚き。

  中京競馬場前駅には、8時半過ぎに到着。冒頭、今日はそれほど大きなレースがないから混まないだろうと書いたが、その予想は甘かった。開門前に着いたにも関わらず、入口には長蛇の列が出来ていた。完全な想定外。聞いたところによると、今日は今夏の中京競馬場の開催最終日らしい。それは盲点だった。この競馬場の常連だというおじさんの話によると、今日の混み具合はGⅠレース級らしい。


ここまで来るのにめちゃくちゃ並んだ。

  めちゃくちゃ混雑している競馬場だったが、1人ということもあって、何とかゴール目の前の良い席を確保することが出来た。座席さえ確保できれば、あとは身軽かつ自由に動き回れる。

  1レースのパドックでいきなりゲリラ豪雨に襲われ、馬場状態が早々に「良」から「稍重」に変更になる。これほど強い雨はこの時だけだったが、その後も降ったり止んだりの天気が続いた。しかし、屋外は死ぬほど暑いので、たまの雨は打ち水としての役割を果たしてくれた。ありがたい。


とんでもない雨。

  第1レースから最終レースまで、全てのレースに挑戦する。パドックで馬たちと見つめ合い、涼しい室内で予想を組み立てて馬券を買い、馬たちの馬場入りと同時に自分の座席に戻ってレースを観戦する、という作業を12回繰り返す。更に、その合間を縫って食事をしたり、ターフィーショップでお土産を見て回ったりした。毎回思うことだが、競馬場に来ると本当に忙しい。


ちょっとだけ当たった。


7レースが大荒れで、とんでもない配当金がついた。誰だ、こんな馬券の買ったのは。

  全12レースを終えた結果は、驚くほどの惨敗。15,000円を投入し、帰ってきたのは3,000円弱だった。しかし、1日遊び回れて、12回もワクワクドキドキさせてもらえたのだから、それほど悪くない。

  豊橋へ戻り、「天雅」で天ぷらを食べる。おまかせのコースで、雲丹や鱧、車エビ、帆立にキス、イカ、野菜などを頂く。最後のかき揚げは、天丼にして頂いた。そして、どの天ぷらも、びっくりするくらい美味しかった。中でも目を見張ったのは、大将からサービスで出して頂いたとうもろこし。熱で甘味が強くなっており、食べた瞬間は何かの果物かと思ったほどだった。とうもろこしの最高の調理法は、天ぷらだ。また、このお店は大将が気さくで面白く、楽しく食事をすることが出来た。このお店に来るためだけに豊橋に来たくなるほど、良いお店である。


雲丹と鱧。


車エビ。


帆立と野菜。


驚愕のとうもろこし。

  豊橋20時47分発のひかり534号に乗り、帰途に就く。帰宅は22時半過ぎ。なかなか動き回った1日だった。スマホの万歩計機能を見たら、25,000歩を超えていた。