オイルポンプからのオイル漏れ、、、
組みあがったポンプをエンジンに取り付けました。
そしてエア抜きの為にエンジンを始動して、、、スロットル全開の位置にプーリーを固定して、、、
オイルが出てくるのを待っていたのですが、、、
れれれ、、、出てきません。。。
組み方間違っちゃったのかな? と、各部を点検していたら、、、
発見いたしました。
上のパーツリストの図の32番のユニオンボルトですが、、、
46番のニップルを固定してホースにオイルを導くんですが、、、
29番のボールと30番のスプリングを押し付ける役目もしています。
で、、、30番のスプリングですが、、、
このユニオンボルトの中に2/3ほど入ってボールを押し付けます。
が、、、この新品のユニオンボルトにはうまくスプリングが入らないことが判明しました。
入らないのでボールを押し付けるチカラが大きくなり、オイルが出てこられなかったのです。
ボールとスプリングはチェックバルブの機能をしていますが、スプリングが強すぎるとオイルの圧送が出来ません。
ちゃんとパーツリストの番号で注文したんですが、、、
仕方なく古いユニオンボルトで組み付けをいたしました。。。
アタマがナメテいるので、、、ほんとは交換したかったのですが。。。
もちろんオイルは正常に出てきまして、、、
組み付け完了! です。。。
このまま数日放置して、、、漏れの点検をしてみます。。。
今回のオーバーホールで一番気になった部分が、、、
ここのサビです。。。
下の写真の左の白いプーリーが付いている部分になります。
赤矢印の右は、、、オイルポンプ内で、、、オイルが満たされています。
左はポンプの外になり、、、長い年月で、、、サビが発生。。。
この境目がオイルシールで仕切られています。
新しいオイルシールを投入しましたので、、、直ったはずですが、、、
また漏れるようでしたら、、、どうしようか???
その時はまた考えますか。。。
今回オイルシールに、、、ほんのちょっとですが、、、細工をして組みましたので、、、大丈夫! なはずです。。。
オイルポンプのオーバーホール。。。
メカニックとしての収穫が大きかったです。
まず部品を頼む為の部品番号が解らないのを、、、克服して、、、(長年の経験や感?も必要か)
細かい分解作業ですが、、、まあ、、、乗り越えて、、、
エンジンをかけて、、、オイルが出てきた、、、達成感!
また懐が深くなった???
構造としては、、、プランジャーのストロークと速さをコントロールしているだけで、、、漏れが無いようにシールしているという部品なので、、、部品があれば直せる事が解りました。
で、、、部品がまだ あるじゃん! Y社に。
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