醉蝗茶房

80's&水滸&異常な日常

微妙なニュースだ...

2007年05月10日 12時48分40秒 | つれづれ
先日来巷で盛り上がっている中国北京の石景山遊楽園ですが、今朝のニュースでパッチもんキャラクタが突如として消えた!って報道してましたな(笑)
Yahoo!とかで探したけど、出てないので未確定ですけど、どこかの中国のポータルサイトでアンケート取ったら、この件に関して「著作権を保護しないのは問題だ!」とする意見が多数派だったとか。
だけどね、そのアンケートのコメント総数って2,000以下だったのよね。
つまり、仮に全員が「問題だ!」と思ったとしても、全人口の0.00015%の意見ってことで、中国でのネットの普及率その他諸々考えた時、これが一般的な意見かってーと、どうしてもそうは思えない(^_^;
ま、日本だって一般的に著作権に対する意識がそんなに高いと思えないんじゃないかってとこもあるし。

とか言ってたら、今度は別の中国の遊園地で、普通の馬を縞模様にして、「アフリカのシマウマだよー」と言って乗せてるとこがあるんだって(笑)
ま、こっちはそんなに目くじら立てるほどのことじゃないと思うんだけどねぇ(^_^;;;

つか、昨日の異常な陽気で九州方面に光化学スモッグ警報が出た原因に対する、国際的な規制がないことの方が恐ろしいけども。
流石にヨーロッパとかはあるみたいね、陸続きだし。
でも、日本がそんなこと言うと、「また日本は言い掛かりつける気か?」とか、世論が盛り上がっちゃうんだろうなぁ...

う~、拷問だ...

2007年05月08日 00時16分55秒 | つれづれ
前々から思ってたけど、人間ドックってのは拷問だ。
前日から食事・水分を制限されて、当日は一切抜き。
そして、血ぃいっぱい抜かれて、糞不味い発泡剤にバリウム飲まされて、台でぐるぐる回されて、その上下剤と来たもんだ...
また、この下剤って奴がクセもんで、行くとこ行くとこで強さが違うから、すげー効いたりさっぱり効かなかったり。
効いたらバリウム出ちゃうから良いけど、効き過ぎると地獄。
効かないとバリウム出ないんで、これまた地獄。

しかも、今年は半日健診だったから、終わってから仕事だったんで、効き過ぎると困るってんで、下剤一個だけ飲んだ。
そしたら効かねぇんでやんの...
かと言って、通勤電車に1時間以上乗ってる寨主としては、迂闊なタイミングで追加の下剤が飲めず、中間地点越したら飲もうと思ってた。
そしたらね...
人身事故で東京で一時間半も止まったまま動かない(T^T)
しかも、何かもよおしてきそうな雰囲気だし...
が、何時電車動くか判らないんで、身動きも取れず。
結局、家に帰り着いたのは23:00過ぎ、しかも出ないし(-_-;
で、やむを得ず今更下剤飲んだけど、これが明日の朝強烈に効いてたりしたら、今度は会社行けないじゃん(笑)

建康かどうか調べるためのイベントなのに、必ず毎回これが原因で体調崩すのって、一体如何なもんざんしょ?

異例ですが

2007年05月06日 23時43分22秒 | つれづれ
感動の余り、どーしても伝えたい(笑)
「レインボーマン」だけじゃない、寨主が子供時代に見てた実写の子供番組抜粋っす。
ウルトラマンとか仮面ライダーとか、超メジャーなのは抜きで。
ま、赤影だってライオン丸だってメジャーだけども(笑)
やっぱ、YouTubeはすげー

仮面の忍者赤影
※忍者ヒーローの王道っす。随分長い事やってた気がする。信長とか秀吉に雇われたとは知らなかったねぇ(笑)

悪魔くん
※アニメもあったけど、寨主にとってはこれっすね(笑)エロイムエッサイム~

河童の三平 妖怪大作戦
※河童の国に行く、第一回が子供心に怖かった。お母さんに呪いが掛かっちゃうのよ。

高速エスパー
※一時期、東芝のマスコットでしたな。主役は三ツ木清隆さんです。

キャプテンウルトラ
※時々取り上げられてますな、小林稔侍さんの若い頃の出演作ってことで(笑)ちなみに、寨主にとっての宇宙人のイメージは、エスパーのギロン星人とキャプテンウルトラのバンデル星人で固定化されてます(笑)

