伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

PANTAを追悼する

2023年07月28日 | 音楽


骨折した足を見てもらいに整形外科のお医者さんへ行って来た。
あと一週間。
一週間したら治ってると言われた。
何とか頑張ろう(;_;)。
(それでも腰は痛いが…(T_T))
フィギュアスケート衣装デザイナー伊藤聡美さんも腰痛だそうだが、
死ぬほど痛い注射を打ったとのこと。
もしかして自分も打たなければいけないだろうか?
いやだ。(T_T)それだけはイヤだ~(T_T)



---------------



PANTAが亡くなった時、彼について何か書いておきたくて、
少しばかり書いたが、他の記事に紛れ込ませて触れただけだった。
独立してカテゴリーに入れたわけではなかった。

今もYouTubeで動画をずっと見ていて、
ますますPANTAの凄さ、才能、魅力にハマってしまってる(^^。
そこで改めて記事を立てて音楽のカテゴリーに入れることにした。



書いた記事をまとめただけになるが、YouTubeの動画を見るにつけ、
PANTAは日本のロック…というか、
日本語で歌うロックをごく自然に高い完成度で実現していたと思う。

メロディに日本語を乗せていく才能、
ロックのリズムに歌詞を合わせる才能。

PANTAこそが(もしかしたら)日本語ロックの王道を行く、
日本のロックの金字塔だったのではないか、とまで思ってしまった。
稀代のメロディーメイカーでもあるとも思う。
歌詞は文学的で曲は歌詞によく合ったメロディーラインとリズムを刻む。


それが無料でYouTubeで動画が見られる。
いい時代になったもんだ(T_T)


頭脳警察という色のつきすぎたバンドが出発点だったのが、
今まで誤解をしていた理由かもしれないし、
もっと評価されるべき人だったのでは、とも思うのだ。


9月1日にお別れ会が開かれるそうだ─




-----------------


以下、始めにPANTAの訃報を聞いた時に書いた文章から─
まとめ1



ああ・・・PANTAさんが亡くなってしまわれた・・・。
新聞の訃報欄で知った。。
学生運動華やかなりしころ、ロックバンド「頭脳警察」率いて、
過激な内容で学生たちの支持を集めた。
頭脳警察は伝説のバンドだ。



京都新聞

PANTAさん死去
「頭脳警察」ボーカル
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1062607
(1部抜粋)
日本のロック黎明期から活躍したバンド「頭脳警察」のボーカル
PANTA(パンタ、本名中村治雄=なかむら・はるお)さんが
7日午前10時44分、
肺がんのため東京都清瀬市の病院で死去した。
73歳。」

「1969年、ドラマー石塚俊明さんらと頭脳警察を結成。
学生運動の嵐が吹き荒れる中、
「世界革命戦争宣言」「銃をとれ」などが若者らの人気を集めた。
過激な内容から72年のアルバム第1作は発売中止、
第2作も発売1カ月で回収になった。

75年に解散。ソロ活動などを経て、頭脳警察の活動を再開させた。」



PANTAは頭脳警察の過激なころはあまり知らないのだが、
ソロになって、落ち着いてからの方が味わい深かった。
カッコいい男だった。

「裸にされた街」という曲が好きだった…。

なにごともなかったみたいだ
街をいく人の顔は
あれほど深かった傷あとも消して
季節のよろめきに身をまかす
・・・・・



学生運動の熱狂と嵐が去ったあとのむなしさを描いていて、
ああ、これで70年代のあの狂乱の時代は終わったのだ、
そう納得させられた歌だった・・・。
あの曲を聴いては失ったものの大きさに悄然としていた日々。
PANTAは最高の詩人だった。


闇の中を子供の群れが
松明を片手に進む
100、200、300と、死に場所を求めて
誰ひとり声も立てずに

裸にされた街に
乾ききった風が砂ぼこり舞立て
愛しすぎてた街に
色とりどりの朝がまた来る─



YouTubeに動画が上がっていた…

裸にされた街
Panta & HAL - トピック
https://youtu.be/vM6qeJ2h2M0


大好きな歌だった。
何度聞いても素敵・・・名曲中の名曲。


ご冥福をお祈りいたします・・・。


----------------


↓2度目に書いた記事より
まとめ2


昨日、ずっとPANTAの動画を見ていた。

ロックバンド「頭脳警察」は名前を知っていたくらいだったが、
「裸にされた街」はラジオで聞いて知ったのだと思う。
PANTAがソロになってからの曲だ。

もちろん時代が違ったのでライブには行ったことがない、
が、ラジオで聞いた曲に惹かれ、
確か「PANTAX WORLD」というタイトルの、
PANTA(著?)の本をいつだったか買ったのだった。
彼の写真とPANTAの曲の歌詞が書いてある本だった。

