醉蝗茶房

80's&水滸&異常な日常

ダメな人たち其の19

2007年05月25日 12時35分41秒 | ダメな人たち
エピソード19:前の会社の同時入社のT君

 このシリーズ、過去部下についての話は一つしかありませんでしたが、遂に二つ目が登場(^_^;
 と言っても、前の会社に同日入社した三十過ぎのPLで、入社と同時に部下となったんで、採用責任はあたしじゃありません。
 ここんとこ、はっきりしとかないと、「お前の責任じゃん」と言われちゃうと切ない(笑)
 
 さて、T君。
 同時入社だったし、部下になるってことも入社当日に聞いたので、色々話を聞いてみた。
 まぁ、そこそこ頭は回るみたい。
 数億の案件でリーダやってきたとか、部下は20名だったとか、聞いたんだけど、本人が言う以上信じるしかないっすね。
 でもね、ちっと...と言うか大分違和感があったのは確か。
 だってさ、あたしゃ初めて会ったよ、「私は優秀ですので」と冗談抜きで素面で面と向かって言う奴に(-_-;;;
 
 それでも一年くらい、客先でリーダやらせてて、10人くらいを見てもらってました。
 週に2回くらいは顔出して、下のメンバとも話したりして、可能な限りキャッチアップしようとはしてたっす。
 一つの案件が終わって次の案件に移る頃、入社したばっかの本部長に呼ばれたっす。
 曰く、「T君がパワハラしてるって総務から聞いたんだけど、知ってる?」
 え゛、知らない...
 で、詳細を聞いてみたら、数ヶ月前に辞めたメンバが総務に伝えて行ったらしい。
 その子が辞める時、入れ替わり立ち代り理由を聞いたんだけど、誰にも理由を言わなくて、不審の極みだった事実はあったんですよね。
 端無くも、忘れた頃になって理由が判明したわけで。
 つか、総務(人事じゃなくて、総務ってとこも謎なんだけどね...)が掴んでたんなら、なんでその時に言ってくれないのよと。
 なので、今更ながらリサーチしたら、他のメンバにも同様のことをかなりやってた事実が出て来た。
 パワハラって言っても、epi11と違って、言葉によるもの、つまり”いぢめ”って奴です。
 それも呼び出して、陰でやってたらしくて、やられた本人が回りに話したことで皆知ってたんすよ。
 「君なんか辞めちゃってくれた方が良いんだけど」
 「君出来ないから、僕の下にはいらないよ」
 「全然ダメだね、君って。あしたから来なくて良いから」
 いや、陰湿と言うか、どんな権限があって異動/解雇を宣言しちゃってるわけ?
 言われた方も寨主に言ってくりゃ良いものを、じっと我慢してたみたい。
 ま、寨主も中途で入った部長だったから、彼らが敷居が高いと感じたのも仕方ないけど。背も高いし(笑)
 
 と、そんな話が出てる時、次の案件に入ったばかりのT君から話があると連絡が。
 営業部長と二人で行って、喫茶店で話を聞いたところ、
 「この案件やるんですか?」
 は?つか、やり始めたばっかじゃん?
 「聞きたいのは、会社としてこのままやるのか、やめるのかです。」
 すんません、意味不明ななんすけど...
 寨主「当然やるよ。契約交わしてスタートした案件だからね。」
 T君「じゃあ、社員はどうなっても良いと言うんですね?」
 寨主「ちょい待ち。何の話をしてるの?」
 T君「あのPMはダメな人で、このまま続けたら皆が迷惑します。それでも会社としてやれと言われればやりますがやるんですか?」
 寨主「どうダメか判らないけどさ、ダメならダメで営業的に話をすることも可能でしょ?問題があればクリアしていけば良いだけじゃん。」
 T君「つまりやれってことですね。」
 寨主「勿論。ここで投げたら契約違反だよ。悪くすれば告訴もんだよ。」
 T君「そうやって、会社は社員を犠牲にしていくんですか?」
 寨主「何でそんな極論になっちゃうわけ?それに、スタートしてまだ一週間でしょ?」
 T君「僕はもうできません。やりたくありません。」
 寨主「できないって、つまりやれる自信がないって理解で合ってる?」
 T君「客のPMが馬鹿なだけで、僕のせいじゃありません」
 なるほどね(笑)
 
