京の話題

12000年以上続いた「平安京」の文化・寺社仏閣・お祭り等を紹介します。

京の話題(平安京その507)不思議な名前、衣笠の奥に鎮座する・不思議不動院

2013-03-19 00:12:08 | 京の話題

正式には「真言宗・大北山大宝寺不思議不動院」という。初代貫主の酒井圓心師が不動明王の夢を見て、「難渋苦労している人々を救うように」とのお告げを得て開いた。金閣寺の西一帯から原谷、蓮華谷へと続く広大なお狐山の山域一帯を霊地とする真言宗根本道場です

Dsc01958

Dsc01957

ご本尊の「不思議不動尊」を中心に、右に「弘法大師」、左に「宇賀の神」をお祭りしてあります。撮影もOK、おおらかなお寺です。しばらく、ここの方とお話していました。

Photo_3

Photo_4

Photo_5

なぜ、不思議不動院という名前が付けられているのか…それには、参拝者がたくさんの有り難いご利益を授かったことに由来しています。
お不動様がおまつりされたお堂には、悩みや苦しみを抱えた、たくさんの方が熱心にお参りをされたのだとか。すると、「お不動さんにお参りすると、悩みや苦しみから解放された」「病気が治った」「不思議なことが起こった」などと、お不動様から様々なご利益を授かったと言う方が絶えなかったそうです。それ以来、「不思議なことを起こしてくれるお不動様」という評判が広まりました。また、当時のお不動様には名前がなかったため、「不思議不動明王座像」という名が付けられました。
現在、お不動様は本堂におまつりされています。境内にも多くの、お不動様が祀られています。

「天将不動尊」

1

Dsc01953

「一光戒厳地蔵」、盲目の青年が日夜心教を唱え、三年余りで、一刀彫りで制作し、未完成のままで亡くなりましたが、初代「圓心」師んぼ目にとまり、このお寺に奉納されました。

Photo_6

こちらの見どころは、不思議不動明王坐像様やかぼちゃ大師様以外にも、たくさんの神様・仏様が安置されていることです。
本堂前には、商売繁盛のご利益がある「お狐稲荷大明神社」、眼病平癒にご利益のある「一光開眼地蔵菩薩」、骨の病気にご利益のある「天将不動尊」、学業成就にご利益のある「天龍神大神」、その他にも安産や子宝、人間関係円満などのご利益が授かるといわれています。

「不思議・一念必救子授け地蔵尊」

Dsc01949_2

Photo_7

Dsc01944

Dsc01951

Dsc01948

「お狐稲荷大明神」

Photo_8

その他、さほど大きな境内では無いですが、境内での神様・仏様が多くおられます。衣笠の山の中で、ここまでは少し時間がかかりますが。御利益は満載です。私も、護摩木を奉納して来ました。

ぜひ、足を延ばして参拝を。次回の「不思議不動尊」の行事は5月12日(日)「春季柴燈大護摩法要」です。

北区衣笠赤阪町

(たわごと)  やはりユーロはぜい弱な、為替。キプロスが大大変.かなり以前にユーロは危ないと書きました。http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20120612トルコの下に有る、ほんの小さな国、人口60万人位の小さな国が、大変です。この国の、貯蓄額のほとんどが海外からのものです。今日から、その貯蓄に10%の税金が課せられる、寝耳に水の貯蓄者。課税される前に貯蓄を引き出そうとしてもATMはストップです。怒りで、ブルドーザーでATMに突っ込む人も。

大半は、ロシアからのの資金です。またしても、ユーロの価値は暴落です。まあ、こんな小さな国で、全ユーロ圏のユーロが失墜するわけが有りませんが、ロシアの、とある資産家の大損。ユーロの暴落。またもやはじまった、この小さな国からの、ユーロ諸国の金融危機の兆候ですか?

やはり、世界の「通貨軸」はUSドルです。(陰でこっそり”中国”が世界の通貨軸を”人民元”に狙っています。恐ろしい)