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旧精神科医療は思想警察なのか?

精神病院必要論〜精神科看護のコミュニケーション力考察

2016年11月28日 | 精神科看護
今回は、精神病院の必要性について述べて行きたいと思います。
精神病院については、否定的な記事内容が多い当ブログですが、今さら読み直してみると、精神病というレッテルを貼る行為がおかしいというだけで、社会に適合できない人の生活のお世話をする場所なのだなぁと実感します。
それは、罪を犯せば更生施設に入所しますが、罪にならないレベル、迷惑行為などといった、モラル的なグレーな部分での扱いは、実際日本にはありません。

なぜこの記事を書こうかと思ったかというと、店舗管理者をしていると習得金などを警察署に届ける義務があり、最近ちょこちょこ警察署にお邪魔しているから、その折警察署にて安全相談をされている家族が多いのなんの…。
相談受けているお巡りさんも、生活安全課なのかな?プシコに関しては手が出せない様子。
本来は保健所と連携するのですが、私が現職で働いて時も、保健所との交流は無かったです。
強制捜査の際、役所の戸籍課に身上調査を依頼するため、役場とは交流がありましたが、、、
また、当て逃げ、ひき逃げの捜査で車の修理屋さんとは仲良くなりました。

さておき、警察から保健所に情報が流れて来ないとなると、家族は困りますね。
たらい回しにされるだけで、本人に精神病院に受診を促しても、当然拒否するのみですからね。

保健所に相談に行っても、指定医さんはほぼ素人同然のペーパードライバーのドクターばかりですし、適切な介入、つまり説得やセデーションの基本も知らないだろうし、何より精神保健指定医は、簡単に取れるようになりましたよね?
最近どこぞの病院で剥奪されてましたが。

兎に角、こういった方々の処遇は、家族が頑張るか、精神病院しかないのが今の日本の現状なのだな?と感じました。
精神保健保安官なんてできたら面白いですよね?
そんなシステムできたら、真っ先に私が入院させられそうですが…。

精神病院では、CVPPPという包括的暴力防止プログラムがあり、早い話が、暴れる患者を抑え込む技術です。

暴れさせない事が大切なのですがね。
そこを飛び越え、抑え込むことばかりなのが現状です。

心を扱う精神科なのに、コミュニケーション力がない…。
振り返れば耳が痛いです。
まぁ、看護師がいくら頑張っても、医師を説得できなければ、処遇は改善されません。
医師をどれだけ誑しこめるかが看護師のコミュニケーション能力なのでしょう。
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