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脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

伝えたかった

2007-11-04 | 子供と家族
モーターショーの開催地近くに姑が住んでいる為、昨日子供は
帰りにおばあちゃんちに寄る事になった。
子供と姑が会うのは2年ぶりだ。

姑とは10年ちょっと一緒に暮らし、その間本当にいろんな事があった。
朝のワイドショーに投稿出来そうなネタも山ほどある(笑)
でもでも、私は心底彼女が嫌いではなかった。一緒にいて学んだものは
とても大きいと思っている。
今思えばお互いに変なところで気を使いすぎて疲れてしまっていたから、
もっと本音をぶつけ合えば良かったのだろう。
自分の家なのに心から安らぐ事が出来なかった。これが私が家を出た
一番の理由かもしれない。とは言ってもその原因は勿論姑だけではない。

散々お世話になったのに私は彼女に何の挨拶もしないまま家を出て、
その後も機会を失い全く話をする事なく離婚した。
この事がずっとずっと私の心の中に残っていて、いつかきちんと伝え
なければ終わりに出来ないと思っていた。
お詫びと、そして感謝の気持ちを。
子供が姑に会いに行く事になった時、この機会を逃がしてはいけないと
思い、私は彼女へ手紙を書いた。
今更と思ったしそれは単に私の自己満足でしかないとも思ったけれど、
でもこのままどちらかが亡くなる日が来たら、きっと悔いが残ると
感じたから。

帰宅した子供は、姑から持たされたという新米にじゃがいも、手作り
の栗の甘露煮に筑前煮など、沢山のお土産を持ってきた。
もう子供の方が姑より背が高い。大きくなってて驚いた事だろう。

ありがとうお母さん。