Moving

脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

私であること

2006-10-11 | 戯言あれこれ
ドラマ「私が私であるために」を観た。
過剰な演出に思わずう~ん・・となるシーンは沢山あったものの、
(雛形あきこの元カレの奥さんキャラとかありえない!!)真面目に
テーマに取り組んでいる姿勢は感じられた。
中村中さんがカッコイイ!彼女はこれでまた更にブレイクするん
だろうなぁ。

皆さんいろんな思いで観ていたと思うけど、私は家族や子供の事が
頭をよぎっていた。
お母さんが子供がG.I.Dなのは自分のせいだと父親に言い、家族でもめた
時「ちゃんと女の子に産んであげられなくてごめんなさい。」という
シーンなど・・・。
私の子供は高機能自閉症だけれど、私のせいでこの子はこの病気に
生まれたのでは・・と思った事が何度もある。
普通に産んであげられたなら、この子も余計に苦しむ事はなかったと。

今日子供は微熱があって、午後学校を早退した。
私は仕事が抜けられなかった為、両親が代わりに病院へ連れて行って
くれた。
帰りの遅い私を気遣い母が夕飯のおかずを子供にもたせてくれたの
だけれど、先に食べていなさい・・との言葉をかけられたのにも関わらず
子供はいつもと同じに私が帰るまでそのまま待っていてくれた。
帰宅後母にお礼の連絡を入れると、逆に私の身体を心配されてしまった。
私が今やってる事を案じて、怪我だけは気をつけなさいと。

ドラマを観ながら、そんな母からの思いや自分の子供へ対する母としての
思いや、いろんなものが押し寄せて内容とは別の方向で胸がいっぱいに
なってしまった。

自分が自分であろうとし、私も周りに迷惑をかけてばかりきた。
そこまでして私がやりたかった事ってなんなのか、寂しさに前が見えなく
なってわからなくなってきてしまう。

私はただ笑って生きたかったのだ。

ドラマのラストシーンはちょっとクサイな~と思ってしまったけど、でも
私も「幸せ?」と聞かれて「うん。」と言えるような自分でいたい。
迷惑をかけた人の分、いなければ・・と思う。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