法人営業に最適な『理詰めの営業』で日刊工業新聞社賞受賞の中小企業診断士 齋藤信幸の営業力強化手法 <情報デザイン>

営業自身のシンになる営業手法を確立し、自信に。営業案件の可視化と営業の行動管理を実現。特にコンプレックスセールスに最適。

顧客との会議がうまくいったと言えるのは?

2015-08-17 09:00:25 | ・・「成功した会議」の定義
コンプレックスセールスとは、商談に関わる関係者も多く、意思決定プロセスも複雑なセールスをいいます。

先に説明した「生産財の購買行動と営業」でも、節目節目で営業は顧客としっかり打ち合わせをしなければならないことが分かります。

コンプレックスセールスでは、営業が顧客と会議を持つことができなければ、案件をクローズすることはできないのではないでしょう。

会議の場で「分かった。来月、デモをやろう」「来月、貴社に行って製造プロセスを見させていただくよ」「おたくのシステムにするよ」といった営業ステップを一歩進めるコミットメントをもらうにはどうしたらよいでしょう。

会議のゴールを達成するために、決断できる人に会議に出てもらうことです。例えば、デモの実施について決断できる技術部長に出席してもらうということです。

「会議のゴールを決めて、必要な顧客に出席してもらう。行き当たりばったりの会議ではなく、しっかり会議の設計をして実行する」、これが、コンプレックスセールスを成功に導く原則の一つです。

「理詰めの営業(バリューセリング)」では、会議設計シートを活用して、会議を成功に導きます。

では、会議の成功基準は何でしょうか。

「会議のゴールが達成されて、営業ステップが進むこと」です。

「いい製品のようだね」「面白いアイデアだね」などの単なるポジティブなコメントだけでは、成功とは言えません。営業失格です。

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