ずっと自分の片割れ、半身を探し求めていた。
幼い頃からずっと喪失感があって、自分は足りない、不完全だという想いがあった。
自分のカケラと巡り逢えたならその時こそ満たされるのだと。
それは愛されない子供の現実逃避に過ぎなかったのかもしれない。
それでも私は何度失敗しても傷ついても、人を愛する気持ちに臆する事はなかった。
恋多き女とか恋愛体質等とか呼ばれながら、誰かを愛する事が自分の糧であり活力で
あるとずっと信じていた。
自分は一生このまま行くのだろうと思っていたのだけれど、でもふと気付くと最近それは
変わって来ていた。
恋愛はいらない。Sexもいらない。
いつからかそれを欲しなくなった。一人で良いと。
多分自分が一番こんな自分に驚いた。
そんな風に思う日が来るとはこれまで思ってもみなかったから。
「君は魅力的だから絶対いい人が現れるよ。」なんて言う人がいるけど、じゃあなんで
あなたは私を愛してくれないの?(笑)
私を好きだと言う人は皆他にパートナーがいて、居場所を守りながら私の愛も摘もうとする。
いらないよ、そんな中途半端な愛なんて。そのぐらいなら一人でいい。
カケラなんてどこにもいない事を悟り、絶望と諦念からのまた出発。
ぽっかり空いた隙間を埋めようと、芝居や絵画を次々に詰め込む。
一人で出歩く事にも慣れたけれど、感動や興奮を分かち合える人がいない事に時々無性に
寂しくなる時はある。
片割れを探し求めるヘドウィグの姿に、忘れかけていた気持ちを掘り起こされちょっと
切なくなった。
片割れ探しは自分探し。
私はこれからどう一つに成って行くのだろうか。
幼い頃からずっと喪失感があって、自分は足りない、不完全だという想いがあった。
自分のカケラと巡り逢えたならその時こそ満たされるのだと。
それは愛されない子供の現実逃避に過ぎなかったのかもしれない。
それでも私は何度失敗しても傷ついても、人を愛する気持ちに臆する事はなかった。
恋多き女とか恋愛体質等とか呼ばれながら、誰かを愛する事が自分の糧であり活力で
あるとずっと信じていた。
自分は一生このまま行くのだろうと思っていたのだけれど、でもふと気付くと最近それは
変わって来ていた。
恋愛はいらない。Sexもいらない。
いつからかそれを欲しなくなった。一人で良いと。
多分自分が一番こんな自分に驚いた。
そんな風に思う日が来るとはこれまで思ってもみなかったから。
「君は魅力的だから絶対いい人が現れるよ。」なんて言う人がいるけど、じゃあなんで
あなたは私を愛してくれないの?(笑)
私を好きだと言う人は皆他にパートナーがいて、居場所を守りながら私の愛も摘もうとする。
いらないよ、そんな中途半端な愛なんて。そのぐらいなら一人でいい。
カケラなんてどこにもいない事を悟り、絶望と諦念からのまた出発。
ぽっかり空いた隙間を埋めようと、芝居や絵画を次々に詰め込む。
一人で出歩く事にも慣れたけれど、感動や興奮を分かち合える人がいない事に時々無性に
寂しくなる時はある。
片割れを探し求めるヘドウィグの姿に、忘れかけていた気持ちを掘り起こされちょっと
切なくなった。
片割れ探しは自分探し。
私はこれからどう一つに成って行くのだろうか。