伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

母との面会

2023年02月05日 | 日常生活・つぶやき



母は酸素マスクをつけ、酸素吸入をしていた。
・・・・・



先月、入院している施設から電話があり、
母の容体が思わしくないとのことだった。

昨年の年末にも一度連絡があり、
少し様子が良くないという話だったが、
その時からなかなか回復していないという事だった。

面会は出来るかと聞いたら、
コロナで面会が制限されているが、
特例として面会が出来るというというので、
この前、姪と一緒に面会をして来たのだ。

面会制限があるのに特例とはどういうことだろう?
それほど悪いのか、と、心配が大きくなった。



面会をした時、母はベッドに寝ていて点滴もしていて、
意識はなさそうだった。
苦しそうに息をしている。
姪が大きな声で呼びかけると、一度目を開けた。


その時以外は目も開けられず、横たわったままだった。

24時間、あのままで苦しそうにしているだけなのだろうか。
食べ物もほとんど食べられず、寝たままで。

考えたくないが、このままもうあまり長くはいられないのだろう。
・・・・・



家にいると、いろいろ母のことを思うことがある。
料理のこと、洗濯のこと、掃除のこと、
家のキープの仕方、いろんなことを教えてくれたのは母だ。

その母がなんであんなことになっているのか、今。
どうして?と思う。


認知症が酷くなった時は私に手を上げたこともあった。
まず脳が破壊されるのだ。
脳が言うことをきかなくなる。
そしてその次には体が破壊されてゆく。

始めに脳が動かなくなり、そして次には体が動かなくなってゆく。
動く元気すらなくなって行き、
あとはただ寝たまま息をしているだけの状態になってゆく。
こんな理不尽があるのかと。

いつまでもつのか。
分かるのは、かなり良くない状態だということだけだ。
・・・・・

どうすることも出来ない。
このような状態になってしまったからには。
ただ動けない母を見ているだけという無力感が募る。



・・・
姪がこの前、もう一度面会に行って来た。
始めに見た時より症状が進んでいる気がした、と言う。
もう動けずベッドに横たわって苦しそうにしているだけの母。
ベッドで息をしているだけの生き物になってしまった。

私もまたもう一度行こうと思っている。
出来れば毎週見に行こうと思っている。







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