温泉放浪記

温泉と旅行、酒場とグルメのブログです。料理やラーメン、農業、猫、薔薇の記事もよく書いています。

久世町と勝山町散策、蕎麦の昼食

2018年11月25日 17時44分11秒 | 旅行
廃校になった小学校近くの勝山町で、手打ち蕎麦を食べました。
最初は、小学校近くのラーメン屋さんを探していましたが、すでに潰れていて、倉庫になっていました。
近くを歩いてみましたが、飲食店は見当たりません。
ここも廃墟寸前の商店街です。

ほとんど人がいません。

すごいお下劣な名前の店がありました。
これはいけません。常軌を逸しています。
店主は、ただ者ではありません。
ひょっとしたら、陸軍兵学校を首席で卒業し、天皇陛下から恩賞の懐中時計を拝領した後、陸軍参謀本部作戦課に配属され、太平洋戦争の主要な作戦を立案した後、シベリアに抑留された後帰国して、一商店に過ぎなかったちんころやを、総合商社にまで発展させた、立志伝中の岡山の御老人と言われている方かも知れません。などと訳のわからない妄想していましたが、ここも休店日らしく閉まっていました。
お下劣な店名と、失礼なことを言ってしまいましたが、花が飾ってあったりしていて、いたって普通の店のようです。
後で調べたら、焼き肉屋さんでした。
岡山の他の町のアーケード街と同様に、近くに大型ショッピングセンターができた影響で、廃墟化がかなり進んでいるようです。





別のラーメン屋さんを調べて、車で10分位の勝山町に行きました。
こちらは、旧出雲街道で風情があります。





ラーメン屋さんに行く予定でしたが、閉店日だったので、手打ち蕎麦を食べました。
昨日の夕食も蕎麦でしたが、他の店がほとんど休みなので仕方ありません。

山芋がたっぷりです。
外を歩き回って冷え切った身体が、更に冷え込んでしまいました。

ご飯類や、天ぷらなどのサイドメニューが全く無く、蕎麦のみの店なので、少し物足りませんでした。
近くのお店で、お土産に山芋を買いました。
まぼろしの山芋と言われていますが、通りのあちこちで売っていました。


造り酒屋があったりして、広島の竹原の街並みに似ています。
時をかける少女で、原田知世さんが駆け下りて来た、竹原の階段に似た場所もありました。

宿場町として、町並み保存地区になっています。


歩いていると、ゆっくりと時が流れている様な、止まってしまっている様な感じです。年配の方が多く、若い人をあまり見かけません。
午後3時近くになったので、帰ることにしました。

廃校になった小学校に行きました

2018年11月25日 17時16分16秒 | 旅行
岡山県北部の久世町にある、30年位前に廃校になった小学校に行きました。

係の人がいて、中を見学することができます。




なかなか立派な造りです。




映画のロケ地になっています。





ノスタルジックな雰囲気です。

螺旋形の階段が、まるで異次元への入り口の様です。

教室を覗くと、生徒達が給食を食べていました。

何十年も前に廃校になったはずですが、時空がずれて、タイムスリップしてしまったのでしょうか?
時をかける少女の映画みたいに、化学実験室でラベンダーの香りがした訳ではありません。


歴史を感じる引き戸。何人の生徒達が開け閉めしたんでしょうか。


今日は、この学校で地域の方が主催している、給食を食べるイベントの日でした。
意外にも、結構若い人が多いです。
予約していると、食べられるそうです。
セーラー服なども、200円でレンタルできます。


今度来る時には事前予約して、コスプレして給食を食べてみたくなりました。
メニューは、鯨肉の龍田揚げと、キャベツとワカメとレーズンのサラダ、肝油飴、脱脂粉乳を湯で溶いたミルク、給食用のイースト菌を使った独特の味がするコッペパン、東京タワーの高さのクイズが印刷してある包みのマーガリン、冷凍みかんとかがいいですね。
校長室です。

このラジオもいい感じです。7時のニュースとか、ラジオ体操第一とか聞いてみたいです。
チューニングダイヤルが大きいので、夜になると北京放送や、北朝鮮のなんとかスミダとか言っている電波がよく入りそうです。

生徒達がいなくなって随分経ちますが、今でも時を刻み続けています。
表面の穴にねじ回しを差し込んで、ゼンマイを廻して、ボーンボーンと低い音がするタイプの時計です。

校長室の温度計も現役です。

講堂
天井の角の造りがアーチ型になっていて、すごく凝った造りになっています。
木組みだけで柱を入れずに、これだけの大空間をよく作ったものです。
当時の大工さんの意気込みが伝わってくるようです。


給食を食べ終わったら、ここでピアノに合わせて歌を歌うそうです。

帰り際に振り返ると、給食を食べ終わったセーラー服を着た少女達が、インスタに載せるのか、校庭で、ジャンプしたりして写真を撮りあったりしていました。
ふと、村下孝蔵さんの初恋の曲を思い出しました。
確か、「放課後の校庭を走る君がいた
遠くで僕はいつでも君を探してた 淡い夢だから 胸を離れない」とかのフレーズだったと思います。
お腹が空いたので、ラーメン屋さんを探しに行くことにしました。

白梅の湯

2018年11月25日 17時07分47秒 | 温泉
岡山県北部にある、リバーサイドホテル真庭に併設されている白梅の湯に来ました。



アルカリ性の湯で、少しヌルヌルします。
他に客が2人だけだったので、露天風呂が
貸し切り状態で気持ちよかったです。

お風呂から出て、30分位は身体がポカポカして熱くなったままでした。