作業を進めます。。。
年末ですので、、、宿題を残したくありません。。。
フロントフォークですが、、、オイルが入っている? のかくらいは点検をしておきたいので、、、オイル交換をいたします。
このフォークですが、、、車種が、、、XR650の物ではなく、、、他の機種の流用をしています。
トップブリッジとステムのクランプ部に製作したスペーサーが挿入されていて、、、
このフォークを使えるようにしています。。。
でも、、、オーナー様は、、、今まで気づかずに、、、また、前オーナー様からも聞いていなかったようで、、、何のフォークなのかが解りません。
今回お客様から依頼を受けて、、、整備、修理を進めてきた内容からすると、、、フォークもオーバーホールをして、、、初期化したいのが老メカの考えなのですが、、、機種が解らない、、、という致命的な問題がありますので、、、
トップキャップを外して、、、油面を測定して、、、オイルを入れ替えて、、、元の油面に戻して、、、終わりにします。
トップキャップをダンパーロッドから外し、、、そーーーーーっとスプリングを抜いて、、、物差しで油面を計ると、、、
フルストロークで140mmでした。。。
そして、、、逆さにして、、、古いオイルを排出します、、、インナーチューブやダンパーロッドをストロークさせて、、、出来るだけ捨てます。
その後は、、、純正のオイルを適度に入れ、、、ストロークさせて、、、エア抜きをして、、、
140mmの油面に吸い出して、、、
スプリングとトップキャップを取り付け、、、
完成です。
排出したオイルは、、、
汚れはありましたねえ。。。
全バラで洗浄をしていませんので、、、汚れが残って入るでしょうが、、、これでご勘弁ください。。。
ステムの調整、、、ここで乗り味が変わってくる事もありますので、、、重要な調整になります。。。
トップのナットの締め具合でも、、、調整が変わってしまいます。
以前は、、、このトップナットを締めるのに(緩めるのに)通常のメガネレンチやソケットレンチで作業をしていました。。。
その為にハンドルバーをトップブリッジから外して、、、浮かして、レンチが入るようにしていましたが、、、
この薄いレンチが手に入ってからは、、、ハンドルバーとのすき間から締める(緩める)ことが出来ますので、、、とても楽に早く作業が出来ます。
便利です。。。
で、、、このナットから水が入って、、、今回の被害に発展してしまいましたので、、、
老メカ手製の対策部品を、、、
取り付けました。。。
このパイプの先に、、、タンクのブリーザーホースを差し込みます。。。
これで防水&呼吸の対策は完了です。。。
作業の順番を追って 、、、ブログ記事にしていますので、、、記事は少し日にちが経っていて、遅れています。
現在は本年内の納車を目指して、、、作業を進めていたのですが、、、米国からのビッグタンクの入荷が遅れていて、、、微妙な雰囲気が漂ってきているのと、、、
最終段階に差し掛かってきたので、、、試走をしていて、、、
もうひとつ、、、いや、、、ふたつ、、、みっつ、、、と、、、
問題が発生してきました。。。
微妙な感じが、、、
宿題になりそうな。。。