衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

コミュニケーション・・・・「間」のとりかた、距離感・・・

2010-05-18 10:46:30 | 衣・考
写真は、安曇野でも少なくなった「レンゲ畑」です。私の通勤路です。

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コミュニケーションには諸々の素材、条件があると思いますが・・・・・

最近気になるのは、

「間合い」「距離感」がわからない人、増えているように思えます。

具体例1 授業に関する質問の仕方

     熱心な学生に多いです。
 
     よく質問する。端から質問する。

     わかりたい気持ちは、こちらも歓迎!嬉しい!

     でも、ちょっと待ってね、次で説明するよ、

     他の科目の授業が進んでいくと自然にわかるよ、

     今、そのことば、ことにつっかかると、混乱してしまうから、今はあらすじだけ     つかんでね、

     と言いたくなる。

具体例2 距離感・・・対話のときの

     そんなに近づかないで・・・・というときがある。

     「受付」でも、突然中まで入ってくる人がいる。

     実は、私も「一歩ひかれた経験あり!」ですが・・・・・

     よく言われるのは、民族、習慣によって、対人の「距離感」は異なるのだと。

     ラテン系は近い、日本人は遠い・・・・・それって差別?・・・最近は個人差で     すねー、これも。

     だから、国内においても「違和感!」が生ずるようになったってことかな?

もうひとつの心配は、対人関係の経験が希薄で、その辺がつかみにくくなっているのでは?

ということです。

では、どうしたら?

人を観察し、

人と生身で付き合うことですね。

「接客」業では、最重要でしょう。