緊急指令 10-4・10-10
※無線がキーワードの特撮っす。数字はね、「テンフォーテンテン」と読んでね(笑)

宇宙猿人ゴリ
※『猿の惑星』ヒットの余波で出来た特撮なんだけど、悪役の名前がタイトルだった。が、評判悪かったらしくて、途中から『スペクトルマン』にタイトル変更(笑)

怪傑ライオン丸
※これも忍者物の王道だけど、赤影と違って変身物。最近、新しいのやってましたが。

変身忍者嵐
※ライオン丸に比べると、グンとマイナー。でも、寨主はこっちの方が好きだったね(笑)

人造人間キカイダー
※石ノ森章太郎さん原作ってのが多かったね、この頃。悪役でハカイダーってのが出て来るんだけど、これがクールなのよ(笑)この続編の01には、志保美悦子さんがビジンダーで登場しましたな。

白獅子仮面
※大岡越前配下の同心が変身しちゃう時代劇。が、悪役の妖怪より白獅子仮面の方が悪人面だと思ったのは寨主だけか?(笑)

ロボット刑事K
※これも石ノ森さん。名前がKって寂しいだろうと(笑)ちなみに、マザーがいるのよ。要塞だけど(笑)

イナズマン
※更に石ノ森さん(笑)イナズマンは二段変身で、最初のサナギマンは見た目同様ショボいのよ。が、イナズマンが闘ってた相手って、新人類なんだぜ(爆)


ん~、まだまだあるけど、思い付いた時間が遅かったんで、今日はここまで(笑)

あーゆーの好きだー

2007年05月06日 10時19分54秒 | つれづれ
映画館で見たかったけど、わしは置いてけ堀でガキどもだけで見に行った、『ブレイブストーリー』をTVでやってましたな。
良いよ、うん。内容知らなかったけど。
寨主ははっきり言って、こーゆーの好きだ(笑)
ま、映画だからどうしても端折らざるを得ないとこもあったけども。
男の子はあーでーねぇとなんねぇ(^_^)/
いや、マジ真剣に見ちゃいました(笑)

え?PMの話はどーなってるかって?
はい、PMになりたい、今PMで悩んでるって人は、『ブレイブストーリー』見てください(笑)
あれこそPMの姿っす。
判らない人は判るまで見ること(笑)
つか、ここんとこのPM話の後に『ブレイブストーリー』とは、タイムリーにも程があるな...
文章書こうと思ってたけど、アレ見たんで不要になっちまいましたよ(笑)

見境無しだねぇ(^_^;

2007年05月05日 09時01分50秒 | こんぷぅた
MicrosoftがYahoo!を2005年に買収しようとしてたらしいね(^_^;
何か見境なしってーか、そんなにGoogleに負けたくないのね...
IPOってのも、常に業績を上げ続けないといけないって脅迫観念に囚われるって意味じゃ、善し悪しだねぇ。
ま、マザーズとかJASDAQとかが出来たから、公開も簡単になったし、経営者にしてみると勲章になるけど、ここ暫くは新興市場の特にIT関連企業で不祥事続発だったから、あんまし上場の旨味ってないんでないかね?
取り敢えず、健全であれば安くてまとまった資金がどかんと入ってくるけども、その金で何やるかなーんも考えずに上場しちゃう企業もあるだろうねぇ(笑)

うっ、急なお出掛け...
続きは帰って来てから書くっす(^_^;



...で、帰って来たんですけど...
何書こうとしてたか忘れちゃいました(T^T)

やっぱすげーぞ、中国って(笑)

2007年05月04日 08時22分32秒 | つれづれ
いやー、すげーよ、中国(笑)
ま、パッチもん天国ってことは周知の事実だけど、国家経営の遊園地でここまでやるか(爆)
見ました?北京の石景山遊楽園。
ディ○ニー、ド○えもん、ハロー○ティ、その他諸々の偽物キャラクタ大集合っす(笑)
偽物ってったって、もうちっとどうにかしようがあるでしょ。
あまりにね、雑なのよ(笑)
多分アレだよねぁ...くらいのいい加減なコピー(笑)
キ○ィのヒゲが縮れてる、ドラ○もんの目が剥がれかかってる、etc.
こんな感じらしい
今朝のニュースで映像で紹介してたけど、いやここまで開き直るとは凄すぎる(-_-;
しかも、キャラクタにカメラ向けると、着ぐるみの頭外して金要求してるし...
ここで次のオリンピックがあるんだよね。
国際社会から何と言われるか、今から恐ろしいねぇ...

