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脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

季節はずれの冬眠

2006-05-28 | 戯言あれこれ
しばらくの間、季節はずれの冬眠生活を送っていた。
ひたすら飲んでは本を読むだけ。ネットに繋いでも言葉は出てこなかった。

私はコンプレックスの塊で、自分の事が大嫌いだった。
でも自分も嫌いな自分など誰も好きになってくれるはずがないと思い、
それからずっと自分を変えようとして生きてきた。
少しでも自分を好きになりたいと。

しかし結局私に与えられる言葉は「暗い」「重い」「うざい」そんなもの
ばかり。空回りしてただけで何にも変わっていないのか・・と、これまでの
自分の人生が全て否定されたような気持ちになった。
所詮ダメな奴はダメなんだと。私はこうやって1人で生きて行くのだろうと。
でも、そこで「私はダメな奴だからどうにもならない。」と思ったところで、
事態は何も変わらない。
無駄な努力だったとしても、更に変わって行けるようやっていくしかないのだ。
若い頃の自分ならそこでただ逃げる道だけを求めただろうけど、クスリも
SEXも何の助けにもならない事はわかっている。(まぁ、酒だけは頼って
ますが(笑))
子供がいるから毎日の食事はきちんと作るし、どんなに辛くても仕事は休め
ないし、電車の中で泣いたとしても同僚とは笑って会話する。いつの間にか
そういう事が出来る自分になっている事に気がついた。
ほんの少しは強くなったじゃないか。

先日参加したGID関連の勉強会で、私のいたテーブルのナビゲーター役
だった主催団体のTさんは、自分のストレス解消法というテーマで「ダメな時
は落ちるところまで落ちて、底まで行ったらそこから這い上がってくる。」と
いうような事をおっしゃっていた。それを聞いた時「あ、私とおんなじだ。」
と思った。
どんな時もずっとそうやってやってきたから。
人間の生命力なのだろうか。どん底まで行ったら、次はそこから浮上するだけ。
なかなか上がれない時は、まだ底まで行き着いていないのだと思う。
そんな時はとことん落ちよう。落ちて、落ちて、上がる準備をする。


そんな訳で、ぼちぼち冬眠生活脱出です。

まずは恋人が出来た途端メールもくれない友人に、恨み言の一つでも言おうか(笑)