心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

正しい出産のカタチ)助産師制度について周産期医療の今を考える。

2018年03月08日 | 目的と目標について

今回は周産期医療について、助産師のインタビューをピックアップします。

日系ビジネスオンラインがソースですから、彼らは周産期医療ネタを通して「性的堕落」につなげようと

90歳の産婆さんを取り上げています。

90歳の現役助産師
坂本 フジヱ(さかもと・ふじえ)
 1945年から現在まで、約70年に渡りお産を取り続ける。お産をとる現役の助産師としては国内最高齢。取り上げた赤ちゃんは4000人。親子3代にわたって取り上げたケースもある。現在の助産所は和歌山県田辺市。子供は長男と次男の2人。1924年1月生まれ。(写真:太田未来子、以下同じ)

「セックスセックス」と性的な言葉を乱発させるようにしむける記事に辟易しますが、

そいうった、捻じ曲げようとしている部分は無視して読んでいただけるととても読み応えのある

記事となっています。

・・・・・・・・・・・・(「90歳の現役助産師」が語る、生まれるということ

先日、91になりました。現役でお産取っている人間としては、日本で最高齢やと思います。助産師の資格を持っている方としてはもっと上の方もいらっしゃるんですけど、施設に入っていて活動もしておられないとか、そんな状況なもんですからね。

 私がお産のお手伝いをするようになったのは、終戦直後の昭和20年です。最初に取り上げた赤ちゃんが70になるわけですね(笑)。数で言うたら4000人くらい赤ちゃんを産ましたことになるんかな。そんだけやってきてつくづく思うんは、同じお産って1つもない、ということです。

人にはそれぞれ「生まれ方」がある
 同じご夫婦で7人産んでも8人産んでも、お産は一回一回みんな違うんです。だから私はいつからかな、陣痛は赤ちゃんの言葉なんやと感じるようになったんです。

 例えば「微弱陣痛」という名前をお医者さんがつけているものがあるでしょう(編集部注:一般的に分娩中は陣痛が強くなっていくが、これがあまり強まらないこと。お産が長引き、母体に疲労が蓄積しやすいとして、陣痛促進剤を使うケースがある)。私はね、あれは無いんやと思うんです。

 赤ちゃんは生まれるときに10センチちょっとの骨盤の隙間を通ろうとするわけですが、微弱陣痛というのは、赤ちゃんがそん時に「ちょっと通らんな」と思って、いったんゆっくり休んで、おでこの泉門(編集部注:骨と骨の継ぎ目。胎児には隙間があり、ここを重ねることで頭部を小さくして狭い産道を通る)をもっと重ねて、それで出ていくという、メッセージなんやと私は感じたんです。

 

 ですから、私んとこではそうなった時は妊婦さんに「ゆっくりして、あんたもしばらく寝なさい。そしたらそのうちに痛んできます」って言うんです。でもこれが病院やったら、微弱陣痛という名前が付いたらじきに先生方は促進剤をやるでしょう。医療はずいぶんと良くなりましたから、今の先生方のやり方は絶対に間違いない。なんとしても命を持って出てくるようにしてくれるから、その点は心配ない。

 でも私なんかはそうやって手を加えたお産というのは、赤ちゃんにしたら自分の本意ではないんと違うかと思うんです。赤ん坊がちょっとゆっくり休ませてというときに、陣痛が弱まってすぐに促進剤を打つんは、赤ん坊に対する反逆やと思うんです。

 私は古い人間ですから、昔の考え方が強いんやと思います。今の方は皆さんお産をものすごく大仰に考えている。ご飯食べて、うんこして、寝て、起きてという生活のその一コマでお産があるとは思っていないんです。でも当たり前ですけど、大昔、病院のない時代から人間はずっとそうしてきている。何万年と、自分の体のプログラムに沿って、みんな生まれてきたんですよ。

 姿形が違うように、本当は赤ちゃんの生まれ方だってみんな違うんです。その過程一つ一つに、ちゃーんと生き物としての意味がある。でも今は厚生労働省のマニュアルというのがあって、「こういうときにはこうしなさい」となっている。人生のスタートが、皆同じようになってきてるんですね。それが、人間の自然の能力というものを消し去っていくことになっているんじゃないですか。「出産の喜び」が減ってはいないか
 自然出産は苦しい時もありますよ。それを最後までやり通す親が少のうなっている。今の痛みに対して、最後まで頑張れる親が少なくなった。でもそれは逆に、子供が生まれた喜びを減らすことになるんじゃないですか。

