くらのうえ市丸歯科ブログ

お口の健康を守りたい

アクロス福岡で開催されたOJセミナーに参加いたしました①

2010年07月16日 | 外部セミナー
7月10、11日と2日間にわたり福岡のアクロス福岡で開催されました、OJセミナーに参加して来ましたので、ご報告させていただきます。

OJセミナーとはOsseo integration Study Club of Japanの略で、
主にインプラント治療に関するスタディーグループの一つが主催するセミナーです。
今回は、「天然歯Vsインプラント」というテーマで行われました。

昨今、歯科治療は、インプラント治療の普及に伴い、安易に抜歯を行って、インプラントに置き換える傾向にあります。
そこで、初心に立ち返って、天然歯(ご自分の歯)をいかにして保存するかを今回のテーマにしたそうです。
ハーバード大学歯学部歯周病学臨床准教授のMyron Nevins先生と日本でインプラント治療の第一線で活躍されている先生方が講師でした。
詳細の内容に関しては、専門的な話になりますので、割愛させていただき、今回はセミナーを通して抱いた意見を述べたいと思います。

インプラント治療は、なくなった歯を補う最良、最善の手段であることは間違いありません。
しかし、天然歯の方がインプラントよりも優れていることを忘れてはいけないと思います。インプラント治療は、天然歯と置き換えるのではなく、天然歯を守るために行うものです。

そのため、われわれ歯科医師は、天然歯を長持ちさせる方法を第一に考え、その方法の一つとしてインプラント治療を選択すべきだと思います。
当院でもインプラント治療を数多く行っていますが、今回のセミナーの内容は、当院の市丸院長の考え方、すなわち、当院のかかげる歯科治療のモットーと一致していたことや、当院の治療が報告された症例と比べて見劣りしていなかったことから、自身をもって日頃の診療に望めると思いました。

今後も、このような院外セミナーに積極的に参加し、
そこで得た知識や技術を少しでも患者様に還元できたら幸いだと考えています。


くらのうえ市丸歯科 
歯科医師 山口 竜亮

アクロス福岡で開催されたOJセミナーに参加いたしました②

2010年07月16日 | 外部セミナー
こんにちは。くらのうえ市丸歯科 歯科衛生士の小川です。
去る7月18日にアクロス福岡にて開催された
OJセミナーに、当院の山口と参加しましたのでご報告させて頂きます。

OJについては山口が記載しておりますが
今回のセミナーではドクターセッション、衛生士セッションがあり
私は衛生士セッションに参加させていただきました。

衛生士セッションでの内容は
やはり天然歯(自分の歯)と、インプラントとの違いがテーマでした。

5年前に、当院でも「歯科衛生士のインプラント治療における役割」という表題で
日本歯周病学会にて発表させていただきましたが
当時はまだ、インプラントについての発表をする医院は少なかったように思います。

今回の講演では、インプラントのメインテナンスについても
多く学ぶことがありました。
ディスカッションの時間も多く設けてあった為、
気になる点での質問をすることもでき、充実した時間を過ごすことができました。