 で、その後も何度か話して、お客さんの課長部長に話をして、援護射撃をしたんですけど、どうもしっくり来ない。
 だもんで、またリサーチしてみたら、5日目にPMと喧嘩したのが原因らしい...
 まぁね、確かに碌でもないPMだったことは確かだけどさ(笑)
 その後、何度か話す中で、自分でPLやると言い出した。
 大丈夫なのね?と聞く寨主に対して、T君曰く、
 「ええ、大丈夫です。僕がPLやって、このプロジェクト途中でコケさせて、あのPMに責任取らせてやりますから」
 をいをい、お前何言ってるんだと(@_@)
 完全に被害妄想爆走中で、復讐者と化しちゃってるんですけど...
 当然叱りましたけど、さっぱり納得してない様子。
 でも、代わりの人もいなかったし、寨主もコンサルとして別のエンドユーザに行きっぱなしだったので、そのまま続投、本部長には小まめにチェックするよう頼んでおきました。
 そしたらね、仕事来ないんだって。週に一回か二回、来るか来ないか。
 なのに、勤務表上は毎日残業までしてることになってるし(-_-;
 ここまで来ちゃうと業務上横領ってことになっちゃうので、本部長と二人で話しに行った。
 そしたらさ、もう言いたい放題ってか、何てーか...
 曰く、「部長がちゃんと見てないから僕がこうなったんだ。だから、責任は部長にある」
 曰く、「僕はお客の課長には買われている。だから、僕が話せばPMを外せる筈だ」
 曰く、「来たくなくて出社しなかったわけじゃない。それに家でも仕事はしていた」
 etc.
 もう良いって(笑)
 
 要するに自己中なんすけどね、一言で言っちゃえば。
 で、予想通り、遂にお客から即日T君を外せとのお達しが(^_^;;;
 その日も出社してなかったので、本部長がT君及びメンバにメールして、代わりにコンサル案件終了した寨主が入ることに。
 と、その日の午後、突如T君が登場。
 T君「どう言うことですか、あのメールは」
 寨主「書いてあった通りだよ。元々やりたくなかったんでしょ?だから、別案件を見てもらうと本部長も言ってるんだよ。」
 T君「お客さんがあんなこと言う筈ありません。罠ですね?」
 寨主「あのね...」
 T君「判りました、もう良いです。」
 で、いなくなった。
 はて、どうしたのかな?と思ってたら、暫くして再登場。
 T君「あ、お客さんから声掛けられたので、辞めることにしましたと伝えました。」
 寨主「は?」
 T君「それは困ると言ってましたよ、お客さん。何か言って来るんじゃないですかね?」
 寨主「わざわざそんなこと話しに行ったのか?」
 T君「いえ、前を通り掛ったらお客さんから声掛けられただけです。」
 見え見えじゃん(-_-;
 速攻で営業に連絡して、お客にお詫びの電話させたけどね。
 「いきなりそんな話に来られても困るから、内部統制よろしくね」と釘刺されたけど、お客さんは聞かなかったことにしてくれました(笑)
 この時点で、事業部長からの指示もあって、寨主の部下から外れました。まぁ、お客に取った行動考えたら、危なくって置いておけないし。
 もう、これから先はわけ判りませんて。言ってることもやってることも。部下じゃなくなったので、また聞きですが。
 即日出社しなくなったのはまだ判るけどね(笑)
 曰く、「僕辞めます、辞めるのは半年先になります。」
 曰く、「僕の給料が上がらないのは、周りが馬鹿だからです。実績を考えたら、上げるのが当然です。」
 曰く、「部下だった連中は、皆僕を信頼してます。僕以外の人間の言うことは聞かないと思います。」
 曰く、「僕がいたから、これだけ大きくなったんです。それを評価しないんですか?」
 
 病気一歩手前って感じですけど...
 ちなみに↑のコメントは、寨主の下から外れた後に、諌める本部長と寨主を無視して情けを掛けた役員が配属した、別部隊へ行って一ヶ月程度の間の話っす(笑)
 向こうの部長もメンバも怒ってたね(^_^;;;
 流石に2度目だったんで役員も激怒、「辞めさせりゃ良かった...」
 だから言ったじゃん(笑)
 ある意味、最強でしたな。
 だって、手柄は全て自分のお陰、問題は全て誰かのせい、こんな優秀な自分を理解できない周りは全て馬鹿だと、本気で信じてる風情でしたから...
 まぁ、前職が大手生保のシステム子会社で、I○Mとかに仕事出す立場だったらしいから、ほとんどI○Mがやってくれてたんでしょうな。
 寨主は結構叱る場面が多かったんだけど、営業が異常に可愛がってて、すぐフォローしたり持ち上げたりしたもんだから、益々図に乗っちゃったようなとこもあってね...
 お客の課長と喧嘩した時、営業がお客と呑み言って、T君に対して謝ってくれるよう頼むなんて、そこまでしたのよ(笑)
 なのにT君、「お客が謝って来ましたよ。僕が正しいって、やっと認めたんですよね。僕の勝ちです。」だと...
 数日前に聞いた話では、遂に先月末で退職したらしいけど、この先他でやっていけるのか、行く末を見てみたい誘惑に駆られちゃうっす(笑)

すんません...