 「ああ、かわいい」と、本当に子供を愛おしく感じることが少なくなったんかなと思うんです。その気持ちが義務的になったと言ったらちょっと語弊があるかも分かりませんけど、人工的なものに人間がなじんできた。そんなふうな感じがしますね。

 お産が病院の仕事になって、帝王切開率も上がってってなると、最後のこの10センチの骨盤を何とか越えようと、越えさせようとする親子が、減っているということです。動物の生まれるというプログラムを無視してでも、自分が楽になりたいという気持ちになってきつつあるんですよ。


 お医者さんばかりがあかんというわけではありません。今の若い人たちはものすごく、医療の目から見た妊娠、出産というのを考えてます。私らの頃に比べればみなさん学歴もあるから「こうすれば問題ないはず」って気持ちがあるんですよね。「病院に行ったら勝手に産ませてくれる。お医者さんが産ましてくれる」っていう気持ちもあるでしょう。すごく、物事が計画通りに進むという意識があるんやと思います。

 だからそこで何か予想外のことが起きたときに、ものすごく大げさに事を言い立てて、すぐに裁判に持っていく。「帝王切開するのが遅かったのと違うか」とかな。そしたら医者の方も、例えば手術してもあかんかも分からんような赤ちゃんも、少しでも心音の残っている間に切って出そうとする。

生まれたら死ぬのが定め
 でも、生きるための根本の力が欠けていれば、それはそれまでの命です。それまでの命の子供は絶対に息はしませんよ。そのまま死んでいく。

 今の人たちはそんなの考えられんでしょう。でも人の命というものは、生まれたらあとは死ぬしかないんです。何歳で死ぬかは自分も誰も分かりませんよ。私も3人目の子を流産しましたけれども、いつかは必ず死ぬということが、人間の体に必ず起こってくる出来事です。こればっかりはどうしようもない。

 私の助産所で、死産というのは一回もないんです。これは別にうちがすごいとかじゃなくて、妊娠中に「あ、これはひょっとしたらこの子供はどこかに何かがあるのと違うか」と思ったら、病院へ送りますからね。

 それでも、私はいつもきっちり皆さんに説明するんです。「生きる、死ぬということは私たちには分からん」とね。親御さんにそれを受け止める気持ちを持っていただかなかったら、私たちも仕事はできんわけですから。

 お医者さんも2人、3人ぐらい裁判を持ったら、もう仕事をする意欲がなくなるんですって。それでもうお産はやめやと。お医者さんも追い詰められているんですよ。だから、なによりも「無事に産ませる」ことを考えるんです。でもそうすることで、両親も赤ちゃんも、何か大事なものを経験しないままに進んでいってるんと違いますか。 動物は生まれたら、すぐに立とうとするでしょう。人間の赤ちゃんは絶対に立たれへん。歩かないということは、何もできないんです。でもそれは、何も分からんと生きているわけじゃない。そのときの感性というものはすごく敏感です。ことに親の考えていることは、もうすぐ分かる。抱いたら肩が凝るとか、子供がはたへ来たら邪魔くさいとか、そんなんも全部。

赤ちゃんは全部分かってる
 だからそうじゃなしに「よしよしって何でもあんたのことは受け止めてやるよ」ってせなあかん。ものを言わんから赤ちゃんが何も知らんと思ったら、大間違いや。何でも分かる。そやからもう本当に、大事にかわいいかわいいと、それだけちゃんとするしかないんや。子育ての基本はかわいいと思うことや。

 そうやってお母さんが腹をくくったら、大泣きしてる子でも不思議と落ち着くんです。そしたら、もう今、子供も進化してきていますのでね、親のことも子供は分かってくれるんですよ。さっき人間の子は生まれてすぐは立たれへんって言うたけど、このごろ10カ月で歩く子供が多いんです。立って歩きだしたら自立ですよね。


 最近は生まれて半年やそこらで勤めに出る方が多いでしょう。私は皆さんに「働いてええで」って言います。でもその代わり「夕方迎えに行った時に、あんたよう遊んでくれたからお母ちゃん本当に仕事できて嬉しい」と、心の底から喜びを伝えてやり、って言うんです。子供からしたらね、大好きなお母ちゃんが喜んでくれることはまたしようって気になりますよ。子供はそうやって進化していってると、認めてええんちゃうかな。