それを読んで、「裸にされた街」に衝撃を受けた。


あのように詩的で文学的な、まるで詩のような歌詞だというのに、
抒情的なメロディに完全に乗っていた。

とくに100、200、300と畳みかける歌詞の部分が、
メロディにぴったり合っている。
こんなに歌詞と曲が一体となって心を揺さぶる歌があったのか、
と、そこに強烈に惹かれた。
PANTAの詩人としての才能、そして外見にも惹かれたのだと思う。


頭脳警察=過激、という噂だったが、
PANTAはそんなレッテルを超えていて、レッテルには収まらない、
もっと音楽的にすぐれた、
音楽そのものが素晴らしいのだと、
楽曲そのものが魅力に溢れているのだと
そういう存在なのだと認識を持った。

そしてPANTAは男の魅力に溢れていた。
カッコよかった。
「頭脳警察」の先入観が覆された。
ある時期(ほんの少しの間にせよ)私はPANTAに恋をしていた。


「つれなのふりや」はレゲエのリズムを取り入れていてカッコいい─
やはり曲が完全に日本の歌詞に合っている。

Panta & HAL つれなのふりや
hetareyota
https://youtu.be/ZAzOGY91sbI







「裸にされた街」の歌詞


裸にされた街(PANTA&HALの曲)

なにごともなかったみたいだ
街を行く人の顔は
あれほど深かった傷あとも消して
季節のよろめきに身をまかす

闇の中を子供の群れが
松明を片手に進む
100、200、300と、死に場所を求めて
誰ひとり声も立てずに

裸にされた街に
乾ききった風が砂ぼこり舞いたて
愛しすぎてた街に
色とりどりの朝がまた来る─

祈りを忘れたシスター
言葉をなくした詩人
笑いを拒んだ子供たち
叫びを捨てたRock'n Roller

浮気な時間はいつだって
勝手に流れを変えちまう
ことわりも無しに突然に
追いかけても無駄なことだよ

裸にされた街に
乾ききった風が砂ぼこり舞立て
愛しすぎてた街に
色とりどりの朝がまた来る─


*歌詞を読んだだけでは味わいがなくなってしまうのが残念。
PANTAの歌う歌を聞いてこそ、この詞が生きてくるように思う。


(追記:
「裸にされた街」は始めのフレーズ、
「なにごともなかったみたいだ」という始まりの一節から私には衝撃だった。
この歌詞がメロディに完全に乗っていて、
そしてハッキリとした歌い方で歌詞を聞かせる唱法…、
新鮮だった)


------------------



PANTAが亡くなったと聞いて急にYouTubeで動画巡りをし始めたのだが、
亡くなったことより、
晩年のPANTAがブクブクに太っていたのにものすごくショックを受けた💦。
白髪を長くして後ろで結ぶのはまあ、いい。
しかし頬のたるみは如何ともしがたい。
まるで別人だった。
あんなに精悍でカッコよかったPANTAだったのに、
何がどうしてこんなになったのか…
ショックだった…。
長く病を患って、顔にしまりがなくなったのかもしれない。

自分はやっぱり所詮どうしようもないミーハーなのだ(>_<)。
PANTAの若いころのあのカッコよさに痺れていたのだった…

ただ、70代になっても、病を得ても音楽への情熱は変わりなかったようだ。
亡くなるひと月前にもステージに立っていたという。
PANTAは根っからのミュージシャンだったのだ。


----------


PANTAが「頭脳警察」を始めた時は学生運動が華やかやりしころで、
学園祭や学生集会などでバンド演奏の機会があって、
学生たちに受けたため、過激な内容の曲を演奏するようになった。
しかし過激な曲は受けるから演奏していたまでで、
本来はもっと純粋なロック、純粋な日本語ロックをやりたかったらしい。

