THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
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ジム経営者の方針は正しかったのか?

2016-03-13 22:28:08 | Weblog

今日は、ある格闘技ジムの経営者の経営方針に対し書いていく。

それは、都内のとあるジム。

経営者ともう一人、専属のトレーナーがいた。

トレーナーは、固定給で15万円。

週に1、2回の休みがあった。


経営者から、試合のオファーが数週間前に時々あった。

そのトレーナーは、無名のキックボクサー(ウェルター級)。


その対戦相手は、K-1選手だったこともあった。


試合の前日は、計量で休むこともある。さらに、試合後はダメージ

 

も考慮に入れ1日休むこともあった。


その経営者のやり方は、規定の出勤日以外で休んだ場合、

 

1万円固定給から引くというものだった。


つまり、無名のコーチ兼選手に数週間前に試合のオファーを出し、

試合前後のやむ終えない休暇は、固定給から1万円引いていた。


このやり方に、トレーナーは我慢できず辞めたとの事。

 

 


俺は、この経営者を一概に攻めることは出来ないと思うが、

経営する事も難しさを感じた。

練習生は、常に来る。しかしいきなりトレーナーに休まれると困る。

だから対抗策として、休みに対し罰金と言うペナルティーを与えた。

しかし、選手が試合でダメージを受けたり、計量の日に休まざるおえない

日まで給与を引く事により、トレーナーが退職してしまった。

 

数人いるほかのトレーナーにもこのスタイルでやってると思われるが、

 

どんどん辞めてるらしい。

 

自分が、格闘技のジム経営者だったら、この問題をどう回避するのか考えた。

本当に難しいと思った。

実は、このジムの経営者は元々水商売を経て、ジム経営に至ったとの事。

 

従業員の休みに対しての対処がいかに難しいか分かると思う。


これから、経営者になる方もぶち当たる壁だと思う。

俺なら・・・と答えたいが、まだ答えが固まってないので、結論が出たら書きたいと

思う。

皆さんならどうしますか?