社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

1月5日(土) 所沢探訪。

2019年01月06日 10時38分51秒 | 2019年

 7時起床。今日は、夕方に帰省中の妻と娘をレンタカーで迎えに行くことになっているのだが、せっかくなので朝から車を借りて遊ぶことにした。

 8時にレンタカーを借り、三ツ沢にある「むさしの森珈琲」でモーニングを食べる。このお店はチェーン店で以前に一度別の場所のお店に入ったことがあるのだが、店内の環境がリラックスできるものだったこと、モーニングのメニューが豊富かつ魅力的だったことから、また行きたいなと思っていた。今日は定番のトースト、スクランブルエッグ、ベーコンなどの入ったセットを注文。飲み物はカモミールティーにした。「OLか!」と言われそうだ。ゆったりと朝食をとりながら、今日の行き先について考える。

 東名高速道路から圏央道を通り、入間インターで下りる。最初の目的地は「クロスケの家」にした。狭山丘陵の自然(森や里山)保護を目的に活動している「公益財団法人トトロのふるさと基金」の活動拠点で、大きなトトロの人形が置かれていることから「トトロの家」と呼ばれている場所である。駐車場がないので、2キロ近く離れたパーキングに車を止め、歩いて向かう。周辺には狭山茶の茶畑が広がっている。

 30分ほど歩いて到着し、トトロと対面する。目立たないが、建物の隅っこにはまっくろくろすけもいる。確かに「となりのトトロ」の世界観だ。ただ、良くも悪くも人形が置いてあるだけなので、それほどの感動はない。その割に、所々に寄付金のお願いが書かれていたり、グッズ販売に力を入れていたりして、何となく違和感がある。しかし、彼らはここで集まったお金を基に数多くの森や里山を保全しているのだから仕方あるまい。この手の活動は綺麗事だけでは続かないのだ。

 せっかくなのでこの団体が保全している森も見に行くことにする。とりあえず、車の場所まで引き返す。沿道の景色がいい具合に田舎っぽくて楽しい。

 彼らが所有・保全している森のひとつ「トトロの森・1号地」を散策する。他の保全機関が管理している森も隣接していて、結構広い。何てことのないただの森だが、それが良い。こういう森を大切にしたいという考えには共感を覚える。

 森を抜けた先にあった堀口天満天神社にお参りをする。雰囲気の良い神社だ。空気も澄んでいて気持ち良い。

 別の道を通って戻る。やはり、何てことのない森である。繰り返しになるが、それが良い。

 昼食は、「フライングガーデン」へ。お店の看板を見つけた瞬間、「爆ハンあるじゃん!」とテンションが上がる。北関東を中心にチェーン展開しているお店で、名物は爆弾ハンバーグ。大学生の時に初めて食べて以来、私はこの爆ハンの虜になった。今食べても美味しい。ジャンキーな味ではあるが、半生具合が絶妙なのだ。それに、食べていると学生時代を思い出して懐かしい気持ちになる。

ご飯はガーリックライスに格上げ。大人買いだ。

 「三井アウトレットパーク入間」へ買い物に行く。ビジネス用の革靴や鞄で良いものがあればと思っていたのだが、残念ながら見つからなかった。一方で、たまたま入ったお店で綺麗なブランケットを見つけたので、妻へのプレゼントに購入。かなり遅くなったが、クリスマスプレゼントである。

 所沢の友人の家に遊びに行っていた妻と娘を迎えに行き、帰途につく。アウトレットからの帰宅ラッシュに巻き込まれて入間インターまで辿り着くのにとてつもなく時間が掛かった上に帰りの東名高速が大渋滞(4日も休みだった人たちのUターンラッシュ)で、家に着くのに3時間近く掛かった。帰宅は19時過ぎ。

 妻にプレゼントを渡す。喜んでくれただろうか。娘は箱に喜んでいる。

 娘はお腹の調子も回復しつつあり、おむつかぶれもほとんど治ったこともあって、部屋の中を元気に這いずり回っている。私と会うのが久しぶりだということもわかっているようで、いつも以上にニコニコで甘えてくる。一緒にお風呂に入っても、ずっとベタベタしてきた。それがあまりにかわいくて、私もデレデレである。

 娘が眠ってから夕食。妻がお蕎麦を茹でてくれる。柚子をしぼって食べる。

 23時過ぎに就寝。