長く「頭脳警察」の過激なイメージに囚われ苦しんだようだ。
歌詞は文学的で詩人という感じだし、
むしろロマンチックな面もあったと思う。


亡くなるまでロック魂を貫いたPANTAはやっぱり生き方そのものがカッコよかった。
ロックそのものというライブがカッコいい。
バンドの佇まいがカッコいい。


動画巡りで初めて知ったがPANTAは左利きだった。

そしてタモリさんの「笑っていいとも」に出演していたのも初めて知った。
(桑田佳祐の監督映画「稲村ジェーン」に出演したころ)
すごく饒舌で早口で、タモリが脱線しそうになるのを、
上手に自分の話に持ってゆく。
長々と喋っていてちょっとびっくりした。
若くてカッコいいころだった。


もう一つカッコいい動画

1980 パンタ&ハル ルイーズ
masatorihouse
https://youtu.be/dcHnvuIiOeo


聞き取りにくく、何を歌っているか良く分からないが、
結構過激な歌詞だ。が、リズムセクションやリフレインがカッコいい。



↓良い記事なので

日刊ゲンダイDIGITAL
https://news.yahoo.co.jp/articles/036946a60cfea916b4b3f00684b433bfe9fd56af
追悼・PANTAさん(頭脳警察)時代に抗い続けた反骨のロック魂
7/12(水) 9:06配信
(山田勝仁/演劇ジャーナリスト)






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映像の世紀・ビートルズの革命2

2023年06月22日 | 音楽

遅くなったが…、
NHK総合の「映像の世紀 バタフライエフェクト」で
─ビートルズの革命 青の時代─
というビートルズ特集の後編が放送された。

映像の世紀バタフライエフェクト
https://www.nhk.jp/p/butterfly/ts/9N81M92LXV/

NHKプラス
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2023061907387
映像の世紀バタフライエフェクト ビートルズの革命 
そしてルーシーは宇宙を行く



ビートルズの活動期間はわずか8年だったが、
その後半の映像を見るのはなかなかつらいものがある・・・。


1966年以降、ビートルズは演奏活動を中止した。
さまざまな要因があったと思うが、まだ若いメンバーが、
世界のどこへ行ってもコンサート会場とホテルの往復のみで、
監禁状態のような生活に疲れ果てたこともあるだろう。

65年のアルバム「ラバーソウル」で、ビートルズは
すでにトータルコンセプトのあるアルバム作りをしていた。
それまで─、ビートルズ以前のLPレコードは、
シングル曲を寄せ集めたもの、というのが常識だったが、
そのころからビートルズはアルバム自体をひとつの作品として考えていた。
自然とスタジオでのアルバム作りに意欲的になっていったこともあるだろう。

今までアルバムを作品として捉えたミュージシャンはいなかった。
それはポップス界では革新的なことだった。

そうしてスタジオに軸足を移したあと、
とうとう「サージェントペパーズ」(67年)という
ポップス史上最高作と言われるアルバムを作り上げた。





「映像の世紀・バタフライエフェクト」では、
ビートルズと60年代を重ねて描いていた。
1960年代という時代そのものが若者の時代となっていった。
変革の時代であったこと、
ビートルズは恐らくその象徴的な存在であっただろうことなどが
映像から読み取れた。
ヒッピー文化、そしてドラッグ、当時流行していたものと、
ビートルズも無縁ではなかった。



当時のソ連では西側のポップスは禁止されていた。
にも関わらずソ連の若者は隠れてビートルズを聞いていたことなど、
「バタフライエフェクト」お得意の、政治とロックミュージックの関わりという形で
ソ連の若者事情を詳しく描いていた。

エストニアという、当時ソ連に属していた国のミュージシャンのことなど─
ビートルズと並行して東側の若者の自由への希求に重点を置いていた。

ペレストロイカを進めたゴルバチョフも登場した。
彼がエストニアで若者たちと話し合う映像もあった。

徐々に自由化してゆくソ連と、
東側のビートルズに影響を受けた若者たち。
時代がダイナミックに変換してゆくその波の中にビートルズもいたのだ。

そしてビートルズの解散━

それも時代に抗えない波の一つであったのだろう…。
だが彼らが社会に与えた影響は大きかった。
東側が次々と独立してゆき、自由を希求するうねりは、
自由に音楽を聴きたいという動きともリンクしていた。

