昨年の12月8日と今年の1月18日に、それぞれ、インプラントセンター九州(熊本市)と九州大学(福岡市)で審美領域におけるインプラント治療について発表、講演しました。写真はその時のスライドの一部です。
インプラントは、もともと“食べるという機能回復から始まった治療法であるために、美しさ(審美)はあまり追求されていませんでした。一方、前歯の治療では、人工物と区別ができないくらい自然な美しさが要求されます。審美インプラントは、完全に解決していない部分もあり、アドバンスな治療であります。
今回は、審美インプラントを成功させるための、術前の診査、手術法、被せ物の調整法について述べました。両会とも、色々なディスカッションをすることができました。
インプラントセンター九州は、開業医の先生が中心ですで、患者様の治療をよりシンプルに行うにはどうすればいいか等の、質問や意見が出ました。
九州大学は、臨床医や研究者が中心ですので、臨床的な話から、基礎研究の話までディスカッションをすることができました。特に、講演終了後、骨再生法や結合組織移植法について、先生方と掘り下げたディスカッションができたのは有意義でした。大学院生の先生とは、軟組織とインプラントや歯の接合様式を組織学的な見地からのディスカッションをしました。私も、長崎大学やスタンフォード大学で、細胞生物学、分子生物学的研究をしていたために、基礎研究の話は大好きです。懐かしさも手伝って非常に楽しいディスカッションができました。
当院では、周りの歯と区別ができないぐらいの審美インプラントができるようにしています。また、レベルの高い歯科治療をするために、スタッフ一同日々研鑽をつんでいます。このような機会に発表、講演し、多くの先生方の御指導を頂きながらさらに高いレベルの治療を目指すようにしています。そして、皆様方に一流の治療をご提供したいと考えております。
お口のことや、インプラントで御相談があれば、是非ご来院ください。
くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター
院長 市丸英二