2007年05月24日 09時17分23秒 | つれづれ
何か今週は忙しくってBlog書いてる暇もないす...
なので、週末まで記事なし...だと思う(^_^;
いや、急に思い付いたら書くかも。
いや、そんな余裕ないな...
いや、わからん...
つまり、行き当たりばったり(笑)

ダメな人たち其の18

2007年05月21日 21時19分41秒 | ダメな人たち
エピソード18:前の会社の元上司K氏

 転職したんで、前の会社の話を書くよん(笑)
 いや、別に現役で書いたって良いんだけどさ、近過ぎると生々しくて楽しくないかと思ってね(^_^;
 
 さて、元々前の会社に入社するに当たっては、オープン系の部門を立ち上げて欲しいってことで承諾した寨主でしたが、K氏はその時の面接官で以前は社長だったこともある役員でした。
 オープン系ってのは最近あまり聞かない表現なんだけど、要するにPCだとかUNIXだとか、.NETだとかJAVAだとか、世間一般で普通にやってる開発のことです。
 普通のことなのに何で?と思うでしょ?
 前の会社はちと特殊な生い立ちの会社で、元々特殊なコンピュータの専門開発会社だったので、普通じゃないことが普通で、普通のことが普通じゃなかったんですよね(笑)
 ま、ある意味、特殊な分野に関しては独占企業だったわけですが、ちと技術としては古くなって来てる関係で、先々の拡大を考えると、一般的な案件にも手を出せる組織が欲しかったってのは肯ける話ですな。
 
 そんな状況で入社したんですけど、入社して驚いた。
 面接時、「オープン系のメンバって、現在どのくらいいるんですか?」と聞いたら、「多くはないよ」と言われたのは確かだけど、寨主と同時入社のPL1名、客先常駐してるSE1名、配属直後の新人3名、以上(笑)
 こりゃ、人採用するところから始めないとどーにもならん...と、初っ端から思ってました。
 
 そんな入社数日後のある日、Kさんから呼ばれました。
 K氏「今ある案件なんだけど、お前見てくれ」
 寨主「良いですよ。で、どんな案件ですか?」
 K氏「保守案件なんだが、月に10万貰っていて、オンコールで何時でも対応する約束になってるんだ」
 寨主「え゛、月10万ですか...オンコールで何時でも対応だと、最低でも1名は本社に残って対応できないといけませんが、今聞いているメンバだと手元には新人しかいませんから難しいかと思われます。しかも月10万となると、他の案件とマルチで持たない限りどう考えても原価割れる筈なので、それを考えると今まで担当していたチームでそのまま維持した方が安全かと思いますが...」
 K氏「それをどうにかするのがお前の仕事だろうが!」
 寨主「どうにかするって...」
 K氏「折角採用したのに、そんなことも出来ないのか!」
 
 どうにか出来る人に会ってみたいもんで(笑)
 要は今までどんぶりで管理してたので、原価垂れ流しだったみたいで、それをTOPに指摘されて寨主に振って来たらしいんだけど、そもそもそんなもん取っちゃいけないでしょ?
 つか、一年どれだけ稼動するかわからんのに、人は基本的に貼り付けないといけなくて、しかも年間120万にしかならないし(-_-;;;
 ちなみにね、寨主が一ヶ月客先で稼動するだけで、最低でも150万程度は料金として頂いちゃうわけで、月10万なんてのは仕事として有り得ないんすよ(笑)
 でもね、今までその人って面と向かって反論されたことが殆どない人らしくって、酷くエキサイトしてましたな。
 エキサイトしたって、ダメなもんはダメだって(笑)
 普通は、滅多なことじゃダメって言わないし、この時も同様の案件を複数まとめてくれればとか、本社持ち帰りの案件が受注できればとか、条件付きで可能だよとは言ったけど、K氏が求めたのはこれ単独で収支を黒にせよってことだったのでダメです(笑)
 
