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心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

自殺と他殺、何故スポーツだけが礼賛されるのか?

2016年02月08日 | 学歴もスポーツも同じ
私達を幸せにしてくれるのは何なのか?
この問いに対して、『お金』『権力』『資産』が考えられる。
実はこれら三つの価値観は、支配者側が、そうでない庶民に対して植え付けている価値観であると言われます。
では、本当の幸せとは、何によって得られるのでしょうか?
あなたが幸せを感じられる状態を想像してみてください。
それは、預金通帳に使い切れない大金が書き込まれており、都心の一等地の最上階に住み、一本数十万円もするシャンパンを飲んでいる時でしょうか?
もう少し感情にフォーカスしてみましょう。
あなたが考える幸せな感情状態とはどのような状態なのでしょうか?
『安定、穏やか、喜び』等の言葉が思い浮かぶかもしれませんね。
これらのキーワードは、決して『競争、争い、勝ち負け』の結果からは産まれません。
多くの人は、この事に気付いていないのです。
私の職場の事務員で、こんな人がいました。
『私は悪くない、能力は劣っていない、上司から良く思われたい、不当に評価されたくない、叱られたくない、失敗したくない…』
まさに、劣等感の塊が服を着て歩いている人です。
その人がいるだけで、空気が重くなり、澱んできてしまいます。
その人は、人を避け、感情の交流から逃げ、自分を知られる事に怯えています。
何かに怯えながら、『得ること、失わない事だけ』を考えて仕事をされている。きっと家庭でもそうなのでしょう。
自分を知られる事に怯えるという心理は、『過去のイジメなどトラウマ体験』によるものだと考えられます。
ですから、権力に近付き、権力を笠に周りをコントロールしようとする。
彼女の中では、常にアドレナリンが流れ続け、細胞、血管は悲鳴を上げています。
常に周りを警戒し、攻撃されないよう、いじめられないように身構えている。
こういう人は、常にストレスに晒されているため、救われません。
強いトラウマを受けると、思考が左脳側、そして、後脳ばかり使うため、『善悪、白黒、勝ち負け』のような二元論的思考となってしまいます。
イジメを作り出した原因は自分にあるのに、相手に原因を求める。
解決方法は、話し合いでなく、法廷、裁判で争う、生きるか死ぬかの考え方なのです。つまり、頭の中は、日々殺しあい、戦争状態、いや、休戦状態なのです。
朝鮮半島やパレスチナで暮らす人々をイメージしてもらえるとわかりやすいでしょう。
明日、対抗勢力から爆撃を受けるかも知れない、そんな恐怖と日々対峙しています。

では、何故このような思考になってしまうのか、もう少し掘り下げましょう。
前述通り、過去のトラウマなどが原因で挙げられましたよね?
しかし、何故トラウマから乗り越えられないのでしょう?
それは、その人のベースとなる価値観が、劣等感をベースとしているからなのです。
劣等感を払拭するには、勝ち続けるしかありません。
つまり、勝ち負けの世界でしか認めて貰えなかったということ。
常に人と比較され、他人の価値観に自分の価値観を合わせている、他人とは?
母親であり、父親でしょう。

両親から負わされた、コンプレックスを背負っているのです。
両親のコンプレックスを払拭するには
両親の認めてくれる、『金、権力、地位』を獲るしかありません。
そして、それらの三つは、権力側をコントロールする側が作った価値観、つまり、
金、権力、地位という人間の階層化、階級付けをする事で、横の関係で争わせ、上にいる支配者層、つまり、金を作っている人達、地位、権力を作っている大元に、問題意識が向かないようにしているのです。
いわゆる、分断統治のやり方です。

そして、本題に入りますが、『横の争いをさせるためのツール』が
『学歴とスポーツ』であると言えます。
良い大学を卒業し、高い年収の仕事につく事を目標とさせ、医者、弁護士などをチヤホヤする。
オリンピックや世界大会などで優秀な成績を残した人を英雄視させる。

学歴や、スポーツも支配者層が作ったものです。
本来人間は穏やかに争わず、貧富の差なく、お金や地位権力のために、自殺や同種での殺しあいなどしない筈なのです。
彼らは何らかの、『横の争い』を作り、メディアを通して発信する。
今一度考えてみてください。そして、あなたの周りにいる人を思い出してみてください。
年収の高い人が皆人間的に素晴らしいでしょうか?学歴が高い人の家族が皆笑顔で幸せでしょうか?
スポーツ成績優秀な人が皆人間的に尊敬される人ばかりでしょうか?金メダリストの家族は皆幸せでしょうか?
東大卒業して、廃人になったり、親の遺産を食い潰している人を私は知っています。
身体をボロボロにしてまで、メダリストになっても、仕事がなく、運送業をされている人を知っています。
学歴、スポーツの闘争心は本来ならお金や権力で縛り付けている支配者層に向けられるべきなのだと感じます。
メディアの華々しい偏向報道に乗せられ、今日も苦しみ続ける、怪我する我が子を部活に行かせ、心の病になりかけ、エネルギーが枯渇してしまっている子どもを学校や予備校に通わせる親の、何処が立派な親と言えるでしょうか?
子どもより長生きしているだけで、何も学んでいないし、結局、テレビから流れてくる情報を鵜呑みにし、学歴や年収でしか判断できない、子ども以下であると親は反省しなくてはいけないかもしれません。

そう考えると、イジメや自殺は横の争いの結果であり、大人である我々が無意識のうちに作り出している、極めて悪魔崇拝的な結果なのかもしれませんね。
殺すも自殺するも同罪です。
教育が悪いのでしょうか?
違いますね。
学歴、年収、スポーツでしか評価できない、両親にこそ問題があるのです。


学歴とスポーツは同罪であり、
世の中の価値観をもう一度考え直すことが大人の真の役割であり、仕事なのかしれませんね。
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