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小論文対策 解答例❷

2016年12月14日 | 社会人から看護師を目指す人たちへ
今回は、『進行性ガンを抱えながら生活する人へのアプローチについて』というテーマの論文問題についての私なりの解答例を示します。
ポイントは『自己決定』です。
看護の視点で、上がってきてませんでしたが、『自己決定を促す』事も看護では大切な視点となります。
本来、インフォームドコンセント、インフォームドアセントとは、患者に医療情報を提供して、同意を得て治療協力を促すものです。
実際は、訴訟対策の保険みたいなものりですが…汗

はじめに、ガン、悪性腫瘍は現在日本においての死亡原因一位であり、その対策は国を挙げて喫緊の課題となっているが、医療の現場でも、ガン治療法はめざましく変化を成し遂げ、日々変化している中、ガン患者及び家族を取り巻く環境に大きな進歩は見られず、医療の技術発展についていけず、ガンに対する偏見などから、社会的孤立を味わい悩み苦しみ孤独に打ちひしがられているというガン治療といつ身体的苦痛と心理社会的な苦痛を味わうという問題もある。
結論、看護師はガン及び疾患治療だけを看るのでなく、人間つまりその人の全体を理解し変化するニーズに対応することが求められる。
ガンの三大療法である、
❶外科的療法❷化学療法❸放射線療法が、挙げられるが、現在それだけで患者の抱える苦しみを全て緩和することはできない。
多くのガン患者は、保険適用外の治療法にも試み、あれもこれもとつまみ食いをし疲弊してしまう、まるでエリザベスキュブラーロスの死ぬ瞬間の心境を日々味わっており、自己否定、はたまた『何故、自分だけが』と人生の否定までしはじめてしまう。
ガン患者が『もう頑張れない』と無力感に襲われるのは、治療に苦痛がともなうこと、それにより生活環境が変化することによる点が大きい。
そして、誰も応援してくれないからかもしれない。
正確に言えば、知識や経験が乏しいため状況を判断し、充分に応援できないということである。
『20年たったら新薬が発見されたり、オペの技術が向上し、世の中からガンで苦しむ人がいなくなる』と考えるのは、当事者以外の人の楽観的な考え方である。
当事者は今が苦しいのであり、不安なのである。
各専門職にお任せするというコメディカルサポートという支援はあるが苦しんでいるのは今であり、今にアプローチすることが、最善策である。
今をサポート出来ること、それが全人的、つまり、身体的、心理的、社会的な苦痛をサポートし、ガン治療と共に生きていける環境をコーディネートする事がガン患者な対するアプローチであり、看護師は医療側面以外も学び続けることがガン患者を支えるための大切な今後の課題となってくるといえる。
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