また、清涼寺ですがこのお寺のは以前紹介しました。(http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20120124
http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20120125)
このお寺の詳細は上のアドレスを参照下さい。
しかし今日は一年に一度の、ご開帳と、有名な「京都三大念仏狂言」と「三大火祭」が一度に有ります。
梅もほころびもうすぐ春です。この春を告げる、「嵯峨念仏狂言」十万上人が大念仏として始めれたものです。釈迦堂の大念仏は、弘安2年(1279年)の始行と伝えられ、応永年間(1414年ころ)にはすでに恒例化していたことが知られています。
「阿弥陀如来」でユーモラスな狂言です。
「羅城門」鬼が通行人を襲い、源頼光が鬼と出会い、兜を取られますが、鬼の片腕を落とし、退治する話です。
いずれもセリフの無い、ガンデンデン、ガンデンデンのおはやしで進行していきます。
(あと大念仏狂言は、壬生大念仏狂言とゑんま堂大念仏狂言です)
そして、夜になりいよいよ火祭。この大松明柱に火を付けます。本来、お釈迦様を荼毘にしたことが始まりです。その年の稲作の豊凶作を占うものとし、江戸時代の米相場を判じるなど庶民の幸せを託します。
ここへ、皆の願いを書いた護摩木を燃やします。その日からこの大松に点火します。(京都三大火祭です)
このお祭りで、春が訪れます。(他二つは、鞍馬の火祭と、五山の送り火です)このお祭りで待ち続けた春が訪れます。
右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46