Moving

脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

ヘアスプレー

2007-11-03 | 本・映画
本日子供はお父さんと二人でモーターショーへ。
私は映画を観に出かける事にした。
近頃沈みがちだったので明るく楽しいやつがいいと思い、選んだのは
「ヘアスプレー」。

これがもう評判通りの良い映画だった。
笑顔に癒されホロリとしつつ、気がつけば流れるビートに乗ってしまう。
歌って踊るのって本当に気持ちがいい。観ていて自分も踊りだしたくなった。
主人公とその親友がTVのダンス番組を親に怒られながら観て踊っている
シーンで、中学生の頃友人の家で部屋を暗くしてレコードをかけ即席ディスコ
にして踊っていたら、マンションの大家が合鍵使って怒鳴り込んで来た事
とかを思い出した。
あぁ青春(笑)

おデブのトレイシーが大好きなダンスで夢を叶え、人種差別問題に立ち
向かい成長して行くこの映画。
トレイシーの「人と違うっていうのはいい事なのよ。」という台詞が印象に
残った。
この映画を観てたら暗くウジウジしている自分がとても嫌になった。
私に足りないのは前向きな明るさだ。
トレイシーはなんて素敵でキラキラしていた事か!

そして何と言ってもこの映画で忘れられないのが、トレイシーの母親エドナ
役のジョン・トラボルタ!
あのトラボルタがそれは見事にチャーミングなビッグママを演じている。
スタイル抜群で美人のミッシェル・ファイファーが、ギスギスで醜悪な
鶏ガラ女に見えるほど(笑)

音楽だけでなく60年代のファッションやヘアスタイルも、とってもキュート
で今の時代から見てもすごく新鮮。
この頃元気が足りないな・・という人にはぜひオススメの作品。
思わず私のお気に入りの一本に追加です。

87年版監督のジョン・ウォーターズが冒頭シーンにちらっと登場している
というのを他の方のブログで読んで、気をつけて観てみよう~と思って
たのに劇場へ着いたらすっかり忘れていて、映画のエンドロールを観て
いた時に「そうだ~!」と思い出したのだけれど、どのシーンの誰だった
かはすぐにわかりましたよ。
DVDが出たら改めてじっくり観よう!
映画が終わった後近くにいたカップルの男の方が「ジョン・ウォーターズ
って変な映画ばっかり撮ってる監督なんだけどね・・。」と語っていた
のが耳に入り、へぇ~そうなんだぁ~~と聞いてる彼女に思わず微笑。