醉蝗茶房

80's&水滸&異常な日常

マスコミの恐ろしいこと...

2007年05月18日 01時16分46秒 | つれづれ
先日母親の首切り落として警察に持って行った少年の事件がありましたけど、今日その続報をニュースでやってました。
曰く、「少年の家には殺人に関する本や漫画があり...」
なるほどー、恐ろしい...
ん?ちょい待ち...
いや、先日の事件そのものはあっちゃいけない事件だけど、報道内容はまた別だべと。
きょうび、殺人の描かれない小説、漫画、アニメ、ドラマ、ゲーム、映画って、一体どれだけあるんでせうか?
何でも中国の子供達には『DETH NOTE』ごっこが流行ってるらしいし...
大体やねー、そんなこと言ったらだよ、もし寨主が事件なんか起こした日にゃ、
「醉蝗容疑者の自宅には、大量殺人、死体損壊、幼児殺害、食人等を描いた本が数百冊もあり、殺人関連のサイトも複数持っていたとの情報もあり...」
なーんて報道されるに決まってるよな(-_-;;;
かくて現代日本でも、『水滸伝』を禁書とする法案が満場一致で今国会にて可決されたのであった、なんて(笑)
ま、報道にせよ、番組制作にせよ、より刺激的、より斬新なものを求めてどんどんエスカレートしちまって、『あるある』の捏造みたいなことが起きて散々世間から白い目で見られちゃった筈なのに、さっぱり懲りてないのかね?
なんて書けば、
「いや、事実を報道したまでだ」
なんてー揚げ足取られそうだけど...
いやな渡世だねぇ(笑)

最新の画像もっと見る