 暫く経ったある日、またK氏に呼ばれました。
 K氏「おい、お前とPLと二人でVBのコーディングの派遣行け!」
 寨主「は?何とおっしゃいました?」
 K氏「VBのコーディングだよ」
 寨主「お言葉ですが、何のために私を採用したんですか?」
 K氏「つべこべ言わずに行けよ!」
 寨主「お断りします。それに私もPLもVBなんか知りませんよ。」
 K氏「あれもダメ、これもダメって、何もできねぇじゃねぇか!」
 寨主「部門を立ち上げて欲しいと言うことで入社承諾いたしました。若手の仕事をやらせたいなら何故採用したんです?」
 K氏「もう良い!」
 
 価値観の相違って奴ですな(笑)
 結局、K氏って技術を知らないんですけど、思い付いたら全て自分が正しいと思っちゃうタイプなんで、周りは振り回されちゃうんですわ。
 それでも元社長ってことで皆遠慮があったり、キレキャラ故に反論できずにいたみたいなんですよね。
 この後も、次から次からわけの判らない案件持って来て、全部寨主に却下されました(笑)
 だって、検討にも値しないような話ばっかだったんだもん...
 その頃、実は営業から依頼を受けて、2億くらいの案件の提案書を作っていて、もしそれが取れちゃったら、ちまちました数十万の案件なんて到底やるような状況じゃなかったんすけどね。
 当然、K氏は上司だったので、その情報も報告していて、知っていたんだけどねぇ(笑)
 
 で、そっちの話が徐々に進み始めた頃、また呼ばれたんですが。
 今度はもう一人のアホ役員とペア攻撃(笑)
 曰く、「オフショアなんて絶対成功しない!俺が失敗したんだから」
 曰く、「JAVAの製造工程の生産性は人月500stepも出ない筈だ!」
 曰く、「なんで請負なんて取らないといけないんだ!」
 
 つか、俺に何をしろと?(笑)
 オフショア失敗したのはあんたがアホだからだって(笑)
 月に500step書けないって?月500stepって、一日25行だよ?20分で1行書けないって、今までどんな奴に仕事させてたんだか(笑)
 取るなたって、あんたが提案書けって言ったからやってるわけで、自己矛盾も甚だしいってば(笑)
 まぁ、すったもんだした挙句、一応OKは出たんだけどね。
 ところが、出来上がった提案書を客先提案した後に、トンでもないことを言い出した。
 曰く、「提案書の内容にはOK出したが、客に提案して良いと言った覚えはない!」
 意味不明(笑)
 だって、客からは提案の催促が来てたし、コンペだから必ず取れると決まったわけでもないし。
 これには営業が激怒したね。「じゃあ、『さっきの提案は社内の間違いでした。取り消させてください』とでも言って来てください。営業は今後一切関知しませんから」とまで言い切ったね(笑)
 ま、そりゃそうだ。もし取れれば営業としては大きいし、客筋としても今後攻めると会社で決めてた筋だったしね。
 気分屋さんなので、機嫌が悪いと何もかんも判らなくなっちゃうんだろうな、きっと。

 で、最初の提案は通って、更に絞るって時の話。
 提案の前提は開発がオフショアで、寨主たちはPMOで全体統括だったんだけど、このオフショア先でまたいちゃもんが付いたっす。
 偶々寨主の知ってる会社に頼むことになってたんだけど、別に知り合いだからじゃなくて、多少高くてもビジネスモデルが良くできていて、リスク低減に効くと判断したからなんだけど、K氏はそんな話に耳も傾けない(笑)
 曰く、「俺はお前が信用できない。だから、お前の推薦する企業も信用できない!」
 なら、なんで最初から言わないのよ?
 一番最初の訪問の時、同席してたのは誰でしたっけ?(笑)
 それも、ここまで一緒に提案書作って来て、彼らが前提になってる提案出しちゃってるのに、今更どうしろと?(^_^;;;
 ところがそれから数日後、一気にそれを覆す出来事が。
 K氏「例のオフショアの会社な、あれで行こう」
 寨主「は?それは願ってもないですけど、何故急に?」
 K氏「いやさ、今日連絡があって、今月あそこの営業統括で入社した奴が○Pの奴で良く知ってるんだよ。あいつが行った会社なら大丈夫だから」
 寨主「なるほどね...」
 
 ふぁっくゆーあすほーる(笑)
 まぁ、前の会社自体がH○の落ち武者軍団で成り立ってるようなとこで、既に別の会社なのに○Pのつもりの奴が多かったから、驚かないっちゃ驚かないけどね。
 つかさ、多分本人は気付いてなかったと思うのよ、「今の部下であるお前は信用できないけど、昔の知り合いは信用できる」と本人に向かって言ってることに(笑)
 結局、値段で他社に取られたんだけどね。その時もキレてたねぇ(笑)
 
 そんなこんなしてるうち、年度が替わって、当初の目的通り、オープン系の開発部隊を立ち上げることになって、その人の下から外れましたが。
 とゆーか、このままなら入社した意味ないから辞めるよって話したら、営業が他の役員に根回ししてそうなったんだけど(笑)
 本当は、オープン系の仕事したかったのって、営業の人たちだったから。
 それから暫くしてからだったね、K氏が辞めたのは。
 結構大手で役員待遇とか聞いたけど、大丈夫なんでせうか(笑)
 やっぱねぇ、大人なんだから気分でフラフラしちゃダメよね...
 

