アラン・ドロンはきらいだった。
でも死去のニュースを聞いたとたん寂しくなった。
ついにこの時が来たのか。
美男の代名詞であった。
昭和の大スター、昭和の最後の大スターかもしれない。
誰もがその名を知るスター、スキャンダルでもスター級、
大スターなるものはスキャンダルさえ養分にして、
さらに大きく飛躍してゆくものなのかと思わされた存在。
その彼も時代には逆らえなかった、
もう時代は令和、どんどん時代は進んでゆくのを痛感する…
残念、R.I.P
日本では「笑点」の小遊三さんがネタにしているので、
それで知った人もいるかも。
時事ドットコムニュース
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024081800188&g=int
アラン・ドロンさん死去 仏俳優、「太陽がいっぱい」
時事通信 外信部
【パリ時事】「太陽がいっぱい」など多くの映画に出演し、
「二枚目スター」の代名詞として日本でも女性ファンをとりこにした
フランスの俳優アラン・ドロンさんが死去した。88歳だった。
仏メディアが18日、報じた。
時々、新聞にニュースが報じられることもあった。
最近でも銃の不法所持が見つかったというニュースが新聞に載っていた。
どんなニュースであれ、
ああ彼は元気でいるのだなと生存確認をしていたような感じだった。
それでもとうとう力尽きた。
甘いマスクで日本人女性にも大人気だった。
けれども私には甘すぎた。
目が大きすぎたのかもしれない。
顔が濃かったからかも。
有名だったけれど好きになれなかった。
きらいと思いながらも彼の映画は見た方だ。
彼の出演する映画は質が高かったから。
テレビ放送やビデオ、そして映画館でも見た。
代表作「太陽がいっぱい」はテレビ放送で見たと思う。
Alain Delon / Plein Soleil (Movie Clip)
太陽がいっぱい(映画)/ アラン・ドロン
777mylene
https://youtu.be/HgbtspZOBEM?si=pgnvH2X3Um1j4vIi
「太陽がいっぱい」のダイジェスト映像だが、これだけでもスリリングだ。
テレビで見ながらはらはらしすぎて、とても見ていられず、
チャンネルを変えたことを覚えている。
ルネ・クレマンの演出が冴えていた。
そしてラストのどんでん返し---というか、衝撃のラスト。
ドロンの映画で見たのは、
「冒険者たち」「ボルサリーノ」「あの胸にもう一度」
「太陽が知っている」「サムライ」「さらば友よ」
「若者たち」などなど
テレビで見たものが多い。
一番良かったのは「冒険者たち」かな。
多分ビデオで見た。
ドロンのある種のいやらしさが全くなくて、
ロベール・アンリコの青春賛歌に溶け込んでいて見事だった。
寡黙な殺し屋「サムライ」は最高にクールだった。
チャールズ・ブロンソンとサシで勝負した「さらば友よ」、
ドロンの器の大きさを思い知らされた。
出演作にギャング映画が多いのは、
軍隊経験があり銃の操作に慣れていたからだ。
きらいと言いつつ、アラン・ドロンの俳優としての映画の選び方、
自己プロデュースの天才的な確かさ、
それらは認めざるを得なかった。
ああ、本当に寂しい。
2023年にはヘルムート・バーガーが死去していたが、
彼のことも取り上げたかったけれどそのチャンスがなかった。
京都新聞ではヘルムートの死去は取り上げられず、
いつ亡くなったのか知らなかった。
YouTubeの動画で、2023年に亡くなった俳優たちという特集で、
彼の死去を知ったのだ。
彼についても追悼したい。。。
ヘルムートこそルキノ・ヴィスコンティに愛され、
その後の人生が変わった人だ。
ヴィスコンティの「地獄に堕ちた勇者ども」を見て、
そのあまりのエキセントリックさにいやでも強烈に記憶に残った。
そしてその次に見た「雨のエトランゼ」で
あまりの美男ぶりに完全に夢中になった(;^ω^)、
ヘルムートはエキセントリック好きな自分には完全に好みだったかも。
↓このトリビュートで彼のエキセントリックさが十分分かる。
Helmut Berger - Tribute
VERENA
https://youtu.be/LPZsoJS8emg?si=Pi66foaUoT_0BuET
神経質そうで神経症的で、
人間的には薄っぺらな感じがあった。
顔が整っているだけ、という感じもあった。
だから俳優としては大成しなかったのだろう…、
ヴィスコンティに愛された、というだけで映画史に残る、、
それでいいのだと思う。
ヘルムートも安らかに---
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でも死去のニュースを聞いたとたん寂しくなった。
