京の話題

12000年以上続いた「平安京」の文化・寺社仏閣・お祭り等を紹介します。

京の話題(平安京その158)山門の前が電車通りの・広隆寺ー1

2012-03-12 00:13:20 | 京の話題

このお寺は路面をはしる一両の嵐電を降りるとすぐ前に南大門が有ります。

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何か、この一両の電車と南大門がマッチングしているみたい?この門は元禄15年(1702年)に再建されたと言う事です。

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この電車道に有る南大門(楼門)をくぐり中に入ると敷石の道が有ります。

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この敷石先は本堂となり、「上宮王院」が建っています。ここ年に一度(11月22日)に開扉される「聖徳太子像」が安置されています。

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広隆寺は歴代天皇が即位大礼に着用した「黄櫨染」(こうろぜん)の御束帯が贈られることになっています。現在の太子像は今上天皇の御衣を着ておられます。

上宮王院の西側に庫裏、その奥に八角堂の「桂宮院」が竹林に囲まれていますが、散策時は改修中の為この「桂宮院」は見られませんでした。

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次回は、このお寺の歴史と「上宮王院」をちょっとのぞいてみます。

右京区太秦蜂岡町32