昔のバイクでしたら、、、ガソリンは、、、キャブレターを使ってエンジンに送っていましたが、、、
今の時代のバイクは、、、インジェクション 電子制御でガソリンを適量噴射させています。
昔って乗らないで放置したり、乗っていてもゴミやホコリで、、、キャブレターが目詰まりして、、、エンジンが不調になる事がありまた。
そんな時は、、、
キャブレターを分解掃除して、また元気に走れるようにいたしました。
でも今はガソリンを電子制御で噴射させています。
このあたりの構成部品のトラブルってあまりありませんが、、、
まったく無い訳ではありません。
まずは、、、電子制御ですので、、、電気が無いとエンジンを掛けることさえ出来ませんので、元気の良いバッテリーは必要です。
主要構成部品は、、、燃料ポンプとスロットルボディ、そしてインジェクターですね。
その他には、、、コントロールユニット(コンピューター)と各種センサーなどなど。。
昔のキャブレターだと、、、キャブレター本体や各ジェットが目詰まりいたしましたが、、、
インジェクションでも、、、
スロットルボディのバタフライ付近やアイドルポートが汚れで不調になったり、、、という故障もありますので、インジェクションだからってまったく故障知らずって訳ではありません。
もうひとつ、、、インジェクターという部品ですが、、、
この部品にフェールポンプから圧力が加わったガソリンがホースで導かれています。
そしてコントロールユニットの指令で、、、電磁弁を作動してガソリンが噴射いたします。
この電磁弁ですが、、、ゴミが溜まったり、、、って事もありますよね。
不調のインジェクターではガソリン噴射時の霧化が悪くてエンジンが不調になる事があるんです。
そんな故障、不調を改善する処理が近年出来るようになった、、、のを老メカも知りました。。。(情報に疎い!)
その加工をマジックインジェクターというんだそうです。
例えば、、、
4気筒のインジェクターが噴射量が不揃いだと、、、エンジンは快調に運転できません。
そこで、、、マジックインジェクターの加工をして、、、
4本ともキレイな霧状の噴射と、、、4本とも同量の噴射量にする事で、エンジンを元気にさせることが出来ます。
インジェクションだからってメンテナンスフリーって訳ではありません。
コンピューターが指示しているガソリン量の噴射が本当に出来ているのか?
そして、、、噴射時の霧化が良く出来ているのか?がポイントですね。
霧化が良ければ燃焼が良くパワーが出る、パワーが出ればアクセルをあまり開けなくても走る、、、そして燃費も良くなる。。。
良い事ばかりです。
インジェクター、、、ちょっとこれからいじってみようかと思います。
今、マジックインジェクターの加工から帰ってきてるのは、、、ミニろくっていう6時間耐久レースに出場しているマシンYZF-R15用で、、、もっとエンジンが回る様に!という思いを込めて。。。
さてどうでしょうか?
もう1台、カブ110も加工中で、、、お客様の声が楽しみです。
当店一国にマジックインジェクターの加工機はありませんので、懇意のショップ様にお願いしてるのですが、脱着などはもちろん一式いたしますので、興味がある方はご相談を!
今夏には、、、姉妹店であるサイクルワークスにシャシーダイナモが導入されます。
各種調整をして、やっただけのパワーが出たのか?を目で見て解る!これもまた楽しみです。