社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

3月28日(日)

2010年03月29日 00時22分20秒 | 2010年

  7時起床。8時過ぎに母と弟と一緒に家を出る。今日は、車に乗って佐野にあるアウトレットへ行くのだ。私の内定が決まった時に、お祝いにスーツを一着プレゼントしてもらえることになったのだが、まさかアウトレットといえどもブランド物だとは思ってなかったので、ちょっとびっくりである。佐野到着は、開店時間の10時より少し前。日曜日ということで、すでに敷地内には開店を待つ人たちの姿が多く見られた。


開店直後のディズニーストア。
なぜか、ここだけ開店前から長い列が出来ていた。

  午前中は、とりあえず個人行動。さっそく、目ぼしいお店を順番に回っていく。最初に目についたのは、SHIPSの黒無地のスーツ。とりあえず弟を呼び、生地や機能の良し悪しを見てもらう。彼はファッションに詳しく、SHIPSでアルバイトもしているので、こういう時にとても頼りになるのだ。そんな弟曰く、「このブランドはSHIPSの中でもかなり高級な部類に入るもので、質が高いのは間違いない」とのこと。しかし、それと同時に「でも、合うサイズがなさそう」とも言われる。そして実際、ぴったりのサイズはなかった。残念無念である。

  昼前に一旦集合し、園内にある中華料理屋で昼食。その後、再び個人行動を開始する。続いて目をつけたのは、Paul Smithの黒無地のスーツ。このブランドにしては珍しく、ごく普通のシンプルなデザインである。しかし、実際に試着をしてみると、Lサイズでは肩が少し窮屈で、XLサイズだとブカブカになってしまった。また、ジャケットのウエスト部分のしぼりが強すぎて、何となく不自然な格好に思えた。

  園内を一回りして、「さて、どうしたものか」と悩んでいる時に、弟から「Tomorrow Landのスーツが良かったよ」とのアドバイスをもらう。さっそく行ってみると、デザイン・サイズ共にピッタリのスーツがあった。しかし、ネックは色が紺色だということ。今現在私が持っているスーツは2着ともに紺色なので、今回は黒が欲しかったのだ。そこで、店員さんに事情を説明する。すると、「同じタイプの黒はありませんが、チャコールグレーではどうでしょう」と、全く想定外の言葉が返ってくる。そうか、チャコールグレーという選択肢があったのか。さっそく試着してみると、これが見事にしっくり来て、その場で即決。腕を詰めるのに10日ほど時間がかかるため、すぐに持ち帰りとはならなかったが、当初考えていたよりも良いものを見つけることが出来て良かった。

  後半は、基本的に3人一緒に行動する。途中で休憩を挟みつつ、16時前まで歩き回った。結局、母は鞄、弟は帽子2つと靴下に、就活用のネクタイを購入。私も、ついでにスーツ用のベルトを一本購入した。合計で6時間近くも滞在したのでさすがに疲れたが、それぞれお目当ての品を買うことが出来たので良かった。


午後になると、どんどん人が増えていく。


休憩中に食べた、スタバの「ベリーのクラフティ」

  帰り道の途中でスーパーに寄って食料品を買ってから、18時過ぎに帰宅。今回買ってもらったスーツは、アウトレットの商品とはいえど、今の私にはもったいないクオリティのものだ。それをプレゼントしてくれたというのは、単なる内定祝いではなく、「それに見合う社会人になるように」という親の願いが込められているように思えてならない。それ想いに答えるためにも、来月から始まる仕事に全力で取り組み、一日も早く一人前の社会人になりたいと思う。