それはそれとして、久しぶりに子供と江ノ島行って来たッス、チャリで。
いや、確かにGWだけどさ、きょうび江ノ島なんて人来ないと思ったら大間違い。
もの凄い人出で、しかも若い人が多くて驚いた。
近場で金掛からないし、昨日は天気も良かったし、海もあるからねぇ。
海辺でバーベQやってる人も滅茶多かったす。
で、江ノ島だけど、もう歩けないに近い状態...
江ノ島なんて変わりようがないと思ってたけど、結構昔と変わっててまた驚いた。
数年前にも行ったけど、その時は気付かなくて、昨日改めてあっちこっち入ってったら、鐘があったり、公園が出来てたり、展望台みたいになってたり。岩屋からの帰り道に近道が出来てたり。

寨主がガキの頃は手摺りすらなかったもんな。
崖から登って行って、船虫の大群に驚いて落ちそうになったことがあったっけ(笑)
で、普通に歩く通りから横に逸れて森の中に入って行ったら、ちょいと開けた場所があって、そこに2mくらいの何かの慰霊塔が建ってた。
暫くそこらで遊んでて、皆で戻ろうと思ったら、その慰霊塔の上に人が立ってた!
もう、驚いたのなんの、皆で走って逃げたけど、アレは果たして人だったのか...
だって、慰霊塔の上に立って、黙ってこっちを見てたのよ、ひげ面でスーツ着た人が。

で、今回、相当江ノ島が開けていたので、あの慰霊碑もどこかにあるだろうと探したけど、結局見つからなかったっす。
益々謎ですが(笑)
と言うことで、昨日の感想ですが、江ノ島に若い人が沢山来るのは良いことだけど、基本的に急な階段が多いので、ハイヒールで来るのは辞めた方が無難っすよ...
そう、白のミニスカート着てた、派手なメイクのあなたのことです(笑)

ちなみに、PMシリーズ第三弾だった昨日も異例のアクセス数でした。
が、今日は書かないんだな、これが(笑)
明日辺り、また書くかも。

明るさと言うこと

2007年05月03日 09時59分16秒 | まねじめんと
何となく流れでPMシリーズ第三弾(笑)
何でかね?
そんな面白い話じゃないと思うんだけど、PM話書いたらアクセス数増えてるよ。
悩んでるPMが多いってことかな?
つか、自分で書いといて言うのも何だけど、寨主のプロジェクトで直接一緒にやるなら別だけど、Blogの話だけじゃ参考にもならんだろうと(笑)
あ、でも一つアドバイスを。
マネジメントスタイルってのは、十人十色でコレでないとダメってのはないです。
なので、初めてPM任されたりした時は、過去一緒にやった案件の中で、一番仕事が辛くなかった、もしくは楽しかった案件のPMのモノマネから始めると良いかも。

と、上手い具合に枕になったので、今日はPMの性格続編(笑)
ずばり、PMは明るい性格の人が向いてます!
ま、仕事ってのはそれでお金貰ってるわけで、基本的には楽しいと思える人は少ないかな?新人のうちは何をやっても新鮮で楽しいってのはあるかも知れないか。
んで、暫くやってみて、自分の仕事が天職だと思える人ってのもそうそういないかと思います。
ちなみに寨主は幸いな事に天職だと思えてますが(笑)

ま、常態が楽しくないってことは、普通にやっててもモチベーションは上がらないわけで。
ましてや、トラブってる場合、尚更ですわ。
こんな時、ボスが暗い顔なんかしてた日にゃ、メンバのモチベーションなんかがた落ちっすよ。
なので、PMは明るくないといけません。楽天的でないといけません。
つか、もっと言うと明るく見せる、楽天的に見せる、と言うべきかな?
そりゃ、PMになれば責任も生じるので、悩まないといけないことは当然増えるんだけど、それを表に出しちゃダメ。皆不安になるから。
「うん、何とかなるから大丈夫だよ~♪」くらいが丁度良い。
でも、根拠のない楽天家になっちゃダメっす。
そう見せるには、何とするための現実的な方法論を考えて、調整/手配をきっちりやるってのが裏にないと、単なる無責任っす(笑)
で、この裏側が結構大変なんだけど、そこの大変さを表に出しちゃダメってことですな。

