お彼岸さんの少し前ですが、私の、菩提寺のお寺に御参りしてきました。(寺名は本寿寺です)
モノ心ついたときから、このお寺に御参りしてきましたが、宗派は日蓮宗でその他、寺伝は一切分かりません。(そのうちつくるとさ)しかし「鳥辺山に有る事から、江戸幕府前期の、元亀・天正以前から創建された事は間違いないと確信します。(建造物は後期として。自説、しかしだいいたい当ってますね、ほとんどはずことは有りません。自画自賛!)
ただ、自慢できるところは、このお寺に「お俊・伝兵衛」のお墓が有る事です。
浄瑠璃の登場人物で、井筒屋伝兵衛は祇園の遊女、お俊に惚れられて、横恋慕する横淵官左衛門を殺します。二人は聖護院の森で心中前に兄と母親に助けられて逃げ延びます。元禄(1688~1704年)のころ京都で起きた心中事件を素材とした「近頃河原達引」(ちかごろかわらのたつのひき)の外題で脚色されました。「身代りお俊」などとしても歌舞伎にもなりました。(こんな有名なお墓がこのお寺に有るとは!!!)
そのようないわれの有るお寺が私の菩提寺なんて、不思議です。しかしこのお寺の寺伝は無く、以上の事から考察すると、元禄年間(1688年~)以前のものと推測されます。
庫裏も立派な物です。
鐘楼も立派です。
ただ、不明なのはこの像です。私の、思うには「日陳上人」かな???(年代から考慮してそう考えます)どなたか、教えてください。
本堂も、二十年前ごろ修復されました。ほとんど私が出費しました(これはウソ、そんなお金が有るわけがりません)
梅もきれいに咲いています。
梅は咲いたか~桜は・・・まだや!!!
寒の戻りも終われば、あちこちで、梅が楽しまさせてくれるでしょう。花粉症の方は大丈夫ですか?
もうすぐ、平安京その200です。また、平安京200回記念にはちょっと趣向が有ります、御期待を。
日蓮:辻説法で教えを広めた日蓮宗の開祖(法華宗)建長5年(1253年)
東山区五条橋東6