 感覚が敏感な0歳児の間に、とにかく徹底して愛情を与えて与えて与え切る。それで育児の50%は終わりです。お母さんと子供との間に、強力な信頼関係ができる。そしたら自己肯定感が磨かれて、お父さんやおじいちゃんおばあちゃんとか、年上の人らと信頼関係を築いていけるようになる。そういう性根はね、その子の一生続くんですよ。

 
女と男は一緒ではない
 努力の努は「女のマタの力」と書きますけど、子宮の力は国の礎ですよ。子供が生まれんかったら国は亡びるんですから、いわば最後の砦です。そういう女の股の力がね、全部なくならん間に何とかしてほしいなと思う気持ちがやっぱり私にはあるんです。

 近頃は男女平等、平等って言いますけど、女は昔っから特権階級ですよ。神様が子供を産むということを女の人に与えているわけじゃないですか。日本の昔の女性が賢かったのは、自分が上位であるけどそれを表向きは隠していたことです。旦那を立てる。でも実際は自分が上位。そういう家庭が、多くあったんですよ。

 でもそれがいつの間にか、仕事の面で「女性が抑圧されている」って世の中がなりました。それで安倍首相なんかもいろんな政策をやっとるんでしょうけど「女性が安心して働けるように」っていう感じのものが多い。でもそれは自己中心主義の気持ちを、助長させるような政策に思えるんです。

・・・・・・・・・・(転載ここまで)

医療はお産には正直馴染みません。

しかし、医者、製薬会社の利権があるため、子どもを減らしたいという思惑があるため、医療で出産を管理しているだけです。

彼らのやり方は「母体も大事だから、より安全な医療を」

といってきます。

しかし、妊婦の死亡の殆どが病院医療でおきています。

・・・・・・・(陣痛促進剤による被害を考える会

 ◆繰り返される悲劇
 二〇〇〇年十一月、千葉県の女性(33)は出産予定日を一週間過ぎたころ、
産科医から「あと二日、陣痛がなければ(陣痛)促進剤を使う」と言われた。
 副作用や危険性の説明はなく、内診や超音波で子宮の状態を調べる検査もない。
薬の使用に同意も求められなかった。
 点滴が始まって間もなく、約二分の間隔で強烈な陣痛が来た。やがて気絶しそ
うなほどの激痛に。「帝王切開にして」と懇願したが、助産師は笑って受け流し、
医師も診察に来ない。そのころ、すでに子宮破裂を起こしていた。赤ちゃんは帝
王切開で取り出されたが死亡、女性は辛うじて命をとりとめた。
 「同じようなパターンの事故がいつまでたっても減らない。それが最大の問題
です」
 「考える会」代表の看護師、出元(でもと)明美さん(50)(愛媛県今治市)
はそう嘆く。
 出元さんは一九八四年、陣痛促進剤で子宮破裂の事故に遭い、三人目の子ども
を脳障害で亡くした。八八年に会を作って国と交渉を重ね、九二年十月以降、薬
の添付文書に様々な警告が盛り込まれたが、その後も同会が把握しただけで百八
十一件の事故が起きている。

 ◆ずさんな使用実態 陣痛促進剤は不必要な薬ではない。▽予定日を二週間以
上過ぎ、胎盤の機能が低下している▽陣痛の前に破水が起きて長時間たち、感染
症の恐れがある▽陣痛が微弱なまま長引き、母子とも疲れてきた――などのケー
スでは、注意深く使うことで安全なお産に役立つ。
 ただし子宮収縮作用は個人差が非常に大きいので、母子の状態をモニターする
分娩(ぶんべん)監視装置を必ずつけ、医師か助産師が常に様子を見ることが必
要だ。本人・家族への十分な説明と書面の同意も欠かせない。
 「でも明るみに出た事故の大部分は不必要な投薬。『子宮口を柔らかくする薬』
などとあいまいな説明をしたり、分娩監視を怠ったり。助産師がそばにいながら
放置したケースも少なくない」と出元さんは指摘する。
 九月に「考える会」が東京で開いたシンポジウムで、出産事故の裁判を多く手
がける貞友義典弁護士は「どの薬が陣痛促進剤かさえよく知らない医師、危険性
を理解せずに使っている医師もいる」と批判した。