マスコミの恐ろしいこと...

2007年05月18日 01時16分46秒 | つれづれ
先日母親の首切り落として警察に持って行った少年の事件がありましたけど、今日その続報をニュースでやってました。
曰く、「少年の家には殺人に関する本や漫画があり...」
なるほどー、恐ろしい...
ん?ちょい待ち...
いや、先日の事件そのものはあっちゃいけない事件だけど、報道内容はまた別だべと。
きょうび、殺人の描かれない小説、漫画、アニメ、ドラマ、ゲーム、映画って、一体どれだけあるんでせうか?
何でも中国の子供達には『DETH NOTE』ごっこが流行ってるらしいし...
大体やねー、そんなこと言ったらだよ、もし寨主が事件なんか起こした日にゃ、
「醉蝗容疑者の自宅には、大量殺人、死体損壊、幼児殺害、食人等を描いた本が数百冊もあり、殺人関連のサイトも複数持っていたとの情報もあり...」
なーんて報道されるに決まってるよな(-_-;;;
かくて現代日本でも、『水滸伝』を禁書とする法案が満場一致で今国会にて可決されたのであった、なんて(笑)
ま、報道にせよ、番組制作にせよ、より刺激的、より斬新なものを求めてどんどんエスカレートしちまって、『あるある』の捏造みたいなことが起きて散々世間から白い目で見られちゃった筈なのに、さっぱり懲りてないのかね?
なんて書けば、
「いや、事実を報道したまでだ」
なんてー揚げ足取られそうだけど...
いやな渡世だねぇ(笑)

数字って必要なの?

2007年05月17日 14時47分38秒 | まねじめんと
忙しくて一日Blogお休みしたっす(^_^;

で、PM話す。
寨主は転職5回(会社は5社だけどね)してますが、よく思うことがあるっす。
規模の大小を問わず、何でプロジェクトマネジメント上の数字を取らないのかと。
定量的管理とかメトリクス管理と言う奴ですが。
例えば、メンバの稼働時間とか障害や分類みたいな、「えっ、そんなものすら取らないの?」と思っちゃうこともあるっす。
「何で?」と聞くと、
曰く、「そんなもん取ったって、何の役にも立たないから」
曰く、「そんなもんなくても、俺は判るから」
曰く、「面倒臭いから」
こんな感じ(笑)
ま、そんなこと言ってる奴がまともなPMであった試しはないんだけどさ(^_^;

はっきり言って、彼らは間違ってます!
役に立たないと思ってるのは役立てる方法を知らないだけだし、俺が判ったって第三者は判らないし。
面倒臭い?PM辞めてください(笑)
そもそも数値化するのは、第三者が客観的に状況を理解できる形にするためっす。
ま、当然自分(PM)もそれによって状況判断するんだけどね。
当たり前の話だけど、言葉で「品質?大丈夫ですよー」なんて言っても、どの程度大丈夫かなんて判りませんよね?
前述のようなこと言う連中だって、進捗は数値化してるケースがほとんどなのに(中にはそれが数値化されていることに気付かずにやってる奴もいたりするんだけども...)、それ以外のことには無頓着...と言うか、知らないんだろうけど。

まず、計画ありき。
状況を押さえるための数値として何を取るかを決めて、それを使った具体的な数値を考えること、これが計画っす。
収支計画だってそうだし、試験項目抽出率、障害検出率とか、皆同じっす。
試験項目検出率を出そうと思ったら、ソースコードベースならステップ数取るだろうし、ドキュメントベースならドキュメント枚数とか取るよね。それと実際の試験項目数。
それがあれば、障害記録取ることで、障害検出率も取れるし。
障害分析するなら、障害の詳細情報がいる。
その詳細情報の統計から品質状況を分析する。
メンバの稼働時間とステップ数があれば、一人月当たりの生産性も取れるよね。

