出迎え三歩、見送り七歩

2012-06-21 | Weblog

昨日に続き「おもてなし」について。

 

私は小さい時から母に 「お客様には『出迎え三歩、見送り七歩』と言う例えがあるんだよ。」と教えられ 親戚の叔父さんや叔母さんが帰られる時は 必ず家族総出で家の門のところまで出てお見送りをしました。

お客さまをお出迎えするときは、三歩前に出て、中に招き入れ、お送りするときは、来てくださったことへの感謝の言葉をかけつつ、7歩外に出てお見送りするという「おもてなし」が必要だと教えられました。玄関の内だけで「さようなら」ではダメだと・・・・母から そう『教育』され それが『教養』と言うものだ、と言われました。

坂東真理子さんの「女性の品格」の本も 母が読んだ後 私に回ってきました。

女性としての振舞い方が書いてありました。(読んだから、教育されたからと言って 身についてはいませんが・・・)

 

教育と教養

今では 歳とった母ですが「いくら歳をとっても教育と教養は必要なの・・・」と言って笑ってます。

現在の母の教育とは「今日行くところがある事」

教養とは「今日、用がある事」だそうです。 

「行くところもなく、用事もなくなったらボケる」と言ってます。