ブリコラージュ

あらっ、不思議!!

手近にあるものを上手につかう

熊本のお城 石段に落ち葉

2016-09-24 09:50:40 | 地域
熊本のお城 石段に落ち葉



熊本城の長塀と坪井川に並行するように小道がある。
この道には足を休めて長塀を眺められる休憩コーナーが数カ所設けられており
場所によっては石段には画像のように隙間が出来ていた。
その幅は大人の指2本分以上はありそうで落ち葉がたまっていた。

画像は市役所から歩いて5分ほど、
画像の近くにはビルがあったものの、
今は土の上に鉄骨組や土止め木板、重機……。
お城の頬当御門への道を防ぐ倒壊石垣の撤去作業が始まったと
9月22日ごろ、新聞等で報じられた。
その一方で下通りのアーケードでは、
市民団体等が熊本地震で「一部損壊」と判定された
住宅への支援制度を熊本県等に求めるため署名運動を行なったと
毎日新聞は2016年9月20日付けで報じていた。

さまざまな意味での「差」が
徐々に浮き彫りになっていくのだろうか……。
長塀に並行する小道で9月2日2016年撮影。

熊本のお城 長塀に覆い

2016-09-19 08:27:41 | 地域
熊本のお城 長塀に覆い



熊本地震で崩れた坪井川沿いにある
重文の長塀にも覆いがかけられた。
覆いによって漆喰や泥の流失が食い止められるとするならば
修理の際に、それらが資材のひとつとなる可能性があるのもしれない。
土塀にしろ、漆喰壁にしろ、板にしろ
それらの材料は練ったり、のばしたり、寝かしたりと
時間・手間がとてもかかるもの。
昔日の棟梁をはじめ大工さんや左官さんは
材料の塩梅をみながら、向き合い、副っていたのだろう。
市役所側から8月27日2016年撮影。

熊本のお城 馬具櫓あたり、踏ん張る石垣

2016-09-13 08:14:11 | 地域
熊本のお城 馬具櫓あたり、踏ん張る隅石




坪井川沿いの倒れた長塀にかけられた
白い覆いを間近に見ると
修復の見通しが立たないような印象を受ける。

さて、飯田丸の手前にある、馬具櫓であろうか、
石垣は崩れているもののこの櫓も隅石が踏ん張っている。
5月5日には膨らんだ石垣を見、6月14日には崩れた石垣を見た。
手前に立つ「特別史跡 熊本城」と刻まれた石柱(写真左手)も
5月5日の時点で既に回転していたが、この石も回転したまま。
飯田丸は鉄骨アームで支えられているが数多くの所がイタンだまま。

坪井川沿いで、9月2日2016年撮影。

熊本のお城 阿蘇くまもと空港ライナー くまモン

2016-09-09 08:13:08 | 地域
熊本のお城 阿蘇くまもと空港ライナー くまモン



くまもんライナーに乗って、熊本空港まで小さな旅。

豊後街道(肥後街道)の宿駅として、そして疎水の町として知られる
肥後大津。この町のJR肥後大津駅南口から、益城にある熊本空港まで
「阿蘇くまもと空港ライナー」が運行していて、所要約15分。
搭乗券を持っていなくても乗車でき、料金は無料。
空港のショッピングコナーへ大津から買い物に行くといった使い方も○。
阿蘇くまもと空港ライナーはミニバン、車体には「くまモン」が描かれていて
タイヤの部分がちょうど「くまモン」の足辺りになる構図。
あたかも「くまモン」が超速で走るかのように思えて、
くまもんライナーといったところか。
震災の被害をうけてはいるものの
阿蘇のすそ野に広がる田園風景、実を結ぶ野菜や樹木、
たくましい自然の風景を眺められるのも魅力のひとつ。
詳細は「阿蘇くまもと空港ライナー」をみてね。

※なお、9月1日2016年現在、豊肥本線は熊本ー肥後大津の運行。
 肥後大津の先(東 方面)にあたる、豊肥本線の立野から赤水間は、
 線路災害(土砂流入)発生しているため、大分方面へは行くことはできない。

肥後大津駅南口で9月1日2016年撮影。

熊本のお城 東十八間櫓 熊本大神宮

2016-09-06 08:49:44 | 地域
熊本のお城 東十八間櫓と熊本大神宮



夏雲の下、お城の内堀を担う坪井川、
千葉城町側にある東十八間櫓に押しつぶされた熊本大神宮……。
天守は8月28日の雨で屋根の土が流れ落ちたのか、
白っぽくなり、夏草も目立たなくなったような感じ。
雨で大気の汚れが地上に舞い降りたのか、空も澄んでいる。

5か月目をむかえようとして、
市役所内では被災に係わる罹災証明書の申請・発行をはじめ
応急修理、解体、などなど相談会や申請受付が続いているが、
日常の暮らしは少しずつ戻っていると考えたい。
市内ではクレーン等を目にするところが増えた。

熊本市役所で8月30日2016年撮影。