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脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

サンタクロースが死んだ朝に

2007-12-13 | 子供と家族
もうすぐクリスマス。
子供にプレゼントは何が欲しいか聞いて相談していたのだけれど、
じゃあ何日に買いに行こうか・・という話になった時「買うんじゃ
なくてサンタさんがくれるんでしょ?」と言われた。
どうやら完全に信じているようでもないけれど、まだ半信半疑な
模様。
欲しいおもちゃを見に行きたがっていたのは、買うんじゃなく
サンタさんにお願いするものの下見をしたかったらしい。

小さいうちはサンタを信じている発言をすると「まぁ可愛い。」と
なるけれど、大人になって同じ事を言ったなら「危ない奴。」に
なってしまう。その境目はどこなのだろう。
近いうち夢の壊れる瞬間が子供にも訪れるのだろうけど、今の
無邪気な気持ちを出来るだけ大切にしたいと思う。
心配なのは学校の友達の前でサンタを信じてると喋って、また
バカにされる材料になる事。
そうやって大人になって行くのかもしれないけれど、悪意ある
傷つけ方をされなければいいと思ってしまう。
子供に「サンタさんは本当にいるんだよね?」と聞かれた時に
何て答えるか、今から考えておかなければ。

もしかすると子供にとってのサンタとは、いつもと違う幸せな
ものを自分に運んで来てくれる象徴なのかもしれない。
それは決してお母さんではなくサンタさんでないとダメなのだ。

我家のプレゼントは昔から枕元ではなく、ツリーの下に置いて
ある事になっている。
クリスマスの日は朝起きたら真っ先にツリーの元へ駆け寄る子供。
なので毎年ツリーだけはどんなにちっちゃい奴でも何でも、必ず
飾るようにしている。
今年は自分がずっと凹んでいてクリスマスの飾り付けをする気に
なれなかったのだけれど、子供にせかされて例年通りリースや
ツリーやいろんな小物を部屋に飾ったら、何となく見ていると
気持ちがあったまる気がした。
キラキラ光るツリーや、甘いケーキにプレゼント。
そんな子供が大好きなクリスマスの光景は、大人も癒してくれる
のかもしれない。
私にもサンタさん来ないかな(笑)