 ◆操作される予定日
 なぜ、ずさんな使用が横行するのか。国の人口動態統計から、その背景が浮か
び上がる。
 昨年、日本で生まれた赤ちゃんは百十七万六百六十二人。一日平均で三千二百
七人の計算だ。ところが日別の出生数を見ると、どの月も土日にガクンと落ち込
む。平日の平均に比べて土曜は18%、日曜・休日・年末年始は27%も少ない。
時間帯別でも夜間に少なく、昼間が多い。
 医療スタッフの少ない休日を避け、平日の昼間に産ませるという出産時期の人
工的な操作が行われているわけだ。
 日本産婦人科医会は、陣痛促進剤による事故の防止をたびたび会員に呼びかけ
てきたが、「医学的適応」のほかに、妊婦の希望や医療機関の体制を理由に出産
を早める「社会的適応」も一定の条件で認めている。
 川端正清・同会常任理事は「帝王切開をはじめ、危険を避けるために医師や助
産師が十分そろう平日を選ぶことはあり得る」としつつ、「使ってはいけないケー
スに使う医師がいるのも確かだ」と付け加えた。
 考える会世話人の勝村久司さん(41)は「安全の確保より病院の都合を優先
させる医師や助産師が多すぎる。知らないうちに使われるケースもある。国は実
態を調査すべきだ」と訴える。
 東京の病院長、佐々木静子医師は「どんなお産がよいか、スタッフ全員が意見
を出し合うことで事故を減らせた」とシンポで報告した。だがそういう病院は必
ずしも多くない。 安全なお産のためには、自分の意向をきちんと伝え、「これ
は何の薬ですか」と尋ねる勇気が妊婦に求められる時代だ。

・・・・・・・・(転載ここまで)

患者の権利を守るのが看護師の役目と習っているはずですが、残念ながら100%の看護師は自分の生活、給料欲しさという現実のために患者を平気で見殺しにする国家資格です。

こういった記事を読むと、「何のための国家資格なのか?」と首を傾げざるを得ませんね。

これだけ産婦人科医療が「自己都合」で「悪魔的」な業界であることを考えると、私たち一人ひとりがもっと賢くなっていくしかありません。

次は産婦人科医のブログです。

ネタなんでしょうが、こうも面白おかしくかかれると、医者の人格を疑いますね。

医者は人格でなるものでありませんから仕方ないですけど。

・・・・・・・・・(子宮破裂の経験を話します

順天堂の提訴の

話題もあるしね・・ 

子宮破裂っていうのは文字通り子宮が破裂してしまうこと

 帝王切開や子宮筋腫の手術など子宮にメスを入れた経験があったり陣痛が強すぎたり

(過強陣痛と呼びます)

 

もともと子宮壁が脆弱だったりそういう状況だと

子宮が収縮の圧に耐えきれず子宮が裂けてしまい

 腹腔内に大出血して母体の命を脅かし

 胎児に血流がいかず胎児死亡のリスクもかなり高い

 そんな疾患です(※疾患ではないと思いますが…

 

帝王切開後の経腟分娩(VBAC・正確にはTOLAC)

筋腫核出後子宮収縮剤投与

 上記のケースではもちろん破裂のリスクを

頭に入れつつ管理が必要です

 

あっ・・ちなみに

自分は陣痛促進剤って言葉

絶対使用しません

 

 あくまで子宮を収縮させる薬で何も陣痛を起こすためだけに使われる薬では無く

 現在のガイドラインでは産後全ての妊婦(褥婦)さんに投与が勧められている薬剤だから

 

陣痛促進剤って言葉を使っている記事は大体が印象操作を目的にしているものだと私は思っています

 

子宮収縮剤投与については今までもマスメディアに散々不当に叩かれまくっているので学会からも説明・同意書を取ること

投与方法の厳守を散々注意喚起されています (※医療におけるインフォームドコンセントとは、厳密に言うと説明してサインもらうだけですから、決定権、自由意志を制限していますので、民法における同意ではありません!)

子宮破裂の頻度って??特にリスクの無いお産で

0.05%と言われていて

 帝王切開後経腟分娩では

0.2-0.7%

(ガイドラインから)(※←ガイドラインは誰が作っているのでしょうか?考える力がある内海聡医師は、ある意味優秀なのでしょうね。臨床やっている医者なら肌感覚で危険だとわかりそうなものですが、彼らは勉強秀才なだけで、考える力はありません。

 数字だけみるとリスクは5-10倍!となるけど

そもそもの頻度がかなり低いのでどこまで倍数に意味があるかはわかりません

年間600件お産がある病院で働いても実際に関わるお産は100ー200件程度

 そもそも最近は

帝王切開後経腟分娩は激減しているので、

年間多くても数件普通の産科医で

子宮破裂を経験する頻度は数年に1件

 ってところでしょう

実際私も10年間で思い返しても2−3件あるかなあという感じです

 (※あってはいけませんよね?こういうことを気軽に書ける医者ってずれていると思いませんか?