2003年、ポール・マッカートニーはロシア・モスクワの赤の広場で
コンサートを開き2万人を集めたという。
なんと「バタフライエフェクト」はその時の映像、
ポールがモスクワで「バック・イン・ザ・USSR」を歌うコンサートの様子を流した。
こんなお宝映像があったとは…。

さらにポールがゴルバチョフ氏と会い、
握手を交わすというとんでもないお宝映像もあった─


少しソ連や東側の政治と若者の動向の描写に傾き過ぎていた気がしたし、
ビートルズとそれらを絡めるのが強引すぎる気もしたが、
それがあの時代だったのだ、と
ビートルズも時代の波に揉まれていた、
あの時代とは切り離せない、時代と共にあった存在だ、と。
ある意味で説得力のある番組作りだったかもしれない。



最近でもビートルズを日本語で歌うシリーズを
動画にいつも上げている人がいる。
こうしてビートルズは今も歌い継がれている─

「【ビートルズ高校】小野リンダ先生」のバック・イン・ザ・USSR。

【ビートルズ】ソ連に戻った(Back In The U.S.S.R.)
【日本語で歌ってみた】
【ビートルズ高校】小野リンダ先生
https://youtu.be/KEfGLBEfvTo




「ノルウェイの森」を直訳(正確な訳)にして歌っている
「ノルウェーの家具」笑も━

【ビートルズ】ノルウェーの家具(Norwegian Wood)
【日本語で歌ってみた】
【ビートルズ高校】小野リンダ先生
https://youtu.be/PZ3hFqf1x7g





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映像の世紀・ビートルズ革命

2023年06月14日 | 音楽

NHK総合テレビ「映像の世紀・バタフライエフェクト」で
ビートルズの特集が組まれた。
2週連続で前後編で2回に分けて放送される。


NHK 映像の世紀バタフライエフェクト
https://www.nhk.jp/p/butterfly/ts/9N81M92LXV/

https://www.nhk.jp/p/butterfly/ts/9N81M92LXV/blog/bl/pwNd0m2dAp/bp/ppJ1Bxz1WK/
ビートルズの革命「赤の時代」「青の時代」2週連続で放送!

赤の時代・青の時代というサブタイトルは
ビートルズのベスト盤、赤盤・青盤から取ったのかな?と思ったら
やっぱりそうだった。


「映像の世紀バタフライエフェクト」では、
6月に「ビートルズ」を2週連続で取り上げます。

バンド誕生から世界中の若者に与えた衝撃、
世界の政治体制にまで及んだ影響を、
彼らのベスト盤にちなんで「赤の時代1962~1966」と
「青の時代1967~1970」の二つの時代に分けて描きます。

ビートルズは世界をどう変えたのか。
ビートルズファンの方もそうでない方も、
きっと人生のどこかで関係している物語です。




-----------


ものすごいお宝映像が満載でびっくりした。
番組はビートルズの成り立ちを1から紹介して追ってゆく。
近ごろはビートルズを聞いたことのない人もいるだろうから、
こうして1からビートルズの歴史を振り返るのもいいものだと思った。


何より、伝説となっていたイギリス王室の方々を招いての
ロイヤルコンサートでジョンが発した有名なMC、
「安い席の方は拍手をしてください」
「あとの方は宝石をジャラジャラ鳴らしてください」・・・

ジョンの物怖じしない皮肉たっぷりの発言、
あの時の映像が残されていたとは思わなかった…びっくりした。
それを放送してくれたのだから…驚きだ( ゚Д゚)


Twitterに上げてくれてる↓

映像の世紀バタフライエフェクト
https://twitter.com/nhk_butterfly/status/1668543732977680386



もうひとつ、初めて聞いたエピソードで、
イギリスでは1960年に徴兵制が廃止されたということで、
そのためジョンもポールも徴兵制から免れた。
もし徴兵制の廃止のタイミングががほんの少しでもずれていたら、
ビートルズの結成はなかった、と。
二人ともどこかの部隊に別々に配属され、
出会うことはなかっただろうというのだ。
…それも運命といえるだろう…。

