温泉放浪記

温泉と旅行、酒場とグルメのブログです。料理やラーメン、農業、猫、薔薇の記事もよく書いています。

廃校になった小学校に行きました

2018年11月25日 17時16分16秒 | 旅行
岡山県北部の久世町にある、30年位前に廃校になった小学校に行きました。

係の人がいて、中を見学することができます。




なかなか立派な造りです。




映画のロケ地になっています。





ノスタルジックな雰囲気です。

螺旋形の階段が、まるで異次元への入り口の様です。

教室を覗くと、生徒達が給食を食べていました。

何十年も前に廃校になったはずですが、時空がずれて、タイムスリップしてしまったのでしょうか?
時をかける少女の映画みたいに、化学実験室でラベンダーの香りがした訳ではありません。


歴史を感じる引き戸。何人の生徒達が開け閉めしたんでしょうか。


今日は、この学校で地域の方が主催している、給食を食べるイベントの日でした。
意外にも、結構若い人が多いです。
予約していると、食べられるそうです。
セーラー服なども、200円でレンタルできます。


今度来る時には事前予約して、コスプレして給食を食べてみたくなりました。
メニューは、鯨肉の龍田揚げと、キャベツとワカメとレーズンのサラダ、肝油飴、脱脂粉乳を湯で溶いたミルク、給食用のイースト菌を使った独特の味がするコッペパン、東京タワーの高さのクイズが印刷してある包みのマーガリン、冷凍みかんとかがいいですね。
校長室です。

このラジオもいい感じです。7時のニュースとか、ラジオ体操第一とか聞いてみたいです。
チューニングダイヤルが大きいので、夜になると北京放送や、北朝鮮のなんとかスミダとか言っている電波がよく入りそうです。

生徒達がいなくなって随分経ちますが、今でも時を刻み続けています。
表面の穴にねじ回しを差し込んで、ゼンマイを廻して、ボーンボーンと低い音がするタイプの時計です。

校長室の温度計も現役です。

講堂
天井の角の造りがアーチ型になっていて、すごく凝った造りになっています。
木組みだけで柱を入れずに、これだけの大空間をよく作ったものです。
当時の大工さんの意気込みが伝わってくるようです。


給食を食べ終わったら、ここでピアノに合わせて歌を歌うそうです。

帰り際に振り返ると、給食を食べ終わったセーラー服を着た少女達が、インスタに載せるのか、校庭で、ジャンプしたりして写真を撮りあったりしていました。
ふと、村下孝蔵さんの初恋の曲を思い出しました。
確か、「放課後の校庭を走る君がいた
遠くで僕はいつでも君を探してた 淡い夢だから 胸を離れない」とかのフレーズだったと思います。
お腹が空いたので、ラーメン屋さんを探しに行くことにしました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