1ヶ月～つれづれなるままに～

まさに寝耳に水のSMAP解散報道から、今日でちょうど1ヶ月。
世間的には一見沈静化したように見えるが、その実、個人的な印象だが何も収束していないように思える。
一方的だったり憶測だったりデマだったりの話題ばかりが先行し、真実は未だ1つとして見えて来ない。
非常に不気味だし、彼らの周りで実際に起こっていることは何なのだろうか、彼らは果たして大丈夫なのだろうか、と正直気が気ではない。
何か一つでも自分に出来ることはないだろうかと思うし、精一杯彼らのために頑張ろうとも思うけど、やっぱり自分もあれからかなり精神的に不安定で、ふとした拍子に泣き喚きたくもなる。
けれどそれと同時に自分でも不思議なのだが、これだけきつい状態でも「彼らのファンを止めよう」とは決して思わないのだ。
本当にこの1ヶ月間、嘘偽りなく一度も。
「ファンを止める」なんて言葉を今まで思い付いたことすらなかった事実に、今更ながらちょっとビックリしている。

これからデマも事実もごちゃ混ぜになって、個人的な憶測ではあるが恐らく色んな報道がなされるだろう。
今は彼らに同情的な世間も、場合によっては手の平を返す時が来るかもしれない。
もしかしたら色々なものを剥ぎ取られ、レッテルを貼られる可能性もある。
それでも、多分。
言い方は悪いがある意味「盲目的」に、これからもずっと自分は彼らのファンでい続けるんだろうと思う。
だって中居正広さんが、木村拓哉さんが、稲垣吾郎さんが、草なぎ剛さん［※「なぎ」は「弓」＋「前」＋「刀」］が、香取慎吾さんが、SMAPが自分に与えてくれたものは、ファンと自覚してなかった頃から考えれば、否、ファンと自覚してからだって本当に計り知れないから。

少なくとも自分は、「国民的アイドル」だから、「国民的スター」だから彼らのファンになった、というわけではない。
寧ろ今だからいうが、ファンになった当時は自分でも「今更？」と思っていたくらいだ。
ファンだと自覚していなかったけれど、本当に色んな壁にぶち当たって行く彼らをリアルタイムで見て来た。
それこそ、丁度20年前のあの時も15年前のあの時も。
あまりにも色々起こるので、正直「何て落ち着かないグループなんだろう」と思ったこともある。
平均年齢41歳を過ぎて、流石にこれからは落ち着いて行くんだろうなと思っていたが、こんな爆弾が待ち構えていようとは思ってもみなかった。

1ヶ月前の、あの時。
あの瞬間の衝撃と戦慄は、未だに鮮明に覚えている。
その5日後の、あのショックも。
きっとこれからも、決して忘れることはないだろう。
そして。
どんな状況に陥ろうとも今までと何ら変わらずファンを思い、暖かな眼差しを注ぎ続けてくれている彼らに、彼らの強さと優しさに、真の幸福が訪れることを願ってやまない。