初めて一緒にやるメンバばっかりの時は、こんなこと言ったって皆半信半疑ですけど、暫くやってるうちに、少しでも改善されたり前進したりしてることが実感できるようになると、「おっ、もしかしたら本当に何とかなっちゃうかも」と思えたりするもんです。
で、一つでも山越しちゃえば、メンバにも自信が出来るので、「何とかなっちゃうもんですねー」なーんてセリフが出るようになったりします。
こんなセリフをメンバに吐かせたPMは強力っすよ。
その時点で、PMに対するロイヤリティっつーか、信頼感は万全なんだから。
それ以降、「こうしようか」と言えば、自然と皆ついてくるし、「こうした方が良くないすか?」なんて前向きな意見も出て来るようになったり。

この状態、『孫子』の言うところの”勢”のある状態ですな。
流れに乗ってる状態っつーか、誰が欠けてもダメだけど、決して誰かに依存してない状態、所謂チームワークが取れてる状態っすね。
要は、そう言う状態をPMが意図的に作っていければ、メンバは変わらないのに総体的な戦力がグンとアップしちゃうんですわ。
人ってのは気持一つでもの凄く変われますからね。
ま、ある意味、PMってのはプロジェクトに対する演出家と言っても過言ではないっすね。
を、なんか名セリフを吐いた気がするじぇ(爆)

PMの適性

2007年05月02日 08時59分44秒 | まねじめんと
昨日PMってのはヒューマンスキルの善し悪しで決まるなんてー話を書きましたが、ちょいとした続編を。
PMのヒューマンスキルのいくつかを昨日挙げてみましたけど、この中で別して重要なのは「リアリストである」ことっす。

概ね、とゆーか、ほとんど全てと言っても過言ではありませんが、プロジェクトって奴は問題が出てきます。
内部要因/外部要因、品質/コスト/進捗、技術的/人的etc.もう何でもありで、まるで『水滸伝』みたいっすよ(笑)
中には、トラブってる状態にいきなり突っ込まれる、所謂”火消し”と呼ばれるPMもいたりします。
ここ数年の寨主は将にこれだったりするんですけどね(^_^;
で、トラブルの際はまず状況の把握をしますわな。
状況は徹底的に我に利あらず、なんてー時でも、これを何とかするのがPMのお仕事です。

が、得てしてこの手の状況に陥ると、こんなことを言い出す奴が出てきます。
曰く、「本来はこうするべきではなかった」
曰く、「もう、どうにもなりません。やめるべきです」
等々...
要するに、今の状態を受け入れられないので、自分の考える理想論に走っちゃうわけで。
状況によっては、確かに採り得る選択肢もあるんですけど、ほとんどの場合は悪い言い方をすると”逃げ”になっちゃってるんですな。
自分しか見えてないと言うか。
例えば半年納期を延ばしてもらえば良い、と言うようなことを言いますが、お客さんにはお客さんの都合があって納期が決まってるわけで、こっちの都合でそんな簡単に納期を変えることなんかできません。況や、遅れの原因が自責だった場合に於いてをや(^_^;
プロジェクトを途中で投げるなんて言ったら、それまでのコスト持ち出すだけで終わればまだしも、場合によっては賠償なんてこともあります。

つまり、現実を見てない、もしくは見えてない、または見えてても見えないフリをしてるんですな。
何を言おうが、どう考えようが、現実ってのは厳然としてそこにあるわけで、まずそれを受け入れないと解決の糸口なんてもんは見つかりません。
で、その上で、現実的に採り得る最適な選択肢を考えるのがPMって商売なので、一緒になって「べき論」や「理想論」を振り回しても、何も現状の問題は解決しないっす。
ま、愚痴ですからね、言ってみれば(笑)