それもいかにも破裂!というものではなくて一部が裂けたり切迫破裂といって子宮を包んでる膜がペラペラに見えているケースがほとんどです 

一回だけものすごい子宮破裂を経験しました

 

この経験は将来妊娠を考えている女性は子宮筋腫に対するUAE(子宮動脈塞栓術)はやらない方がいい! 

矢部美穂さんのUAEって?

と思うに至る大きな出来事でした

 妊婦さんは32−3週だったかな?切迫早産傾向があって入院してた方子宮筋腫に対してUAE既往あり

 

当直してた夜助産師さんから電話突然腹痛を自覚して助産師さんが胎児心拍モニターを取ろうとしたんだけど

 胎児の心拍が取れません!

 って言うんだよね

 すっごいやな予感がして

超音波をしたら

なんとか赤ちゃんは生きてる

 だけど心拍はかなり弱いお母さんのお腹の痛がり方も尋常じゃ無い・・ 

うわ・・

やばい・・・

 ソウハクだ

注)常位胎盤早期剥離 胎盤が突然剥がれる病気

 

病院内に産科医は自分一人 近くに住んでいる医者を全員電話で呼び出して手術室直行 

タイムリミットは30分 

全身麻酔で手術を開始してお腹を開けたら血の海

え・・

なんでソウハクで大量の腹腔内出血??違和感を感じながらも考えている時間はない 

子宮に切開を入れて赤ちゃんをとりあげようとしたけど・・

 え・・・

え・・・・・・ 

赤ちゃんがいない・・・

 そんなことありえないと思いながら手術に入ってくれた目の前の先輩医師にかなり間抜けなセリフをはく 

「先生赤ちゃんいません・・」

先輩「んなわけあるか!よく探せ!!」 

そうだよね・・ 

でもいくら子宮に手を突っ込んでも本当に赤ちゃんがいない・・ 

・・・ってか

なんでこんなに子宮に手が入るんだ??

 嫌な予感がする・・・子宮破裂してんじゃない??

 「先輩・・破裂してるかも・・」

 そう言いつつ子宮を持ち上げて裏を見てみると 

胎児は羊膜に包まれたまま子宮から完全に脱出していたはるか胃の方まで 

子宮の裏側は縦方向に真っ二つに裂けていた

 今まで見たことがあった子宮破裂のほとんどは子宮下部が横に避けるパターンでこんな光景は人生でも見たことない

 ・・・ちなみに今でも無い

 幸い胎盤は子宮についたままだったので赤ちゃんは助かった お母さんには輸血が必要だったけど命に別状はなかった

 

子宮は縫合してその時は手術を終えたけど数ヶ月後、やはり子宮に血流は戻らず結局子宮は摘出することになったそんな経験です

 

後から思い返してみれば助産師さんが上手く心拍モニターを付けられなかったのは胎児が子宮から脱出してしまい普通の位置にいなかったから

 腹腔内出血が異常に多かったのはソウハクでは無くて子宮が破裂したから 

まあソウハクにしても子宮破裂にしても胎児が生きていればやることは変わらず超緊急帝王切開

 

はっきりと言えば 誤診はしたけど

対応は正しくてなおかつ結果が良かった例(最終的に子宮は摘出したものの)

 です

 ただ

・もしもたまたま入院していなかったら?

・お母さんが腹痛をもっと我慢してしまったら?

・助産師さんがなんとか心拍モニターを取ろうと

 もう少し時間をかけて粘っていたら?

・最初にとりあえず痛み止めを使用してしまっていたら?

・破裂に伴って、胎盤が剥がれてたら?

 結果は全く異なっていて胎児は亡くなってた可能性は非常に高いしそれどころか母体の命も危なかったかもしれない

 結果次第では自分は訴えられていたかもしれない

 (・・その時の患者さんは 間違ってもその様な方向に考える様な方では無かったですが・・)

 正直そもそも高い確率で起こりえない様なアクシデントをドラマの様に正確に診断することは困難だ・・

 

自分の経験例だっておそらく100人の産科医中99人はソウハクと診断したと思う 

また一つの判断で結果が全く異なることも多々ある 

最近の参加医療訴訟は

結果が全て!