マネージャーのブライアン・エプスタインのインタビュー映像もあった。
ビートルズがエプスタインのプロデュースで人気を得たことが分かる。
エプスタインはユダヤ人でゲイだったけど、知的で穏やかで
彼の在りし日の姿を見られたことも良かった。


彼らが影響を受けた黒人ミュージシャン、
リトル・リチャードの「ロングトール・サリー」の歌唱場面もあった。
すごくカッコいい。今見てもすごく新鮮だ。
驚いた。
彼らが憧れるわけだ。


当時、特にアメリカでは人種差別がまだ厳然とあり、
公民権運動などが勃興して来たころだ。
ビートルズは黒人音楽(ソウルミュージック、ロックンロール)
への傾倒から差別意識がもともとなかった。
それもあり、黒人へのコンサートの席の隔離をなくしたりしたという。
今まであまり語られて来なかったことだ。




ビートルズは若者に熱狂的に迎えられたが、
人気が沸騰するにつれ、
彼らを歓迎する人たちばかりではないことも番組は浮き彫りにしていた。
保守的な人たちは彼らビートルズに反発、批判をした。
ビートルズが叩かれていたことも番組は取り上げていた。
ビートルズが必ずしもすべての人に歓迎されていたわけではないということも。

パイオニアというのは往々にしてそういう運命なのだと思った。
革命的な存在は保守的な人たちには受け入れがたい、
煙たがられるのだということを番組は強調していた。


ビートルズは音楽だけではなく、当時の社会にも影響を与えたことが分かる。
人気が出るにつれ、社会問題へと否応なしに発展していった。
彼らの存在は既成社会を揺るがすものとなって行った。
社会全体を変革してゆく象徴だったことがあの時代を通して
分かる番組作りだった。
後編も楽しみにしたい。


*おりしもポールがビートルズ「最後のレコード」なるものを発表した。
「ナウ・アンド・ゼン」というジョンの曲を
AIを使ってデモ音源から再生したという。
まだまだビートルズは話題に事欠かないということか。



NHKブラスで視聴可能
https://www.nhk.jp/p/butterfly/ts/9N81M92LXV/episode/te/W4W1WR9XMN/


ビートルズは今もポップミュージックに携わる人たちの
お手本といっていいかもしれない。
↓こういう動画が頻繁に上がってる。

【ひとりビートルズ】Let It Be / レット・イット・ビー
(One Man Beatles Cover)
Moopies / ムーピース
https://youtu.be/7eDlAuiaIeU



ポールが一ヶ所ミスタッチした部分もそのままコピーしてるのが良い♪


↓気になっていたブルーレイ
ルーフトップコンサートの完全版

ザ・ビートルズ:Get Back Blu-ray コレクターズ・セット
【Blu-ray】
13,382円
2022年07月13日
ディスク枚数: 3枚(Blu-rayDisc Video3枚)
収録時間: 156分/173分/138分

内容紹介
伝説が現代に甦る、42分間のラスト・ライブ。
いま、世界は “4人”の本当の姿を知るーー

●ザ・ビートルズの最後のアルバムとなった「レット・イット・ビー」。
57時間以上にも及ぶレコーディング・セッションを収録した
貴重な映像とサウンドがついに甦る。
未発表音源を含む150時間以上もの音源も使用。




スカパー16日間無料視聴期間が来たので
スティングやらプリンスやらマイケルやらを録画しまくろう🎶
「砂の惑星」も、、
HDDの残量がなくなってしまうけど(>_<)




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忌野清志郎・Toshlが羽生展に潜入?

2022年05月03日 | 音楽
最近、京都で震度2くらいの地震が多い。
昨日も揺れて、またか、と思った。
これらは余震である日突然すごいのが?…と思ったり。
(何にも対策してない…やっぱり何なりと備えておくべきかも)





(ちょっとずつ訂正追加してます(;^_^A)