まぁ、適当に思い付いた一部だけど、この程度はやって欲しいなぁ。
で、この手の情報ってのは、先々同じような案件があった時の参考になるんですわ。
ナレッジDBと言う奴ですね。
未経験で初めてPMやります!なんてー人は、当然経験がないわけで、過去の事例を参考にするわけです。
経験があったって、未経験分野のプロジェクトやらなきゃならんことなんて、ざらにあるわけで。
そんな時、頼りになるのは誰かの過去の経験なんですよね。
それを誰でも何時でも見られるようにして提供されたものがナレッジDBだけど、それを作るためには元となるデータが必要ですよね?
そのためのメトリクスなんですわ。
まぁ、数値化できないナレッジもあるので、全てが数値化されてるわけじゃないですけど、基本は数値です。

前述のダメ系PMたちは、要するに根拠なし、行き当たりばったりで物事を進めてるので、数値化された情報なんぞ不要だ!なんてことを断言しちゃうんだと思いますな。
逆にそいつらに小一時間も問い詰めたい。
おまいら、そんなに優秀か?(笑)

懐かしいシリーズ、次行ってみよー

2007年05月15日 00時43分53秒 | つれづれ
ガンガン行くじぇ、懐かしいシリーズ(笑)
今日は海外アニメだよん。

大魔王シャザーン
※最高だよん。うちの亡くなったじーちゃんも大好きだったす(笑)

スーパースリー
※この主題歌はインパクトありよ。今だに無意識に口ずさんでる自分に気付く時があります(笑)

スカイキッド ブラック魔王
※敢えて「チキチキ」を外してこっち(笑)このシリーズは、「ペネロッピー」とか面白いのが他にもあったね。

幽霊城のドボチョン一家
※いやー、これも懐かしいねぇ。これはお袋も好きだったな(笑)

ドラドラ子猫とチャカチャカ娘
※「弱虫クルッパー」じゃないよ、似てるけど。つか、同じ人の漫画だね。なんつーか、子供心にせくすぃーに見えたと記憶してます(笑)


残念ながら見付からなかったけど...
『冒険少年シンドバッド』とか
『怪獣王ターガン』とかとか
『宇宙怪人ゴースト』とかとかとか
見たいなぁ...
あ、今回もポパイやトム&ジェリーやディズニーみたいなメジャーなのは抜きね(笑)

”管理”って何?

2007年05月14日 13時44分16秒 | まねじめんと
月曜なので、PM話(笑)

”マネジメント”って言いますが、何をどう管理するのか?
意外に難しい問いだったりしますな。
各社とも、それなりに自社の管理規定を持ってることだと思いますが、規定通りやれば良いのか?と言えばさにあらずで。

ISO9000とかだと、開発の品質ってよりも「プロジェクト品質」、それもどちらかと言うと、顧客との契約とか取り決め関連が中心で、忠実にやってもプログラム品質に直結するような規定は、実は余りなかったりします。
ま、各社の規定を作る際、その部分を補完してたりするところもあるだろうから、一概には言えないんだけどね。
それに、実際の開発以前に問題が起きてるケースてのも異常に多いので、これはこれで無意味ではないかと。

そこ行くと、CMMIは開発プロセスをターゲットにしたものなので、非常に開発者にとっては判り易いっすね。
と言っても、CMMIでレベル取得した各社のプロセス定義とかアーティファクトとかの話で、CMMIの公式日本語翻訳とかは解説がないと難しいかも。
それはそれとして...
で、寨主的にCMMIの方が実際の現場から見て優れていると思われる最大のポイントは、CMMIにテーラリングのプロセスがあることっす。
簡単に言うと、テーラリングってのは、規定されたプロセスを自分のプロジェクトのニーズに合うようにカスタマイズするためプロセスです。
何故これが大きいか?
例えばですけど、100人のプロジェクトを管理する方法論と5人のプロジェクトを管理する方法論では、当然違いがあるんですけど、普通規定を作る際には大きい方をターゲットに作るもんです。
つまり、ISO9000のように規定通りに遵守しろってことになると、月働100人月を管理するためのプロセスを5人のプロジェクトでもやらないといけないわけで、オーバースペックになっちまうんですな。
が、テーラリングがあると、5人のプロジェクトを管理する必要最低限のプロセスやアーティファクトを自分たちで検討できるんですわ。
勿論、勝手にやって良いわけじゃなくて、SQAと呼ばれる人たちに承認はしてもらわないといけませんけどね。
勘違いしちゃ困るけど、「面倒臭いからやらない」ってのはダメよ(笑)
小さいプロジェクトには当然管理工数も沢山は取れないので、現場にできるだけ負荷を掛けず、しかも押さえないといけないQCD+αの状態を管理するために、どうやって何を管理するかを自分たちで検討できる余地があるってことですね。
本当の管理ってのは、つまりそう言うことですってば。

