竹を細工 茶杓風
半年ばかり寝かせておいた竹を使い
茶杓風に仕立てた。
タメを作る度に、割れたり、裂けたり、ささくれたりと
特徴のようなものが現れた。がそれが
竹、竹の持ち味なのだから、沿うのが早道。
職人のようにはいかぬもの。だけど
流行り病の時代、無心に竹を磨く時間は
すてがたい。