８位

初冬でも、この写真はとても暖かい写真です。
タイトルから考えると、子供たちが池を回ってランニングをしているようですが、赤と白とのユニフォームが良いポイントになっています。
水辺の石と柵の連続するリズム感と、水に映った子供たちの走っているリズム感とが面白くシンクロして印象的な写真に仕上がりました。

課題　　「初冬の風景」　　8位

タイトル　　「ウォーミングアップ」　　飯村　常夫（笠間）

９位

中景のうっすらとしたモヤの感じ、枝に付いている茶色の枯れた葉、手前の酪農のためのひなびた小屋等々、初冬の那須高原の雰囲気が空気感も含めて良く表現されています。
色調もきれいで、風格のある風景写真になりました。

課題　　「初冬の風景」　　9位

タイトル　　　「那須岳望遠」　　　　茂垣　哲夫（水戸）

１０位

カメラポジションが抜群です。このポジションを見つけたことでこの写真の90％は成功したようなものです。
光と影が季節感を見事に引き出しています。
そして、後はフレーミングとシャッターチャンスですが、それぞれうまくいったと思います。
時計塔とその影が時計の針のように見えて、とても面白い。

課題　　「初冬の風景」　　10位

タイトル　　「初冬の陽を浴びて」　　横堀　義一（笠間）

１１位

撮影した時間帯がピッタリで、霜が寒そうにそして美しく撮れました。
まだ枝についている枯れ葉が逆光で存在感があり、遠景も霞んで主役の落ち葉たちを引き立てています。
人物と石彫が良いところにあって、画面が引き締まりました。

課題　　「初冬の風景」　　11位

タイトル　　　　「寒い朝」　　　福田　義康（笠間）

１２位

枯れ葉の「茶」と霜の「白」との対比がとてもきれいです。そして、やや地味ないろの「緑」と「家」がこれらを引き締めています。
撮影時間とフレーミング（切り取り）の妙でしょう、霜が降りた里山の朝の空気がまるでそこに居るかのように伝わってきます。

課題　　「初冬の風景」　　12位

タイトル　　　「里山」　　　　　吉田　喜男（笠間）