-----




5月2日は忌野清志郎の命日だった。

忘れていたが、
NHK BSでRCサクセションのコンサートを放送していて、
そうだったな、と、今年もこの日が巡って来たのだな…と、思い出した。



「伝説のコンサート RCサクセション1983サマーツアー」
というタイトルのその番組を録画した。

渋谷公会堂でのライブをリマスターした映像だった。
今見てもまったく色褪せない清志郎のパフォーマンス。
油の乗った時期のライブ映像を見ることが出来た。





RCサクセションの名前は確か、80年代までは知らなかった。
70年ころに清志郎を中心にフォークバンドとして活動していたらしい。

仲井戸麗市の古井戸の名前は何となく知っていたが。。


その仲井戸麗市(ギター)が忌野清志郎と仲が良く、
ある時、RCに参加することになり、
RCはその時にロックバンドに転身したようである。



今回のライブ映像を見たら、
改めて言うまでもないが仲井戸チャボ麗市がものすごくカッコいい。
ギタリストとしての存在感も抜群だしルックスも抜群でカッコよすぎだ。
ギターを弾くスタイルも様になっていて、痺れるようなカッコよさである。

チャボが加入することによって、
RCサクセションは清志郎との2枚看板で急激に人気が出たのだと思う。


忌野清志郎はロックバンドに転身する際に、
ローリング・ストーンズの映像を研究し、
ミック・ジャガーのパフォーマンスを参考にしたそうだが、
確かにミック・ジャガーに強い影響を受けているだろう。

ステージを軽々と飛び回り走り回る清志郎の独特の動きは、
けれども日本人の観客の心をつかんだ。
存在感はチャボ同様凄まじく、カリスマというに相応しい。





そして清志郎の歌唱方法。

日本語の言葉の響き、というか、はっきりした日本語の使い方、
一つ一つの言葉を噛み締めるようにメロディーに乗せて歌う歌唱法は
清志郎独特の独自のものだ。

潔いほど日本語がはっきりしていて、
一音一音、一言一言が清志郎の歌唱法と重なって痛切に響き渡る。

よく日本のロックシンガーの人が日本語の「たちつてと」を
英語風に気取って発音したりするが、清志郎はそのような発音は一切しない。

はっきりとした日本語で、自分の訴えたい言葉をソウルフルに歌う。
それが単純なラブソングであっても、心に響くのは、
清志郎のこのはっきりした発音の歌唱法によるものだと思う。


つくづく忌野清志郎はキング・オブ・ロック。
亡くなって10年ほどになるが、古さを全く感じさせない。
彼のような突出したパフォーマーは、日本のロック界でも数少ない、
最高峰のものだった。



PLEASE +4 [ RCサクセション ]
2,093円




そして5月2日はX JAPANのHIDEの命日でもあった。
自分はHIDEが死んだ時に初めて彼の名前を知ったくらいだから、
そのころはX JAPANのことはあまり知らなかったのだ。
YOSHIKIとToshlくらいしか。



けれどもワイドショーでHIDEのお葬式を生中継していた時、
身を捩るように「Forever Love」を歌っていたToshl(当時はTOSHI)
を見て衝撃を受け、TOSHIに否応なく惹かれた。
それからTOSHIのコンサートにも行ったが、
あのお葬式の時には、すでにTOSHIは洗脳されていたのだった…。





+++



X JAPAN、Toshlと言えば…。


Toshlのツイッターとブログに「羽生結弦展2022」のことが
ついに書かれていた(@_@)



🎏龍玄とし🎏
https://twitter.com/Toshlofficial/status/1521011695430213633?cxt=HHwWgoCp1YGF3JsqAAAA
今日の Toshl NEWS!アメブロ更新!龍玄とし
『ついに!羽生結弦展 2022 極秘潜入チャレンジ!?』
https://ameblo.jp/toshl-official/entry-12740590388.html
えっ?え〜!?チェケLOVE

龍玄としオフィシャルブログ
https://ameblo.jp/toshl-official/entry-12740590388.html
ついに!羽生結弦展 2022 極秘潜入チャレンジ!?


https://ameblo.jp/toshl-official/entry-12740770540.html
ヤバイよヤバイよ 羽生結弦展 極秘潜入チャレンジ PART2
(早くも第二弾が登場)



Toshlさんは本当に羽生結弦が好きなんだなあ…と改めて思った。
2019年に共演してからデレデレ💦で、単なるファンになってる。
「羽生結弦展2022」に正体を知られないように潜入できたのだろうか?




将棋の羽生善治さんの奥さん、
羽生理恵さんも「羽生結弦展」へ行っていたというし、
案外意外な人が行ってるのかも?