昨日の話じゃないけど、戦場で敵を前にして主将が愚痴ってたら、部隊は全滅しちゃうかも知れませんわな(笑)
「もっと兵力が多ければ」「こっちへ進撃しなければ」「普通有り得ない敵の動きだ」...
そんなこと言ったって、目の前がそうなってないんだから仕方ない(笑)
想定外の状況に置かれた時点で、『孫子』の言う”奇”の状況を敵に作られたってことですね。
そのまま何の手もなくぶつかれば、まず負ける状況です。
ではどうするか?
”奇”の状況を作り得た敵は、余程の名将でなければ、ある意味油断が生じてます。
であれば、敵の想定外の行動が取れれば、逆に敵が意表を突かれます。
その隙を生かして、戦うも逃げるも主将の意志になりますな。
ま、敵にすれば、「一杯喰わせて有利に戦う」ために作った状況の筈なので、”奇”を取り直したからと言って、戦ってしまうのは如何なものかと思いますが。

でもね、話はPMに戻りますけど、リアリストであることと、理想を持っていないことは、当然のことながら同義ではありませんので念のため。
プロジェクト開始から入ったPMなら、当然”あるべき姿”のプロジェクトを運営しようとします。
これは言わば表芸っすね、在って当たり前。
つか、方法論としての理想だけでなくて、色んな意味の”理想的な姿”を持ってないPMってのは、確実に人としての迫力に欠けます。
要するに、理想を持った上で、現実には現実的に対処しうる引き出しを沢山持ってるPMってのが、”理想のPM”ってことです(笑)

プロマネと言う商売

2007年05月01日 12時52分48秒 | まねじめんと
寨主は、世間的に言うとプロジェクトマネージャと呼ばれる職種になるかと思うっす。
今は資格ができたので、PMPとかP2Mとか持ってる人が公的なPMになるのかな?
会社の中の資格とか肩書きとしてのPMってのもあるでせう。

で、PMとは何か?
特にIT関連限定としてだけど。
マネジメントスキルと手法を駆使して計画通りプロジェクトを進める人。
うん、世間的には概ね正解。
が、本質的な部分としてPMに必要なスキルはヒューマンスキルっす。

マネジメントやテクニカルなスキルってのは、知らなくてもモノの本を読んだり経験すれば習得できます。
ま、能力の個人差はあるけど、この際それは問題でないので割愛。
でもね、ヒューマンスキルってのは習ってどーなるもんではない、残念ながら。
人から好かれるか、人の痛みが判るか、嘘を吐かないか、明るいか、判断力が高いか、決断力があるか、リアリストか等々、別にPMとは関係のない、一般的な人格とか性格ですわ。
が、要するにプロジェクトに関しては親分なわけで、状況に因っちゃあ厳しい指示も出さなきゃならない。
その時に、信頼とまでは言わないけど、メンバに信用されていないとパフォーマンスに差が出ますな。
信用は嘘を吐かなければ比較的早くに得られますけども、信頼には時間が必要。信頼ってのは、感情的な繋がりのことだから。
で、取り合えず、この信用だけでも得られないと、メンバが能動的に動いてくれないなーんてことになりかねませんな。
基本的にはね、どっちもないといけないんですけどね、マネジメントスキルもヒューマンスキルも。
どっちかだけだと、やっぱリスクが高いです。動いているのはコンピュータでなく、人なので。

で、この職能ですが、寨主的には”将”の職能と同じだと思ってます。
将軍の”将”ですね。
近代の軍隊は、徴兵制度を含めて統制が強いので、当てはまるとは思うけど、それほどシビアでないかと。
そこ行くと、近代以前の軍隊のリーダーは、古ければ古いほどだけど、モロにこの職能が必須となりますな。
その辺りが、寨主に言わせれば『孫子』の存在価値だったりするんですけどね。
戦争ってのは究極のプロジェクトで能力の高い将の下にいれば、死ぬ確率が低かったりするわけで、部下も大変ですな。
が、能ある将が能を示すには、やはり部下のロイヤリティが得られてないと思ったようにならないわけで、きっと最初は名将と呼ばれた人たちだって大変だったに違いない。
が、勝ったと言う実績(それも論理的な戦略/戦術の結果ね)と、共有した時間の長さが、段々と将の人となりを浮き立たせ始めると、「うちの親分」的な共感に変わってくんだろうと。

あんましこれ語るとすげー長くなるので、今回はここまでにしときますが、要するに、世間一般の認識するPMには誰でもなろうと思えばなれるけど、名PMになれるかと言うのとは、全く別物ってことっす。
つか、こんなこと書くと「じゃ、お前はどーなのよ?」と言われそうですが、そーゆーもんは他人が判断するもんで、自分で言うもんじゃありませんて(^_^;;;