今日は、岡山市内から車で1時間位のところにある、矢掛宿場町に嫁さんと行きました。
自分の車に乗るのは二週間ぶりです。
車庫にしまいっぱなしなので、全然汚れていません。

岡山インターから乗って、広島方面へ向かいます。

玉島インターで降りて、少し走れば到着です。
4年前に、大名行列の祭りを観に行って以来です。
山陽道の宿場町であった、通りを歩いてみます。

こちらが宿場町の古写真

街並み保存地区になっているので、当時の様子が良く保たれています。
参勤交代が終わった後も、歴史の中に取り残された様に、そのままの状態で商売を続けていって、現在に至っているという貴重な街並みです。
奥に細長い建物で、あちこちに露地があります。


こちらは、参勤交代の際に、大名が宿泊した本陣です。
本陣と、お供の泊まった脇本陣が当時のまま現存しているのは、日本でもここだけだそうです。

徳川家13代目の将軍の奥さんで、大河ドラマにもなった天璋院篤姫さんも、島津家から輿入れの際に、259名の共を引き連れて宿泊した記録があるそうです。

その後、明治維新により徳川幕府が崩壊したため、篤姫さんの生活は困窮し、最後の所持金は現在の6万円ほどでした。
昼時になったので、通り沿いのお寿司屋さんで昼食にしました。
近くには、懐かしい雰囲気の文房具店もありました。
40年位前までは、どこの町にも、学校の近くにこんな感じの店がありました。
歩き回っていたら暑くなってきたので、通り沿いの温泉に入って、さっぱりしてから帰宅することにしました。
以前は、毎年11月頃に大名行列の祭りをやっていて、とても賑やかだったので、早く復活してほしいです。