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脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

肖像

2012-06-08 | 戯言あれこれ
11.25自決の日を観て、最後に楯の会のメンバーが撮った記念写真の本物を改めて見たいと
思い画像を探した。
こうして見ると映画の中の写真は、かなり細部に渡って忠実に再現されている。

そして画像を検索していた際に、自決後の三島と森田の遺体の写真を見てしまった。
首の写真がある事は知っていたけれどこれまで見た事はなく、敢えて探そうとも思って
いなかったので、ふいに現れたそれはかなりの衝撃だった。
作り物のように思えるその顔は、確かに二人のものでありまた全く違う存在のようにも思えた。
モノクロなのでまだ良かったが、あれがカラーだったらちょっとしばらくは立ち直れなかった
かもしれない。
当時の現場の凄まじさと彼等の決意の強さを更に感じた一瞬だった。

思わずPCの前で手を合わせた。合掌。


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2 コメント

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1970年11月25日 (ばーば)
2012-06-12 00:30:13
この日、私は自衛隊市ヶ谷駐屯地の前をタクシーで通り掛かりました。
あらゆるビルの窓や屋上は超満員で、駐屯地の方角を見ていました。
三島と盾の会の人が乱入したとラジオで言っていました。
新宿の家に帰ってテレビを点けると、私が通り掛かった時刻にはもう自決が終わって、
Jさんの仰る写真の姿になっていた頃だと知りました。
文章を読み、写真を見て、あの日の記憶と衝撃がが鮮烈に蘇り
つい長文の自分の思い出を書いてしまいました。
すいません。
あの写真、Jさんとまったく同じ感想を持ちました。
あの日 (J)
2012-06-12 21:26:48
ばーばさんは市ヶ谷駐屯地の前を通られていたのですね。
私はまだ幼く記憶にありませんが、当時はかなりショッキングな事件だったのだろうと推測します。
後から追いかけている私にもこれだけ衝撃なのですから。。。
実際に当時を知る方の感想を親以外から初めて聞いたので、とても貴重でした。
ありがとうございます。

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