昨日までのフロント廻りの記事はエンジンが出来上がる前にやっておいた作業で、、、フレームにはエンジンが搭載されていませんでしたが、、、
現在はエンジンが載っていて、、、
11月30にの記事で、、、エンジン始動を試みようとしていて、、、
キャブレターからのガソリン漏れが止まらず、、、
フロートバルブを注文、、、したところでしたが。
で、、、キャブレターをもう一度外して、フロートバルブの交換をするのですが、、、
このキャブレター TM36 って老メカは初めてで、、、
実際の油面 実油面 はどんな位置なのかな? って、ふと思ったり、、、しました。
でも、、、ドレンパイプなんて付いていないので、、、計る事が出来ません。
出来ない、、、って言っていても出来ないので、、、
出来るようにしましょう。
キャブレター下のメインジェット交換用のカップに、、、
5mmのネジを切って、、、
ニップルを取り付けてみました。
そして、、、
このように透明のホースを取り付けて、、、ガソリンを満たすと、、、
フロートが制御しているガソリンの油面を外から見る事が出来ます。
この写真で合わせ面から+3mmほどです。
先日はサイドスタンドで少し傾いている状態で、、、ガソリン漏れが止まらなかったのですが、、、
バイクの傾きで油面は変化するけど、、、
それでもそんなにガソリンが溢れて出てほしくは無いですね。
とりあえず、、、ここまではフロートバルブは古いままの実験です。
キャブレターのフロートチャンバーを外すと、、、
中央に突き出ている真鍮のパイプがオーバーフローパイプで、、、
このパイプは合わせ面より、、、
+6mmほど突き出ています。
この高さより油面が高いとガソリンが外に捨てられるのですが、、、
この前は、、、なにか?引っかかったり、調子が悪かったのかなあ、、、でも油面+3mmはギリギリなのかも、、、
という疑問が老メカにはあるので、、、メーカーにメールでフロート高と実油面を問い合わせをいたしました。
すると、、、数時間後ですが、、、電話がありました。
電話は、、、M社キャブレターの代理店の方で、、、メーカーからの依頼で電話を下さりました。
で、、、その方にTMキャブレター事をいろいろと聞いたのですが、、、
フロート高 17mm +-1mm。。。
そして実油面は、、、
マニュアルには、、、
書いていません。。。
と言う事です。
フロート高が合っていれば、、、油面も合っている、、、
そうですよね、合っていて当たり前なんですが、、、
老メカの経験では、、、必ず合っている、、、とは限らないのが、、、今までの経験です。
個々の微妙な寸法公差での微妙な油面寸法の誤差、、、そんな経験をしていますので、実際の油面を見て、そしてマニュアル値と比べてみたかったのです。。。
今度はフロートバルブを新品に交換をして、、、
油面を見ます。。。
ほんのちょっと高い???
など、、、微調整を数回して、、、
フロートの高さを確認したら、、、
20mmでした。
マニュアル値からは外れてきましたが、、、
このフロート高で油面を計ったら、、、
合わせ面から 0mm 。
この油面で様子を見ようと思います。
調子が悪ければ元に戻せば良いし。。。
実油面の測定でした。
これでエンジンはかかるのか???
倉庫には、、、老メカの好きな、、、オフ車が多くなっています。
そんな倉庫の仲間に加わったこのバイク、ティさんが乗っていただけるとの事なので、、、保管いたしました。
ティさんですから、、、キャブを開けて点検しておきますか。
完調で乗ってもらいたいですからね。