7時起床。今日は、妻の実家へ伺って、甥っ子たち(妻のお兄さんご夫婦の子どもたち)と遊ぶことになった。奥さん(お義姉さん)が出産を控えて臨月を迎え、遊び盛りの子供たちを外へ連れて行ってあげるのが大変になったことから、ストレスが溜まらないように、ということである。
川越へ出掛ける前に、朝一番に1人で病院へ。風疹と麻疹の予防接種をする。沖縄で麻疹が流行っているというニュースを目にして、妻から念のために受けておくようにと指示を受けた。注射は嫌いだが、娘に移したら大変なので、しぶしぶ承諾した。
病院に向かって歩く途中、あえて線路沿いを歩いて電車を眺める。電車に乗る機会がなくなって、鉄分不足に陥っている。
駅の反対側にある病院で注射を受ける。平日の午前中なのでそれほど混んでいなく、10分ほど待っただけだった。
駅改札を通り越して、東口の駅ビル内にある喫茶店で朝食をとりながら、コンビニで買ってきた競馬雑誌に目を通す。久しぶりのおひとり様タイムだ。時間にすると30分程度だが、ありがたい時間だった。
レンタカーを借り、妻と娘を乗せて川越へ。高速道路が少し混んでいて、2時間ほど掛かった。到着すると既に甥っ子は来ていたが、上のお兄ちゃんはやっぱり帰ると言って帰ってしまったとのこと。難しい年頃なのだ。
まずは、昼食。お義母さんの料理目当てで来たと言っても過言ではない私にとって、いきなりのご褒美である。いざ食べ始めて、甥っ子くん(3歳)の食欲旺盛さに驚かされる。しかも、野菜も好き嫌いなくバクバク食べている。私が苦手なもずくなども、ガンガンかき込んでいた。これは、健康に育ちそうだ。
お腹いっぱいになったところで、遊び開始。彼がお家から持ってきたおもちゃや、私が作った風船アートで遊ぶ。風船で剣や犬、お花を作ったところ、意外なことに一番のお気に入りはお花だった。両手に花をつけてにっこりしている姿は、先ほどまでの食欲旺盛な男の子とは思えないほどの可憐さがある。
その後、2人で近所の小さな森へ行って、どんぐりを拾ったり、自転車競走をしたりと、クタクタになるまで遊ぶ。帰ってきてからは、私も彼もお昼寝。さっきまで元気に走り回っていたのが、眠くなって急に甘えん坊になるところを見ると、やっぱりまだ子どもなんだなーと微笑ましくなる。
夕食の時間になると、上のお兄ちゃんがお義姉さんと一緒にやってきて、一緒に遊ぶ。男の子が2人になると一気に騒がしくなって、風船で剣を作って格闘したり、ビーム光線を発射してみたり、てんやわんやだった。一方で、同じ兄弟でも全然性格が違って、お兄ちゃんに比べて弟のほうが大人っぽいというのが面白かった。ただ、2人ともとても優しい子なので、見ていてこちらまで温かい気持ちになる。特に、デザートの苺の最後のひとつを「これはおばあちゃんの分」と残しておいたり、食べていなかった私のところに持ってきて食べさせてくれたり、自分も食べたいだろうに、この年でこれだけの気遣いが出来るのはすごいと思った。
21時過ぎにお暇する。本当は泊まらせて頂く予定だったのだが、娘がずっと落ち着かない様子でぐずっていたので、慣れたところで寝かせたほうがいいだろうということになった。まあ、2週間ほど前までここにいたのだから、慣れていないというわけではないのだが。
23時前に帰宅。レンタカーを返却し、娘が眠ってから、少し夜更かし。さすがに、私も体力的に疲れた。これほど走り回ったのはいつ以来だろう。