衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

コーディネーター、中間管理職・・・ゼネラリスト?

2010-07-23 09:03:51 | 衣・考
たぶん20年ほど前に、「カラーコーディネーター色彩能力検定」というのができたと思う。

同じころ、「医療コーディネーター」の必要性がマスコミで盛んに取り上げられた。

住宅を建てるにも「インテリアコーディネーター」が、施主と大工さんの間を取り持つようになった。

社会が複雑化すると、あらゆるジャンルでコーディネーターが必要となる。

新規事業!のチャンス!でもある。

わたしは、10年前から、衣服生活における「ユニバーサルデザイン コーディネーター」の必要性を訴えたり、学生に「新商売だよ!」とそそのかしたりしている。

今では、投資にも、保険にも、町おこしにも・・・・・・・

日常でも、たびたび必要を感ずるし、また、もろもろのコーディネーターの動きをみて、感心もするが、困ったりもする。

コーディネーターが機能を果たしてくれないと、それは「動脈硬化」か「動脈瘤」・・・「破裂!」にもつながる。

よい例、昨日;オリジナルTシャツ製作の過程で。

   問・版下の大きさ限界の寸法は?
  
   応え・B5です。

   問・それでは困る!デザインやりなおしになってしまう!他の業者さんではもっと大     きいのが可能ですが?どうにかなりませんか?

   応え・他ができるのなら、きいてみましょう。たぶんできるでしょう。

一見、「あたりまえのやりとり」でしょう?

それが、コーディネーターの人間性かなにかわかりませんが、事がこのように流れないことも多く・・・・・・

大切なのは、「やろう!」という方向をむいているのか?「止めよう!」という方向になってしまっているか?ということのように思えるのですが・・・・・

まあ、現場はそう単純ではなく・・・・・出世競争も絡むし、人間の好き嫌いもあるのでしょうが・・・・

中間管理職にも同じことが言えるような・・・・・

コーディネーターが優れていると、皆が仕事が楽しくなり・・・、もっといい仕事ができる

ポイント;「できません」「ダメ」を言わないようにする!

      「やる」ためにどうすれなよいかを常に考える!

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