右と左

左右対称な顔の人はまず存在しないといい、誰もがアンバランスな
作りで生まれるそうだ。
私も右と左でかなり表情が違う。元々奥二重ですっぴんだとかなり
瞼が腫れぼったいのだけれど、マスカラで睫毛を持ち上げると
二重になる。
それもくっきり綺麗に二重になるのは左目だけ。右目のメイクが
うまく行かなかった日は左右の大きさがかなり違ってしまい、
自分で見てもそのバランスの悪さに苦笑する。
右の顔と左の顔は、私の中の二面性を表しているようにも思う。
何事にも真剣に向き合っているつもりだし、ある局面は至極
ストイックに生きているつもりだ。
でも他人から見てアブノーマルと評される部分もそこにはある。
しかし、それも含めてされど私。それが私。
普通の基準はだれが決める？どこにある？

フジの「ビューティーコロシアム」はつい観てしまう番組なんだけど、
毎回見終わると複雑な思いに駆られる。
外見が変わる事で内面にも自信を持ち変われる事実は理解出来る
のだけれど、綺麗になったから結婚するとか付き合うとかって、
そういう相手が本当にいいのかがわからない。
どんなに内面が美しくあろうと、野獣は野獣なのか？
何より外見の美しさが重要なのか？
現実には外見の野獣さが内面をも粗野にさせるように思う。
それをどこで断ち切るか、思いきるか。
野獣のまま気高くあり続けるのは何と難しい事なのだろうね。

まずは自分を認めたい。受け入れたい。
そして『CHANGE』だ！(笑)