ついにこの時が来たのか。
美男の代名詞であった。
昭和の大スター、昭和の最後の大スターかもしれない。
誰もがその名を知るスター、スキャンダルでもスター級、
大スターなるものはスキャンダルさえ養分にして、
さらに大きく飛躍してゆくものなのかと思わされた存在。
その彼も時代には逆らえなかった、
もう時代は令和、どんどん時代は進んでゆくのを痛感する…
残念、R.I.P
日本では「笑点」の小遊三さんがネタにしているので、
それで知った人もいるかも。
時事ドットコムニュース
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024081800188&g=int
アラン・ドロンさん死去 仏俳優、「太陽がいっぱい」
時事通信 外信部
【パリ時事】「太陽がいっぱい」など多くの映画に出演し、
「二枚目スター」の代名詞として日本でも女性ファンをとりこにした
フランスの俳優アラン・ドロンさんが死去した。88歳だった。
仏メディアが18日、報じた。
時々、新聞にニュースが報じられることもあった。
最近でも銃の不法所持が見つかったというニュースが新聞に載っていた。
どんなニュースであれ、
ああ彼は元気でいるのだなと生存確認をしていたような感じだった。
それでもとうとう力尽きた。
甘いマスクで日本人女性にも大人気だった。
けれども私には甘すぎた。
目が大きすぎたのかもしれない。
顔が濃かったからかも。
有名だったけれど好きになれなかった。
きらいと思いながらも彼の映画は見た方だ。
彼の出演する映画は質が高かったから。
テレビ放送やビデオ、そして映画館でも見た。
代表作「太陽がいっぱい」はテレビ放送で見たと思う。
Alain Delon / Plein Soleil (Movie Clip)
太陽がいっぱい(映画)/ アラン・ドロン
777mylene
https://youtu.be/HgbtspZOBEM?si=pgnvH2X3Um1j4vIi
「太陽がいっぱい」のダイジェスト映像だが、これだけでもスリリングだ。
テレビで見ながらはらはらしすぎて、とても見ていられず、
チャンネルを変えたことを覚えている。
ルネ・クレマンの演出が冴えていた。
そしてラストのどんでん返し---というか、衝撃のラスト。
ドロンの映画で見たのは、
「冒険者たち」「ボルサリーノ」「あの胸にもう一度」
「太陽が知っている」「サムライ」「さらば友よ」
「若者たち」などなど
テレビで見たものが多い。
一番良かったのは「冒険者たち」かな。
多分ビデオで見た。
ドロンのある種のいやらしさが全くなくて、
ロベール・アンリコの青春賛歌に溶け込んでいて見事だった。
寡黙な殺し屋「サムライ」は最高にクールだった。
チャールズ・ブロンソンとサシで勝負した「さらば友よ」、
ドロンの器の大きさを思い知らされた。
出演作にギャング映画が多いのは、
軍隊経験があり銃の操作に慣れていたからだ。
きらいと言いつつ、アラン・ドロンの俳優としての映画の選び方、
自己プロデュースの天才的な確かさ、
それらは認めざるを得なかった。
ああ、本当に寂しい。
2023年にはヘルムート・バーガーが死去していたが、
彼のことも取り上げたかったけれどそのチャンスがなかった。
京都新聞ではヘルムートの死去は取り上げられず、
いつ亡くなったのか知らなかった。
YouTubeの動画で、2023年に亡くなった俳優たちという特集で、
彼の死去を知ったのだ。
彼についても追悼したい。。。
ヘルムートこそルキノ・ヴィスコンティに愛され、
その後の人生が変わった人だ。
ヴィスコンティの「地獄に堕ちた勇者ども」を見て、
そのあまりのエキセントリックさにいやでも強烈に記憶に残った。
そしてその次に見た「雨のエトランゼ」で
あまりの美男ぶりに完全に夢中になった(;^ω^)、
ヘルムートはエキセントリック好きな自分には完全に好みだったかも。
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VERENA
https://youtu.be/LPZsoJS8emg?si=Pi66foaUoT_0BuET
神経質そうで神経症的で、
人間的には薄っぺらな感じがあった。
顔が整っているだけ、という感じもあった。
だから俳優としては大成しなかったのだろう…、
ヴィスコンティに愛された、というだけで映画史に残る、、
それでいいのだと思う。
ヘルムートも安らかに---
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