Toshlのブログを見ると、本当に高島屋の前まで行ってるし、
多分、極秘潜入したのかもしれない。

身バレしなかったのかな?
すごく分かりやすい人だし( ´艸`)
変装したのかな?



天衣無縫というか、あっけらかんとしているというか、
明るいToshlのこのハマり方を見てると、
いやなことや、モヤモヤしていることなどが吹き飛んでしまう…。
こんな風に深く考えず何事も明るく捉えて生きていたいもの。




それにしてもToshlは羽生選手とFaOIで共演してから、
羽生結弦選手に傾倒し、今では単なるファンになってしまって…。


Toshlはすごく素直で純粋な人で一途なところがあるし、
いくつになっても少年のような繊細な感受性があって…
思い込んだら一直線なんだろう。

感激屋さんでもあるし、これと信じたらどこまでも信じ抜く。
そういう性質なんだろう。





羽生選手との出会いはToshlにとって、人生のあらゆることにおいて
よっぽど衝撃的な出来事だったんだろう。
「クリスタルメモリーズ」を捧げられて泣いてたもの…


ずっと羽生選手を気にかけてくれていて、
(忘れずにいて…いやファンになってるし)それはすごくうれしいことで。




それを見守るToshloveさんたちが優しい。

(羽生展へ)行くと思ってた、行きたいだろうな、
我慢出来なかったんだね、等々。

温かく見守ってあげてるという感じ。
ラブさんたちの中でも羽生展へ行っている人がいるようだし、
彼女たちの優しさとユーモアにはいつも本当に癒される。



とと🎏さんツイ
お借りします
https://twitter.com/Toshlmoke/status/1521057784531668993



このイラストが笑える
ラブさんたちのユーモアは最高だ。
Toshlを見守る目が温かいし…いつも癒される




5月7日TBSでゴールデンにまた
羽生選手を取り上げている番組があるそうで
録画を忘れずにしなければ


『炎の体育会TV』5/7(土)
羽生結弦が毎晩食べてる!? アスリートの激ウマ勝負メシSP【TBS】
https://youtu.be/NuahqOlN8NM



羽生結弦が毎晩食べてるというのはギョーザでは?
最近TBSが羽生選手に寄ってるような。
というより「炎の体育会TV」が羽生選手を取り上げる頻度が多いような?…。





スポルティーバ 羽生結弦
日本フィギュアスケート2021-2022シーズン総集編:
集英社ムック – 2022/4/25


能登直カメラマンの数々の写真が見もの



↓キスクラ予約再開(6月予定)



婦人画報増刊 特別表紙版 2022年 06月号 [雑誌]
1,300円
2022年04月30日

こちらも在庫切れ(>_<)再販はないのかな



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特別寄稿「羽生結弦が記す4回転半の真実」~(KAZIムック)
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2022年05月07日

現在在庫切れ 在庫切ればっかり…



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1650円(税込)

「アーティストが語る羽生結弦」



MUSE ON ICE
伊藤聡美
4,730円(メーカー取り寄せ)

2022年04月18日




GW中に開催されてる京都での伊藤聡美の出版記念展
せっかくだからもう一度行って来ようかな、

MUSE ON ICE 伊藤聡美出版記念展
会場:Gallery SUGATA(京都市中京区室町通二条下ル蛸薬師町271-1)
会期:2022年4月16日(土)~5月8日(日)

開館時間:11時~18時
入場料:500円

https://www.su-ga-ta.jp/
– MUSE ON ICE –
フィギアスケート衣装デザイナー
伊藤聡美出版記念展






Toshlも行ったかもしれない?「羽生結弦展2022」
こちらもGW中の開催
そうか…Toshlはマスカレイド衣装が見たいのかな?





羽生結弦展2022
日本橋高島屋S.C. 
2022年4月20日(水)~5月9日(月)
https://artexhibition.jp/topics/news/20220318-AEJ674877/

https://artexhibition.jp/topics/news/20220329-AEJ735066/
【羽生結弦展2022】オリジナルグッズ情報のまとめページ

羽生結弦展2022の公式グッズ通販ページ(雑貨温泉)
https://zakkaonsen.stores.jp/

商品一覧
https://zakkaonsen.stores.jp/?category_id=623bd1217d1161701460cdd5

展覧会予約サイト
https://art-ap.passes.jp/user/e/hanyu_yuzuru2022/tickets





https://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/departmentstore/topics/1_2_20220415150626/?category=event#contents
羽生結弦展2022 日本橋高島屋S.C. 展覧会グッズ販売状況


ボールペン全3種が早々と完売、
などグッズは展示会では売り切れが多くなってるみたいだが、
先でよければ(10月)通販もある。
Toshlはグッズを買ったのかな?



