現代医学は進歩しているように思えますが、実は違います。
森羅万象、この世の中で起こる現象に対して、医学側が基準を決めて
その基準から逸脱したものを「異常」として「病気」にしてしまいます。
高齢となり、心臓や肺の機能は低下していきます。
加齢による変化で死亡すれば、従来医学が発達するまでは「老衰」としていました。
しかし、今は「老衰」と診断されることはなく、死ぬ直前まで「無駄な治療が続けら . . . 本文を読む
「精神科看護が一番分からない」
看護学生からこの言葉をよく発せられます。
それはなぜか?
教えている側も良く分かっていないから。
幻聴や幻視、妄想によって、苦しめられている人をどうやって看護するのか?
そもそも精神症状(異常症状)は原因が不明であるため、完治はできない。
治療、退院のゴールはどこにあるのか?
完治がない疾患、原因不明の難病に、看護としての共同問題が成立するのか?
と . . . 本文を読む
今回は精神保健福祉法について少し解釈をしたいと思います。
精神保健福祉法は、1983年の報徳会宇都宮病院事件における、精神病院入院患者へのリンチ事件をきっかけに、
「精神衛生法」→1987「精神保健法」→1995「精神保健福祉法」へと法改正されていきました。
1993年に障害者基本法が成立し、「精神病患者」が「精神障害者」という呼び名に変更されました。
そして、従来の「 . . . 本文を読む
日本は医療大国と言われています。
そして世界一位の精神病院の病床数を誇っています。
人口10万人あたりの、精神疾患の有病率は統計的には10位前後ですが、実際の入院ベッド数は世界1位なのです。
(日本医師会による2020年調査)
これだけ病院があるということは、それだけ病人だらけということになります。
でなければ、病院は空床だらけになって倒産してしまいます。
病床数の中で、平均在院日 . . . 本文を読む
日本人は無宗教、無神論であり、義務教育などで特定の宗教について触れる、教える事はタブーとなっています。
「神を信じないようにする」という教理自体が、「悪魔崇拝」という宗教なのですが、
その考えもまた、神の存在を教えられていないと気付くことができません。
無神論、無宗教の世界で育てられてきた学生たちに「霊的な苦痛」スピリチュアルペインについて説明しろと言われても
無神論で生きてきた、看護学を . . . 本文を読む
差別助長をする精神科医代表、日精協山崎学
精神病院の強制入院とは
措置、緊急措置入院は都道府県知事が判断します。
しかし、医療保護入院だけは、家族の同意があれば、入院拒否があっても、強制的に精神病院に入院させることができます。
精神病院は病棟出入口に24時間鍵がかけられている「閉鎖病棟」が多く、移動の自由の制限があります。
これは憲法違反、基本的人権違反なのですが、「医療保護の必要があ . . . 本文を読む
精神科病院に臨地実習に行くと、「食事観察」をする時間があります。
なぜ、食事観察をするか?というと、抗精神病薬の影響で嚥下能力低下が生じている事が多いため
①誤嚥による窒息死があるため
②他患の給食を泥棒する
③給食を自室に持ち帰らないようにするため(食中毒防止、誤嚥による窒息防止)
などの理由が挙げられます。
(味覚異常を起こす薬剤)
抗精神病薬を内服すると、ドパミンが抑制 . . . 本文を読む
精神医学は症候学というものを採用しています。
症候学とは一体何か?というと
原因を追究するのではなく、症状や異常がみられる場合、病名診断の基準とすることをさします。
原因不明だが、特徴的な症状があるとして病気と診断するため、治療方法がない「難病」どいう解釈になりますね。
難病となると対症療法しかなく、生活に障害を来す症状を減らせるように、薬剤投与していくことになりますから
医療の目的であ . . . 本文を読む
精神科病院で看護師しかしていないと、警察でいえば、看守の仕事しかしていない留置場職員と同じです。
留置場では、被疑者を監視しかしないので、実際に、取り調べを通して更生させるのは、刑事と
その後の刑の確定後、移送される、刑務所の刑務官になります。
医療なのに、治療しなくちゃいけないのに、、、原因不明だから、治療法がないから、ずーっと入院させていていいよ
と国がお墨付きをしているのが「精神科医 . . . 本文を読む
「隣のおばさんが、悪口を言ってくるから、腹が立ってコンクリートブロックを投げ込んで、ガラスを割った」
これは実際に保健所介入され、警察に任意同行され、結果的に措置入院となり、措置解除され医療保護入院、退院となったケースAさんの話です。
ここで重要になってくるのは
「Hさんが客観的事実に基づいて、判断する能力があったかどうか?」
が司法、精神科医療で問われるポイントになります。
Hさん . . . 本文を読む
私が精神科医療の臨床で見てきた8割以上、ほぼ100%の医療保護入院のケースは
「家族とのトラブル」が原因です。
そのトラブルの原因を精神科医は妄想による「精神運動興奮」などといい「統合失調症疑い」
「急性精神反応」などと訳の分からない診断名をつけ、家族に同意をしてもらい保護者の専任用紙を渡して
医療保護入院させるのです。
その後、精神病院では
「家族と揉め事を起こし . . . 本文を読む
「新卒で精神科に勤務することはお勧めしない」
看護学校で教員と学生とのやりとりでよくみられる場面です。
その理由はというと「看護技術が覚えられないから」だそうです。
「看護技術って?」
というと、医療処置のことです。
ACLS、人工呼吸器、バルーンの管理や、カテーテルの廃液管理、吸引、CVポート作成の介助、輸液ルート管理が少ないからだそうです。
「指示のもと、医療行為することが看護 . . . 本文を読む
精神科医療に携わっていると「社会的入院」などという言葉を使います。
精神科医療にかかったがために、「施設症」などという2次的障害を負ってしまう人もいます。
おいてけぼり すぐには抜け出せない"中高年ひきこもり"
家族から厭われて、仕事もせず家で引きこもりになってしまい、問題行動を起こす。
その原因が家族や子育てにあったとしても、精神科医は「大変でしたね。病気がそうさせているのですよ」
. . . 本文を読む
このブログの読者の中には、現役で精神科医療に関わっておられる方もおられると思います。
病棟勤務の場合、ナルコレプシーで入院してくる患者はほとんどいないと思います。
ナルコレプシーというのは、簡単に言えば「詰まらない事があると、寝てしまう人」
のことを言い、一応、脳波測定をして診断します。
ですが、実際は、患者本人からの訴えを元に診断するため、「自分がナルコレプシーかもしれない」
と考えて . . . 本文を読む
「精神科医療」とはとどのつまり、
優生思想を具現化した、共産主義社会です。
常識的な考えによって、常識的な行動がとれない人、団体行動がとれない人は
「アタオカ」(頭がおかしい)として原因不明の精神病とレッテルを貼り、死ぬまで入院させる。
無線LAN、Wifi、電子レンジを使いながら
「神は存在しない」という現代日本の考え。
「これは目に見えないものは . . . 本文を読む