THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
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後藤龍治選手が見せた膠着しない組み付きとは

2008-07-16 00:15:23 | Weblog


7/13に行われた新日本キックの興行マグナムで見せた後藤龍治選手の

膠着しない組み付きは、参考になる使い方だと思う。


通常首相撲は、首を差しに行く。しかし、後藤選手はそうではなく

相手選手である宮本武蔵選手の肩を内側から取りに行く様にして、宮本選手の腕

を完全にコントロールした。

それにより、簡単に至近距離(ショートレンジ)に入り

簡単にパンチを入れていた。

この膠着しない組み付きの使い方は、足を使いパンチ主体の選手に対して

有効な構成だと思う。

チームドラゴンの様な足を使い、左右に揺さぶりをかけるタイプの

選手に、この膠着しない組み付きは、かなり有効的。

マススパーで、足を使いパンチ主体の選手に対し、この膠着しない

組みつきを使うと、なにも出来なくなる。

まとめると、パンチ主体の組み立てでフットワークを使う選手に

対して、ボディー攻撃(車で例えるならエンジンの攻撃)もしくは

膠着しない組み(手を内側から差し、相手の腕を取りに行く)を

する事で相手の攻撃を押さえ込む事が可能になる。

①ボディー攻撃

②膠着しない組み付き

この2つが有効だと思う。