境界性人格障害について

2008-03-03 | Weblog
 
 A君から 2,3年前に相談された時がありました。
その時の彼女が「境界性人格障害」と診断され どうしたら良いかと・・・


 それが昨日 PCの動画で韓国ドラマ『火の鳥』を観ていたら 彼と同じような場面が出て来ました。それは第19話の3/4あたりに・・・

 イ・ソジンと アン精神科医との会話

 アン医師 「彼女は 精神分裂症ではなく 境界性人格障害のようですね」

 イソジン 「境界性人格障害とは?」  

 アン医師 「精神分裂症とは違う病気です」
      「精神分裂症だと 通常の生活も無理です。」 
      「本を幽霊だと言ったり 頭に花をさしたり・・・
        いわゆる正気でない症状です。」 
      「でも境界性人格障害は 生活に影響が少ないのです。」
      「この病気の患者は 愛情が失われたりすると 
        突然相手に怒ったり 避難したりするんです。
      脅かしたり 自傷したりします。
      でも本当は 死ぬ気はありません。
      ″私を見て″と言う関心を引く行動です。」

 イソジン 「では どうすれば?」

 アン医師 「この症状の患者は 相手が優しいことを利用してきます。
      薬もあまり効果はありません。」

 イソジン 「では 解決策は無いと?」

 アン医師 「厳しく言えばありません。
      あるとすれば その人との関係を絶つことだけです。」

 イソジン 「でも 僕のせいで傷ついてる人に・・・」

 アン医師 「患者は相手が変わっても同じように執着します。
       あなたは被害者で責任者ではありません。 
       これは患者本人の問題なんです。
       同情して許していたら一生このままですよ。」

 (ドラマの字幕をそのまま写しました。)

 A君 その後どうなっておりますか?