という感じがします

 

正直働く側も怖いなあと思う今日この頃 まあみんなで産科医療頑張っていきましょう

 

自分の体で気になる事があったらブログ内検索(動画一覧より)でチェック!!(なんかまた仕様が変わったみたいですね)

 私のクリニックは遠藤レディースクリニック

・・・・・・・・(転載ここまで)

軽いタッチの無責任極まりないブログ内容ですが、リアルな内容であり医師の感覚が素直に書かれていますね。

突っ込みどころ満載で、医者はまず人間教育したほうがいいんじゃないかなと思います。

やくざは、本当に医者が権力を握ってしまうとこまるので、やたらと権威付けし詰め込み教育しかさせません。

ですから、医者もやくざにとりこまれてしまいますね。

・・・・・・・・・(「腕利き医師」「病院のヤクザ担当」逮捕に困惑 京都

暴力団組長の虚偽診断書作成容疑で民間大手「康生会・武田病院」(京都市下京区)の医師や元職員らが逮捕された事件で、京都府警は29日、医師ら3人を同容疑などで京都地検に送検した。容疑がかけられているのは、医療界でも「腕利き」と評判の医師と、院内で暴力団担当だった元職員。府内有数の病院グループで何が起きていたのか。

組長の虚偽診断書作成した疑い、医師ら3人逮捕 京都
 「気さくな人で職員や患者に人気がある」「全先生がやめたら、武田病院をやめる若い医者もいるんちゃうかな」

 逮捕された医師の全栄和容疑者(61)について、同僚の医師らはそろってその人柄を表現する。

 そんな医師が、暴力団組長の高山義友希受刑者(60)が刑務所に収容されるのを免れさせようと、大阪高検に虚偽の健康状態を記した意見書を作り、提出した疑いが持たれている

・・・・(転載ここまで)

金稼ぎ医療の産婦人科医療なんて崩壊し助産院が受け持てばいいと思うのですが、、


・・・・・(暴力団総長「ニセ診断書事件」を追う 病院側が付け込まれた背景とは?

指定暴力団山口組系淡海一家の総長、高山義友希受刑者(60)を巡る京都府立医大病院(京都市)の虚偽診断書作成事件で、府立医大の評議会は24日、高山受刑者との関係が指摘され道義的責任は重いなどとして、吉川敏一学長(69)に辞任を勧告した。

 京都の建設会社からみかじめ料として、約4000万円を脅し取った事件で懲役8年の実刑判決を受けた高山受刑者は、2014年7月に同大病院で生体腎移植手術を受け、術後とその治療を理由に収監を逃れていた。
「今月14日に京都府警が、府立医大病院の院長らがニセの診断書を作成したとして同医大や病院などを家宅捜索。翌日、別のニセ診断書を作成した疑いで府立医大と提携する康生会武田病院を強制捜査した」(捜査関係者)

 事件発覚後、一部マスコミが府立医大の吉川学長が、京都府警のOBから高山受刑者を紹介され、食事をしていたと報じた。

「京都は狭い街ですからね。偶然、飲食の場で患者に会ったら暴力団といえども、知らんぷりできませんよ。それより、問題なのは武田病院です」と言うのは京都の病院関係者だ。

「武田病院は20年前から暴力団関係者の患者が増え、陰で“暴力団御用達”といわれるようになった。府立医大は巻き込まれたんだと思いますよ」(同)

 反社会勢力との“黒い交際疑惑”を巡って、元凶とささやかれているのは民間大手の武田病院というのだ。
「武田病院はグループ病院だが、優秀な医師が少ないため、提携している府立医大から医師を迎え入れ待遇もいい。(武田病院の)幹部医師に頼まれて、ニセの診断書を作成しろといわれても(府立医大側は)断れないんですよ」(同)

 だからといって、ニセ診断書で実刑判決が下っている暴力団総長の“収監”にストップをかけていいとはならない。

・・・・・・・・・(転載ここまで)

刑務所逃れのために偽診断書を書く、、、

こんなことばかり全国で起こっているのかと思うとぞっとしますね。

このような狂った医療がなくなることを望むばかりです。


「国家予算の半分が医療費!?国民医療費が9年連続で過去最多、42兆円に増加!1人あたり33万円」


医療関係者と製薬会社、メディカル機器メーカーを守るためのムダな予算やめましょうよ?

がんなんて嘘なんだからみんな気付きましょうよ!

RAPT | RAPT×読者対談〈第114弾〉癌という病気は存在しない。(前編)

RAPT | RAPT×読者対談〈第115弾〉癌という病気は存在しない。(後編)



 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 北島三郎 生き地獄)金、女... | トップ | お金に憑依された人の末路)... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

目的と目標について」カテゴリの最新記事