いや、実際覚えのある人もいると思うけど、ISO9000の流行り始めた当初は、
「今回のプロジェクトはISO9000対象なんだよ」
「はぁ、じゃあ工数3割増しで良いっすか?」
「うん、仕方ないよな」
なーんて非生産的な会話が交わされたもんです(笑)
何でもかんでも紙に残す、残したら互いに承認する、承認されたこと以外は基本的に認めない、みたいなもんがISO9000のベースにあるので、洒落にもなりませんねぇ。
ISOは敢えて言うならヨーロッパ系のものですけど、実はソフトウェアの開発に関しては、ヨーロッパってのは酷かったらしい。
納期を守らないなんてのは当たり前だったみたいっす。
イギリスなんかの話でも、良く聞きますけどね。
なので、契約したんだから約束守れ!って意味合いが強くて、どちらかと言うと顧客側を守るための規定と言った感じがします。
事実、欧州方面との取引の際には、ISO9000取得が絶対条件なんて言われてた時期がありましたしね。
それに比べると、日本は随分古くから世界に冠たるQC先進国だったし、納期意識も抜群に高いので、そもそも欧州とは土壌が違うわけなんですが、ISO9000入れるについては、まぁ世界の風潮ってこともあったんでしょう(^_^;

てなわけなので、CMMIのレベル2とか3を取得して、自社プロセスの運用をしている会社で、「テーラリングなんて以ての外!全てのプロジェクトは規定通りのマネジメントを行うべし!」なーんて運用をしてる会社があったとしたら、将に宝の持ち腐れ、と言うより寧ろ百害あって一利なし、CMMIを理解してないと言うしかありませんな。
まぁ、真面目にSEPGやSQAをやってる人たちが運用していればそんなことはないと思うけど、結構片手間に業務持ちながらってとこが多そうだからなぁ(-_-;
あ、SEPGって、システムエンジニアとプログラマってことじゃないよ(笑)
CMMIのプロセスを検討する人のこと。(参考までに言うと、「ソフトウェア・エンジニアリング・プロセス・グループ」の略っす)
もし、うちの会社は理解してないかも...と、心当たりがあるようなら、自社のSQAと話してみるとよろしいかと。
で、SQAが理解してそうもなかったらどうするかって?
喧嘩するしかないでせう(笑)

え゛...一週間で1000hitかよ(汗)

2007年05月13日 02時22分08秒 | つれづれ
えと...
ここんとこ、やたら異常なアクセス数を記録してるんですけど、どーゆーこと?(笑)
一週間で千ヒット越したよ(汗)
そんな一般受けするようなこと書いてないのにねぇ(笑)
何が面白いんだろね?
って、自分で言っちゃいけねぇけどさ(笑)
いや、今日は酔っぱらってるから、単に御礼だけで(^_^;;;
ちゃんとしたこと書かないといけないかな?
つか、書けねぇけどさ(爆)

それはそれとして、今日の『ゲゲゲの鬼太郎』で「籠目籠目」が流れた時、うちのガキが一緒に歌ってたんだけど何か変。
「もう一回歌ってみ」との寨主の要請に応えて尚武くん曰く、
「かーごめかーごめー、かーごのなーかのとーりーはー、いついつJRー」
違うって(^_^;

では、続き行ってみよー

2007年05月12日 09時54分33秒 | 音楽
何も懐かしいのは特撮ドラマだけじゃない!
今と違って昔は歌謡曲番組が多かったから、アイドル歌手は懐かしいのがうじゃうじゃしてますじぇ(笑)
いやー、懐かしいねえ(笑)


木之内みどり
※をい、木之内みどりだよ、木之内みどり!今は竹中直人の奥さんね。ちなみに、いきなり後藤次利と逃げたのは、中学の同窓会当日、しかも同日隣町でイベントがあって、そっち行って同窓会来ないって言ってた奴らが来たことで、ネットのない時代に滅茶早く情報をGETしたっけね(笑)つか、なにがあろうと『よこはま11』は今でも名曲だと思ってます!

