看護実習2

看護実習その2です。
前回の内容をさらに細かく見て行きます。
1週目
月曜日
実習先への挨拶、オリエンテーション、担当患者紹介と、挨拶、コミュニケーションと情報収集
火曜日
情報収集とコミュニケーション
水曜日
看護理論に基づくアセスメント実施、作成
木曜日
アセスメント作成、担当教官、指導者に提出
金曜日
カンファレンスにて2週目からの看護介入についての発表、修正
土日休み
2週目
月曜日
看護介入、評価
火曜日
看護介入、評価
水曜日
中間評価、修正
木曜日
看護介入、評価
金曜日
カンファレンスにて介入結果の発表、
実習総括の作成
実習先医療機関へのご挨拶、挨拶状の作成

という感じで進みます。
自分の学校の教官が怠け者だと、放ったらかしにされます。
酷い教官は怒ることが実習の醍醐味だと勘違いしている人もいたり…。笑

日報は翌朝提出です。
忙しいのは1週目です。
2週目はそれほどでもありません。
兎に角、大切なのは、

単にカルテを眺めるのではない。
単に担当患者と世間話、お喋りするのではない

ということです。
疾患、問題に対して、何処の情報が不足しているのか？カルテにない情報はないか？
をしっかりとメモし、効率よくコミュニケーションを実施して情報を取得します。

自分のことは話す必要はありません。
これはコミュニケーション方法で説明したいと思いますが、例えば患者から
『学生さん、歳いくつ？』
『学生さん、何処に住んでるの？』
『学生さん、彼氏いるの？』
という質問された時、返し方は決まってます。
人が質問する目的を考えてください。
情報を取りたいと同時にその事に興味がある内容なのです。
「すみません、そういう質問には実習のルールで答えられないんですよ。

そういえば、Aさんは、若く見られます？それとも年上に見られます？

そういえば、Aさんのご出身はどちらなんです？お近くですか？

そういえば、Aさんはご結婚されてるんですか？』
というように、笑顔で切り返します。
休みや趣味について聞かれたりした時、品位のある回答をしましょう。
コンパやら、彼氏とデートなどは、口が裂けても言わないように。
特定の趣味はなく、散歩している、ところでAさんは何か趣味があるのですか？

家族に関しては、兄弟の数くらいは答えましょう。
なぜらなら、コミュニケーションで家族構成、家族関係については必ず情報収集しないと、社会的側面のアセスメントを埋める事ができないため、退院後の支援の計画立案ができなくなるためです。

私は、控え室にいるのが嫌だったので、担当患者と世間話ばかりしていました。
しかし、その時間を情報収集→アセスメント入力作成の繰り返しでやっていれば、もっと効率よく実習できたかな？と感じます。
注意して欲しい点で、他の実習生の情報は極力あなたの口から話さないことです。
何か質問があっても、『そういう話題にはならないため、わかりません。そういうことは、直接本人に聴いてあげてください』
と切り返します。
そして、担当患者以外の患者から話しかけられることがありますが、絶対に楽しそうに会話してはいけません。
担当患者が嫉妬します。
それで、担当を変えられた学生を見た事があります。
それくらい、担当患者には配慮しないといけません。
もちろん、お菓子、食べ物も貰ってはいけません。
『ダイエットしてます、私に気を使わずどうぞお召し上がりください』と切り返しましょう！
何故なら、担当教官が途中挨拶に来た時に、あなたと同じ感覚で飲み物、食べ物を勧めるから、事実が発覚してしまうからななです。
細かいようですが、以上のようなポイントは必ず押さえておくと良いでしょう。