今日は、ある格闘技ジムの経営者の経営方針に対し書いていく。
それは、都内のとあるジム。
経営者ともう一人、専属のトレーナーがいた。
トレーナーは、固定給で15万円。
週に1、2回の休みがあった。
経営者から、試合のオファーが数週間前に時々あった。
そのトレーナーは、無名のキックボクサー(ウェルター級)。
その対戦相手は、K-1選手だったこともあった。
試合の前日は、計量で休むこともある。さらに、試合後はダメージ
も考慮に入れ1日休むこともあった。
その経営者のやり方は、規定の出勤日以外で休んだ場合、
1万円固定給から引くというものだった。
つまり、無名のコーチ兼選手に数週間前に試合のオファーを出し、
試合前後のやむ終えない休暇は、固定給から1万円引いていた。
このやり方に、トレーナーは我慢できず辞めたとの事。
俺は、この経営者を一概に攻めることは出来ないと思うが、
経営する事も難しさを感じた。
練習生は、常に来る。しかしいきなりトレーナーに休まれると困る。
だから対抗策として、休みに対し罰金と言うペナルティーを与えた。
しかし、選手が試合でダメージを受けたり、計量の日に休まざるおえない
日まで給与を引く事により、トレーナーが退職してしまった。
数人いるほかのトレーナーにもこのスタイルでやってると思われるが、
どんどん辞めてるらしい。
自分が、格闘技のジム経営者だったら、この問題をどう回避するのか考えた。
本当に難しいと思った。
実は、このジムの経営者は元々水商売を経て、ジム経営に至ったとの事。
従業員の休みに対しての対処がいかに難しいか分かると思う。
これから、経営者になる方もぶち当たる壁だと思う。
俺なら・・・と答えたいが、まだ答えが固まってないので、結論が出たら書きたいと
思う。
皆さんならどうしますか?