ファンタジー・オン・アイス公式サイト
https://fantasy-on-ice.com/



チケット情報 ぴあ
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2203582&afid=Q04&tid=2204449


FaOI静岡公演のツアーが組まれてたが、完売した模様

読売旅行
https://www.yomiuri-ryokou.co.jp/kokunai/search.aspx?c1=110&c2=5100&c3=&provide=18&utm_content=205168046&utm_medium=social&utm_source=twitter&hss_channel=tw-420916977



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ニューイヤーオペラコンサート

2022年01月04日 | 音楽

1月3日はNHK Eテレの「ニューイヤー・オペラコンサート」を見た。
毎年、生放送でオペラコンサートを放送している。

ウィーンフィルのニューイヤー・コンサートもよいけれども、
日本人のオペラ歌手たちが勢揃いするこちらも
とてもゴージャスなので楽しみなのだ。



久しぶりにオペラのアリアを聞いた。
やっぱり歌手たちの技巧を凝らした歌を聞くのは心の贅沢だな、と思った。

普段はアリアを聞くことがないので
歌手の人たちは誰一人知らない人ばかりだったが─。


今年は観客を制限していたが、客も入り拍手もあった。

豪華な舞台装置で、演出というか、合唱隊の配置も良かった。
客のいない2階に合唱団がいて、
彼らもまた歌に応じて振りつけをしながら歌う。
彼らの衣装も正装で女性は美しいドレスで
それがより一層豪華に見えた。

ソロの女性歌手もとても豪華なドレスを着た人ばかりで
それを見るだけでも贅沢な気分になる。
男性歌手はタキシードの正装で
こちらもきりりとした雰囲気が漂う。



曲目は「私のお父さん」といったような超有名曲はあまりなく、
知らない曲もあったが、もちろん知っている歌も多くあった。


「トスカ」より「星は光りぬ」はとても好きな曲なので、
歌唱も良かった。
男性歌手の素晴らしい技量の熱演がよかった。


「道化師」より「衣装をつけろ」も好きな歌なので期待したが、
こちらの男性歌手はわりとあっさり歌っていたようだった。

昔ドミンゴの歌う「衣装をつけろ」をテレビで見て、
その熱演が頭に焼きついていたからかもしれない。


番組の途中でこれまでNHKが放送したオペラコンサートでの
有名歌手のさわりを紹介した企画も工夫があって良かった。



一番良かったのが歌手の人たちが勢揃いして歌う
ヨハン・シュトラウスのオペレッタ「こうもり」からの合唱曲。

それぞれ豪華なドレスにタキシードの正装で
楽しいオペレッタの曲を歌い、お正月の華やいだ気分が
より一層盛り上がった。


途中で一曲、歌手たちが揃って歌い、
そしてフィナーレでも「こうもり」からの曲で賑やかに締めくくられた。


ウィーンでは確か
「こうもり」は大晦日に演じられる演目だったような。

また「こうもり」を見たくなってしまった。



オペラを生で見たことはないが、映像は何度も見たことがある。

持っているのはレーザーディスクのものばかり(T_T)。
レーザーディスクは今もプレイヤーもあるが、
配線が…

ああ「こうもり」が見たいなぁ~
特にヨッヘン・コヴァルスキーがオルロフスキー公爵を演じた
「こうもり」がもう一度・・・
見たくなったのであった。。



ウィーン国立フォルクスオーパー・ライヴ
J.シュトラウス:オペレッタ≪こうもり≫(全3幕)






J.シュトラウス:喜歌劇《こうもり》全曲





*しもやけが赤く腫れて痛すぎて(T_T)どうしようもない( ノД`)
何をするにも恐る恐る・・・もう心が折れそう(泣
どうにかならないのかな(´;ω;`)




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