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胃癌日記73

2013-02-28 18:54:48 | 闘病

                    胃 癌 日 記 73

               -スキルス胃癌手術から1年半(2013年6月9日)の日々-

 -2013年の正月3が日はファミリーで長兄宅訪問に初詣にハイキング-

 2013年の正月を迎えた。元日の午後からは恒例の兄J宅へ連れ合いと2人での訪問。元旦はJの誕生日でもあり、年賀をかねての訪問だ。J宅に到着後まず父母と長兄の仏壇に参り、後はJとの話。Jは今年も旨そうに酒を飲みながら、昔の思い出話や最近の福祉切捨て、弱者切捨ての政治経済に怒り、相変わらずの矛盾だらけの政治への義憤、最近のいろんな気になることや心配事などをたくさん話した。酒を飲まない私は、たまに突っ込みを入れるがもっぱら聞き役。酒を良く飲むのは心配ではあるが、この歳になると頑張って酒を止めなくても、肝機能もそう悪くもならず酒が飲めるということで健康で幸せなんだなーと、最近そう思う。それにしても、私よりほぼ9歳上だが、物事の本質を見抜く力は老化することなくまだまだたいしたものだ。

 2日はファミリーで北野天満宮へ初詣。現在中学3年生の上の孫Yの高校合格祈願と下の孫の習字の上達祈願。わがファミリーは全く無宗教、無信心ではあるが、願いがかなうように形の上だけでも祈願をして、ある種安心感を実感する為の初詣か。

 私自身も、スキルス胃癌の手術後、転移もなくほぼ順調に健康を回復してきていることへの感謝、家庭円満への感謝などを形だけでもしておきたいといった気持ちがある。

 という訳で2013年1月2日、連れ合い、長女、孫Y、孫Tと私の5人で京都の北野天満宮に出発した。西院から歩いて白梅町へ、そこで次女と合流し北野天満宮に向かった。北野天満宮では、上の孫の受験がうまく行くよう祈願し下の孫は書初め。

 「私も」

 と言って、連れ合いと次女も書初めをする。私は、スキルス胃癌を無事乗り越えられてきていることに感謝し、健康と体力回復と家庭平和とこれからの人生の幸運を、柄にもなく神頼みした。

 初詣の後は円町にある次女の家に寄り、お餅で遅い昼食を採ってその後再び西院まで歩いて戻り、大阪の家に戻った。

  翌1月3日は恒例の正月ファミリーハイキング。今回はポンポン山へ、メンバーは連れ合い、次女、下の孫Tと私の4人。上の孫のYも、昨夜ボソッと、

 「俺も行こうかな。」

 などと言っていたが、とりあえず受験でもあり今年は残念ながら不参加。何かと自立していく年代なので、最近は家族と一緒にどこかへ行くといった機会があまりないのだが、Yも小さいときにはよくハイキングに連れて行っており、やっぱり山が好きなのかなあと思ったりした。まあ、試験が終われば、ハイキングなりびわこバレーにスキーにでも連れて行ってやるか、と思った。

(続く)

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