石川ひとみ
※突然アイドル路線ですが(笑)何つーか、『待ち伏せ』が好きだったのよ。ユーミンだからね。

岡田奈々
※いやー、これも名曲だ(笑)今でもカラオケで歌うのは私です(爆)

石野真子
※真子ちゃんは寨主の友達がハマッてましたなー(笑)こうやって見ると、あの頃の歌謡曲番組って生音多い気がするねぇ。

太田裕美
※寨主の中ではこれを聞くと、「ぎんざnow!」なんですが(笑)

高田みずえ
※つか、演歌っぽくね?何で高田みずえかってーと、寨主の船橋在住時代ご近所に松ヶ根部屋があって、絢女はんにおもちゃもらったりしたからっす(笑)

伊藤咲子
※今は赤坂で店やってるとか。寨主の知り合いの某DBベンダの部長御用達なんだって(笑)しかし、伊東美咲とどうもカブッちゃうんだな、これが。いや、名前だけね(^_^;

三井比佐子
※知らないでしょ?寨主も知りませんでした(笑)が、中学時代のバスケット部の一年下なんだって。これを最後まで笑わずに聞いたあなたは、ある意味偉い(笑)

桜たまこ
※気が付けばアイドル路線がイロモノ路線になってますが(笑)知ってる人いるかなぁ、かなりマニアックだと思うけども。当時、こりゃねーだろと思ったね、流石に(笑)

ま、一般的な話、と言うべきかなぁ...

2007年05月11日 10時14分21秒 | まねじめんと
今日はPM、とゆーか、一般的なマネージャとしての話かも知れないけども、良くある話なんで。

何か人に起因する問題が発生した時、普通マネージャであれば叱りますな。
ま、叱れないマネージャってのも困りもんなんすけど(笑)
ちなみに、叱るのよ、怒るんじゃなくて。
怒っちゃってる人も結構見掛けるね、恥ずかしいことに(笑)
怒るってのは、同じ位置に立ってモノを言ってる証拠っす。
所謂喧嘩と同じで。
この状態の人って、ヒートアップしてるだけで、「何をどうすれば良いのか、どうしなければいけないのか」をさっぱり語らなかったりしますね。
通常マネージャってのは管理責任を負って、その分余計に給料貰ってる人なんで、喧嘩してちゃいけませんな。
叱るってのは、あくまで”指導”ですからね。
「俺は人様を指導できるような人間じゃない!」なんてーのは無しです。マネージャの給与貰ってんなら。仕事としてやってください(笑)

で、叱るにしても、どこに基準を置くのかってのが本日のお話で。
通常、自分より立場が下の人ってのは、経験なり見識なりスキルなりの違いから部下になってるわけです。(ま、世間には理解不能な理不尽な理由で上に立ってる人もいるけどね)
つーことは、当然のことながら、能力的には下の可能性が高いわけですね。
尤も、全ての能力ってことじゃないですよ、当たり前だけど。
マネージャ、リーダのスキルと言う範囲において、ってことよ。
でね、仕事できる奴に有り勝ちなんだけど、自分を基準にしちゃうんだな、叱る時に。
「何でこんなこと出来ないの?」の”こんなこと”ってのは、人によって違うのが当然なのに、自分の能力が80だとすると、60の能力の部下に80のパフォーマンスを要求しちゃうわけですわ。
でね、更に上のマネージャにしてみれば、「お前だって彼くらいの時はそうだったじゃん」と思っちゃうことが多くてですね(笑)
で、叱ってる奴呼んで、そんな話をして指導するわけです。
ただ、この言う叱り方をする奴ってのは、基本的に仕事ができるんで、ちょっと肩に力入り過ぎでこうなっちゃったりしてるだけのケース多いので、↑みたいな話をしてあげて、自分でそれに気付けると更に一段伸びたりします。

要するに...
上にいる人ってのはかつては下にいたわけで、下のことが理解できる筈。
下の人はまだ上になってなけりゃ、当然上の世界なんか知りようがない。
だから、基準は相手に合わせてあげないといけないんす。
至極簡単なことなんだけど、これを忘れちゃってるのよね。

で、60の能力の部下にちょっとだけ背伸びさせて、65のパフォーマンスを出させるんす。
今まで60のパフォーマンスしか出せなかったのに、叱られたことで65のパフォーマンスが出せれば、叱られた方だって自信になるし、指導して貰ったお陰だってことに気付きます。普通の人なら。

答えそのものを教えるようなのは、指導としては最悪なんで要注意っす。
「人間とは考える葦である」とか、昔の偉そうな奴が偉そうに言った筈だけど、人ってのは自分で考えないと、さっぱし生きてる意味がありません。
なので、ヒントを教えてあげるのが良いかもっす。
で、できたら褒めてあげる。人によっては褒められることで伸びる人もいるから。人によっては褒めると図に乗る奴もいるので、緩急は人を見て(笑)