ブリコラージュ

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手近にあるものを上手につかう

熊本のお城 荒木田土と稲わら

2017-01-17 09:21:33 | 地域
熊本のお城 荒木田土と藁 

一昔前の人々は身近なものを上手に活用していた。
田んぼの粘土質の土と稲わらを活用するのもその一つ。

古い記憶から、
棟梁がフネに土を入れて練っていた事を思い出し、
家屋の土壁をよくよく見ると藁の名残。
さて、藁と土。現代にもそれらの材料はあるが
どのような種類のものか……。
軸組工法を行なういくつかの建築事務所他を検索すると、
土壁の材料は稲わらと荒木田土が使えるようだと分かる。
半信半疑で両者を混ぜて世話をする。
12月末に出来あがった土壁用土を穴のできた
所に塗り込む。徐々に乾いていくので使えるそう。
もっとも素人の作業、どこまで効果があるのか定かではない。
が、出来る事をやるしかない。
解体作業を優先せざるを得ない工務店を待っていても
前に進まないのだから。


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